多摩の酒蔵めぐり

多摩の酒造めぐりの写真
地酒ラインナップ

2月になって昨年の秋に仕込んだお酒もそろそろ出回る頃となったので、多摩にある酒蔵をオートバイに乗って訪ねてみることにしました。

平成になってから廃業した酒蔵や、醸造を外部委託してブランドだけとなってしまった酒蔵もあり、現在は以下の6軒の酒造所が多摩で酒を醸しています。

福生市熊川 石川酒造株式会社「多満自慢」
青梅市沢井 小澤酒造株式会社「澤乃井」
福生市福生 田村酒造場「嘉泉」
東村山市久米川町 豊島屋酒造株式会社「金婚正宗」
あきる野市牛沼 中村酒造場「千代鶴」
あきる野市戸倉 野﨑酒造株式会社「喜正」

今回は、この6軒の酒蔵を一筆書きにして一気に巡ることにしました。もっとも、A爺さんは相変わらずの思い付きで行動するため、事前に蔵の見学を予約していた訳でもなかったので、そんなに時間もかからず一日で回り切ることができました。

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中村酒造場

多摩の酒蔵めぐりの写真
中村酒造

秋川が流れる圏央道「あきる野IC」の直ぐ近くで、滝山街道沿いにある酒蔵です。
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滝山街道に面した二階建ての土蔵が「酒造り資料館」とお酒の販売所を兼ねており、所狭しと酒造りに使用した道具類が置かれています。ちょうどA爺さんが訪ねた時は、蔵中でおばちゃんが酒糟の袋詰め作業を一人で行っていました。特に試飲のサービスなどは行っていませんでしたが、予約をすれば蔵の見学はできるようです。

今回購入したお酒は、千代鶴のしぼりたて純米生原酒720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
千代鶴

アルコール分:17%以上18%未満
酸度:1.7
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:麹米60% 掛米65%
日本酒度:+2
甘辛度:中口
価格:1,210円(税込み)

 

― 参考情報 ー 中村酒造場のHP

 

野﨑酒造株式会社

多摩の酒蔵めぐりの写真
野﨑酒造株式会社

JR五日市線の武蔵五日市駅から、檜原街道を奥多摩方面へ2.5Kmほど行った戸倉という地区にある酒蔵です。
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檜原街道から旧道に入った立派な門のある板壁に囲まれたお屋敷風の場所が酒造場で、門から入って左側にある建物がお酒の販売所です。A爺さんが訪ねた時は、販売所に野﨑社長の奥様がいて、話を伺ったところ現在は社長自らが杜氏となり酒の仕込みを行っているとのことでした。特に試飲のサービスや蔵の見学などは行っていませんでした。

余談ですがA爺さんは、この酒蔵のある旧道を以前から良く通っています。八王子市上恩方地区とあきる野市戸倉地区を入山峠を越えてつなぐ「盆掘線」という林道があり、全線が舗装ですが山深く気軽に秘境感を体験できるので、お散歩ツーリングとして森コーヒーや森ランチを楽しんでいます。

今回、購入したお酒は喜正の純米酒720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
喜正

アルコール分:15%以上16%未満
酸度:1.6
原材料:国産米
精米歩合:60%
日本酒度:+2
甘辛度:やや辛口
価格:1,188円(税込み)

 

ー 参考情報 ー 野﨑酒造株式会社のHP

 

小澤酒造株式会社

多摩の酒蔵めぐりの写真
小澤酒造株式会社

青梅街道に面しており、街道の山側が酒造場で谷側の多摩川沿いが飲食などができる施設となっており、JR青梅線の沢井駅を降りて直ぐの場所にある酒蔵です。
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こちらの酒蔵は観光施設としても有名で、酒造場に加えて試飲処、お酒やお土産の売店、野天の軽食処、和食の食事処、豆腐会席料理屋、かんざし美術館などがあります。蔵の見学は、1日に4回あり(11時、1時、2時、3時)、所要時間45分で各回定員40名とのことです。

今回、購入したお酒は澤乃井の純米本地酒720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
澤乃井

アルコール分:15%以上16%未満
酸度:1.8
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:麹米65% 掛米65%
日本酒度:+1
甘辛度:中口
価格:1,130円(税込み)

 

ー 参考情報 ー 小澤酒造株式会社のHP

 

田村酒造場

多摩の酒蔵めぐりの写真
田村酒造場

西側の多摩川と東側の玉川上水に挟まれた場所にあり、JR青梅線の福生駅から西に向かって1Kmほど行った場所にある酒蔵です。
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広い敷地内には各種施設がゆとりを持って配置されていました。特に試飲のサービスなどは行っていませんでしたが、立派なお酒の展示施設があり、販売は事務所で行っていました。事前に予約をすれば蔵の見学はできるようです。

今回、購入したお酒は嘉泉の特別純米酒幻の酒720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
嘉泉

アルコール分:14%以上15%未満
酸度:1.5~1.7
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:60%
日本酒度:+1~+3
甘辛度:やや辛口
価格:1,134円(税込み)

 

ー 参考情報 ー 田村酒造場のHP

 

石川酒造株式会社

多摩の酒蔵めぐりの写真
石川酒造株式会社

奥多摩街道と睦橋通りが交差した多摩川沿いの場所にあり、日本酒と麦酒の酒造場があります。JR青梅線の拝島駅から西に向かって1Kmほど行ったところにある酒蔵です。
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こちらの酒蔵は観光施設としても有名で、酒造場の他に資料館、お酒やお土産の売店、和食の食事処、ビヤーホールなどがあります。A爺さんが訪れた日も、外国人の観光客が団体で見学に来てました。事前に予約をすれば蔵の見学はできます。

今回、購入したお酒は多満自慢の純米無濾過720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
多満自慢

アルコール分:15%未満
酸度:1.3
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:70%
日本酒度:±0
甘辛度:中口
価格:972円(税込み)

 

ー 参考情報 ー 石川酒造株式会社のHP

 

豊島屋酒造株式会社

多摩の酒蔵めぐりの写真
豊島屋酒造株式会社

多摩湖の東側で西武新宿線とJR武蔵野線に挟まれた住宅地の中にある酒蔵です。西部新宿線の東村山駅東口から、北東に向かって1Kmほど行った場所です。
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普通の住宅街の中にある酒造場のため「金婚」と書かれた貯水タンクと煙突が無ければ、普通の町工場と思って通り過ぎてしまうところでした。販売と試飲を兼ねた立派な檜造りのホールがあり、A爺さんが訪ねた時には二人の女性客が腰据えて試飲をされてました。対応してくれた蔵人の方はとてもフランクで親しみやすく、立派なパンフレットもいただきました。事前に予約をすれば蔵の見学ができるようです。

今回、購入したお酒は金婚の純米吟醸酒720mlです。

多摩の酒蔵めぐりの写真
金婚

アルコール分:15%以上16%以下
酸度:1.6
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:55%
日本酒度:+1
甘辛度:中口
価格:1,728円(税込み)

 

ー 参考情報 ー 豊島屋酒造株式会社のHP

 

感想

六つの酒蔵をめぐってみて飲んでみたいお酒がたくさんあったのですが、今回はオフロードバイクのCRF250Lで出かけたので、改造した小型パニアアケースでは4合瓶6本を搭載するのが限界でした(^^;

今回の酒蔵めぐりでは、手ごろな価格の純米酒を中心に購入してきました。これから各蔵のお酒をじっくりと飲み比べて、気に行ったお酒を見つけたいと思います。

 

 

地球磁場逆転期の時代「チバニアン」

チバニアンの写真
露出している地層

「チバニアン」って?

最近、話題となっている千葉県市原市の養老川沿いにある約77万年前の地層を見学してきました。

ここは約77万年前に地球の磁場が逆になっていたことを証明する地層が地表に吐出しており、地球の歴史を調べる研究において重要な場所として以前から注目されていました。

地球誕生から現在まで46億年の期間を時代ごとに区切ったものを「地質年代」と言うそうで、その各年代を小区分に分類した時代名称が一部決まっていませんでした。

今回、この地層を地質時代の境界を代表する「国際標準模式地」として日本の研究機関が申請し、約77万~12万6千年前の時代名称としてとして「チバニアン」(千葉時代)と命名される手続きが国際地質科学連合で進み、学術的な名称として世界共通で使用される見通しになりニュースにもなっていました。

学術的な地質時代区分で言うと、「新生代>第四紀>更新世>中期」にあたる部分の時代名称となるそうです。

A爺さんも以前にGoogleマップ上で「地球磁場逆転期の地層」と表示されているのを見つけ、何時か見学しに行こうかと思っていたので、今回寒い中ソロツーリングで行ってきました。

- 参考情報 -「15分で学ぶチバニアン(千葉時代)」

- 参考情報 - 現地で配布しているパンフレットと駐車場案内図の写真

 

「チバニアン」の所在地

住所は千葉県市原市田淵1898となっていますが、実際は養老川に侵食された東側の岸辺にある垂直な崖地です。(上流に向かって左側)

以前は県道81号線から養老川側へ50mほど入ったところにある田淵会館の駐車場が利用できましたが、最近は訪問する人が急増しため車やオートバイは約1.2Km離れた臨時駐車場(無料)か、または小湊鉄道の月埼駅前駐車場に置いて、無料のシャトルバスで現地までを送迎する方式に規制されています。その他に第二駐車場(車が10台分ぐらい)もありましたが、こちの駐車場からは徒歩のみになります。

- 参考情報 -
「旧南部老人福祉センター」駐車場(シャトルバスあり)
小湊鉄道「月埼駅」駐車場(シャトルバスあり)
第二駐車場(徒歩のみ)

A爺さんが訪問した当日も、県道81号線の「田淵会館」入口を示す看板がある丁字路に警備員さんが2人立っており、県道側から進入してくる車両を追い返していました。

A爺さんも追い返されてしまったので、今回は「旧南部老人福祉センター」の臨時駐車場までオートバイで行き、そこにオートバイを置いてシャトルバス(貸切にした普通の路線バスでした)で現地に行きました。

ちなみに今回のツーリングのルートは、アクアラインと一般道を使ったルートで片道約2時間30分かかりました。

- 参考情報 -
行きのルート
帰りのルート

 

現地に到着したら

訪問したのは2018年1月6日(土)の午後2時頃でしたが、前日に雪が降ったみたいで、晴天の午後だというのに路上にはまだ雪が残っていました。

今回、A爺さんはオフロードバイクで行ったので、オフロードブーツをしっかり履いていたため滑ることはありませんでしたが、この先の道の状況が思いやられました。

養老川へ降りる歩道の入り口には、学術的な説明、地元の活動紹介、見学の注意事項などの色々な看板が設置されており、配布用の資料なども置いてありました。

歩道の最後では養老川の川床に降りるのですが、歩道ではなく登山道レベルの急な泥の斜面となっており、上から後続の人が落ちてきても不思議じゃないぐらい危険な道でした。

危険な急斜面なので竹製の手摺も設置されていましたが、オフロードブーツを履いていても滑る様な状態なので、普通の革靴などでは安全に降りることはできないと思います。

この急斜面を降りた川床部分は固い粘土質となっており、よく見かける河原の様な石とか砂利は殆ど無く、また残雪も無くてとても歩きやすかったです。

ただし、川が増水した時には冠水して非常に危険な場所なので、雨の日やその翌日には行かない方が賢明だと思います。

下の写真は地球磁場逆転期の地層前を流れる養老川で、左側が上流、真ん中が対岸、右側が下流側の景色です。

 

地球磁場逆転期の地層に行ったら

やっとの事で地球磁場逆転期の地層が見られる崖に到着したら、何と見学者用の歩道整備のため工事中で、一部が立ち入り禁止となっていました。

一番見たかった磁場逆転帯、磁極遷移帯、正磁極帯の3つの地層が同時に見られる場所が見学できなくてガッカリ。

それでも何とかデジカメを望遠にして、発見された地層帯の写真だけは撮ってきましたが、もっと近くで実物を見てみたかったです。

下の写真の説明標識にある通り、地層帯に打ち込んだ赤の杭が磁場逆転時代の地層帯、黄色の杭が磁極遷移時代の地層帯、緑の杭が正磁極の地層帯(現在)を表しています。

 

感想

今回は寒い中、頑張って地球磁場逆転期の地層を見に行ったのですが、隣接の駐車場は利用禁止だし、雪は残っているし、現場は工事中だしと良いとこ無しの悔いの残るツーリングとなってしまいました。

季節が暖かくなり整備工事が終わった頃に、人のいない早朝を狙って再訪問したいと思います。

今回ひとつだけ満足したのはメインの目的ではありませんが、途中でランチを食べに寄ったカフェ「Felicia」(旧「相模屋」)で、ローストビーフ丼とチーズケーキを食べたことでした。とっても美味しかったです(^^;

- 参考情報 - 食べログ

 

 

 

いな穂のかなぶん亭

いな穂のかなぶん亭の写真
「いな穂のかなぶん亭」の看板

シーズンオフの楽しみ

A爺さんが冬のシーズンオフに楽しんでいるのが、Googleマップなどのインターネット上の情報を収集しながら探査する妄想ツーリングです(^^;

以前、Googleマップを使って埼玉県の越生町、ときがわ町周辺の林道を探査している時に、鳩山町で気になる屋号のお店を見つけました。Googleマップのストリートビューで見てみると、お店の回りにある看板から食事処の様でした。

林道探査をしていると辺鄙な場所で、小洒落た名前の拘ったカフェなどを見つけけることがありますが、しかし「いな穂のかなぶん亭」というこのユニークな屋号に勝るお店は今まで出会ったことがありませんでした。いやぁ~、本当にこのネーミングには脱帽です。

さっそくインターネットで「いな穂のかなぶん亭」に関する情報を色々と探しましたが、どんなお店なのかを知りえる情報が全く見つけられなかったので、ずっと気になっていました。そのため何時かは実際に行ってみなければと思っていのですが、発見してから1年越しでやっと行ってきました。

お店の場所は、鳩山町にある「おしゃもじ山公園」の横を通る埼玉県道171号線(ときがわ坂戸線)の丁字路の交差点から約450m入った住宅街の外れにあります。

具体的には埼玉県道171号線と343号線が交差する「今宿」交差点から鳩山町役場に向かって北西へ約200m進んだ信号機のある丁字路を左折して、約350m直進し突き当たった丁字路を左に曲がって約50m進むとお店があります。

お店の前には駐車スペースが約5台分あります。
― 参考情報 ― 食べログ

お店に行ってみた

「いな穂のかなぶん亭」の写真
お店の入口

お店の入口のドアからして怪しい雰囲気が漂っていますが、勇気をもってドアを開けて店内に入ってみると、すぐ目の前がカウンター席となっていて、右側に小上がり、右奥に座敷がありました。そして店主らしき親父さんと女性(奥さん?)が迎えてくれました。

店内には昼食を摂りに来た常連さんが既に2人いて、A爺さんもカウンター席に座りました。

お店の外観と屋号からは、店内がどんな風になっているのか全く想像できませんでしたが、店内は年季の入った昭和の雰囲気が漂い妙に落ち着く感じがあり、カウンター前にあるオープンキッチン内の棚には手書きのメニューが所せましと貼ってありました。

微妙にカウンターと椅子の高さが合わず、カウンターの方が少し高いのには笑えました。

このお店は昼の午前11時~14時は食事処、夕方の17時以降は居酒屋となっているようで、店内の壁には夜のメニューも沢山貼ってありました。

ランチメニューはテーブルに置いてありましたが、田舎の小さな食堂ですが期待を裏切る豊富なランチメニューにビックリしました。

 

 

ランチを食べてみた

「いな穂のかなぶん亭」の写真
ポーク生姜焼き(肉2枚)

写真は「ポークの生姜焼定食」で、大きな豚肉(100g)が2枚乗っかって850円です。肉も柔らかくて量もあり、とても美味しかったです。

その他には、カツカレーは揚げたての大きなトンカツが乗っかっていてミニサラダ付きでした。

ピザは生地が厚く具だくさんでボリュームもあり、田舎の食堂で出すレベルを超えており大満足でした。

醤油ラーメンはあっさりとした中華蕎麦という感じで、豚骨系などのこってりが好きな人には物足りないかもしれません。

 

 

感想

「いな穂のかなぶん亭」の写真
ホットコーヒー

良い意味で期待を裏切ってくれた「いな穂のかなぶん亭」でした。お酒の好きなA爺さんとしては夜の居酒屋の部も探検してみたいところですが、徒歩圏内に宿泊施設が無いのが残念です。

一番近い宿泊できそうな場所は、温泉施設に併設されたキャンプ場「ゆうパークおごせ」でお店から約6.1km離れています。

そんなことで「いな穂のかなぶん亭」は、ボリュームがあり、美味しくて、お財布にやさしい、三拍子揃ったコスパの良い食事を提供してくれるお店でした。

これからも、ときがわ町周辺の林道ツーリングに行った際には、利用したいと思います。

 

沈む橋を探索してみた

沈む橋の写真
CRF250Lと島田橋

 

「冠水橋」と「流れ橋」

よくテレビ番組などでは四万十川の「沈下橋」の映像が紹介されます。そんな映像を見ていて何となく「沈下橋」なんで身近に無いものと勝手に思い込んでいました。

ところが、A爺さんが林道ツーリングでよく行く越生町や都幾川町の周辺にある河川にも何と「沈下橋」存在することが分ったので早速探索に行ってきました。

ちなみに埼玉県の西部では「沈下橋」のことを「冠水橋」と呼んでいるようです。また、歩行者が川を渡れるように設置した規模の小さな橋は「流れ橋」と呼んでいるようです。

「冠水橋」も「流れ橋」も河川が増水した時は、どちらの橋も水没することを最初から想定して造られています。

今回、探索して見つけた「冠水橋」や「流れ橋」を以下に紹介します。

 

 

入間川

阿須・岩沢ながれ橋

沈む橋の写真
入間川「阿須・岩沢流れ橋」

飯能市内を流れる入間川に掛かっている「冠水橋」です。歩行者専用のため分類としては「流れ橋」ですが、橋脚部分は頑丈なコンクリート製で橋桁部分は木材で作られている立派な橋です。

入間川の北側にある岩沢運動公園と南側にある阿須運動公園の利用者が行き来できるように設置されています。

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高麗川(こまがわ)

若宮橋

沈む橋の写真
高麗川「若宮橋」

坂戸市の厚川地区を流れる高麗川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制は特に標識がありませんが、両岸にある進入路には一般車両を規制する標識がありました。

しかし橋の両端に設置されている標識には通行する農耕車、バイク、自転車に対して、歩行者に注意するように促す警告が表記されているので、歩行者に加えてこれらの車両は通行できる様です。

以前あった木造の橋は2年前の増水で流されてしまい、2016年3月に完成した現在の橋は橋脚部分がコンクリート製で、橋桁部分は鉄骨と木材で造られている頑丈なものになっています。

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多和目天神橋

沈む橋の写真
高麗川「多和目天神橋」

坂戸市の多和目地区を流れる高麗川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制は、重さが1tまでの車両なら通行ができます。橋脚部分は鉄骨とコンクリート製で、橋桁部分が木材で造られています。

橋の上流側には流木から橋脚を守るために、太い丸太を斜めに設置してあるのが圧巻ですが、過去の増水で何本かが消失している様です。

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ドレミファ橋

沈む橋の写真
高麗川「ドレミファ橋」

日高市にある曼殊沙華(彼岸花)で有名な巾着田に接して流れる高麗川に設置された「流れ橋」です。巾着田の南側にある梅原地区から崖を降りてくる遊歩道と接続しています。

橋脚部分はコンクリート製で橋桁部分は木材で作られている橋です。この規模の「流れ橋」が標準的なもので、この様なタイプの橋が周辺にある河川に多く設置されています。

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越辺川(おっぺがわ)

八幡橋

沈む橋の写真
越辺川「八幡橋」

坂戸市の小沼地区を流れる越辺川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制は、重さが2tまでの車両なら通行ができます。橋脚部分も橋桁部分も全て木材で造られています。そして橋の上流側には流木から橋脚を守るために、太い丸太を斜めに設置してあります。

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島田橋

沈む橋の写真
越辺川「島田橋」

坂戸市の島田地区を流れる越辺川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制は、重さが1.5tまでの車両なら通行ができます。橋脚部分も橋桁部分も全て木材で造られています。そして橋の上流側には流木から橋脚を守るために、太い丸太を斜めに設置してあります。

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都幾川

稲荷橋

沈む橋の写真
都幾川「稲荷橋」

東松山市の下唐子地区を流れる都幾川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制については特に標識がありませんでしたが、訪れた時は普通車が何台も通行していました。橋脚部分も橋桁部分も全てコンクリートで造られています。橋の橋脚の下流側には流出防止のために床固め工事が施されています。

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鞍掛橋

沈む橋の写真
都幾川「鞍掛橋」

東松山市の神戸地区を流れる都幾川の両岸をつなぐ「冠水橋」です。重量規制については特に標識がありませんでしたが、訪れた時は普通車が何台も通行していました。橋脚部分は鉄骨製で橋桁部分はコンクリートで造られています。

今回はシーズンオフのため閉鎖されていて利用できませんでしたが、橋の両側にはバーベキュウーができる施設があり売店やトイレも設置してありました。

また鞍掛橋から50mぐらい下流には、川を渡れる様に飛び石が設置されていました。

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「抜け道」の紹介(中央自動車道が渋滞した時)

行楽シーズンの休祭日、夕方に中央自動車道の上り線を東京方面へ走行すると、上野原IC、小仏トンネル、八王子JCTなどで渋滞が発生していますよね。
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迂回ルート図
中央自動車道経由のルート

そんな時にA爺さんが「抜け道」として、利用する2つの迂回ルートをご紹介したいと思います。

私の場合はオートバイでの利用がほとんどですが、たまに嫁が同伴している時には車でも以下に紹介する2つの迂回ルートを利用しています。

この迂回ルートの特徴は、大月市から相模湖町までの間、混雑が予想される国道20号線(甲州街道)の走行を回避できる点です。

2つの迂回ルートとも中央自動車道の大月ICを降りてから、神奈川県相模原市緑区藤野町までのルートは共通です。

迂回ルートのエントリーポイントは、中央高速道を大月ICで降りたら東京方面へ出て、国道20号線(甲州街道)の上り車線と合流します。合流後に約600m直進すると道路左側に防災無線の鉄塔(火の見やぐら)があるので、その横にある狭いY字路を左折して進入します。
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特に迂回ルートの途中、大月市猿橋町からは中央自動車道の上り線に沿った一般道を通るので、高速道路で渋滞している車を見下ろして走れるのが気持ち良いです。
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また、迂回ルートの途中には中央自動車道の下り線側サービスエリア「EXPASA談合坂(下り)」に併設されている一般道利用者用の駐車場があり、一般道利用者もサービスエリアに立ち寄れるので、トイレ休憩や食事・買い物などもできます。
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「EXPASA談合坂(下り)」を通過した直後に跨線橋で中央自動車道の上を渡った先にある一般道は中央自動車道の「廃道区間」となっており、過去に高速道路として使用されていた道路がそのまま一般道となっていて、高速道路当時の道路標識がそのまま残っているとても珍しい道となっています。
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相模湖から先については東と北にルートが分かれ、国道20号線(甲州街道)を使って東へ直進して大垂水峠経由で八王子市内へ向かう迂回ルート、山梨県道521号線を使って北上して和田峠経由して八王子市内へ向かうルートの2つの迂回ルートの選択ができます。

 

一般道で大垂水峠経由【59.5km】

大月ICで高速道路を降りて、国道20号線を使わずに一般道を使って相模湖東ICまで東に向かう抜け道ルートです。相模湖東ICから先は、国道20号線を使って大弛峠を越えて八王子市内へ行く迂回ルートです。
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迂回ルート図
大垂水峠経由の迂回ルート

 

一般道で和田峠経由【58.2km】

大月ICで高速道路を降りて、国道20号線を使わずに一般道を使って東に向かい、上野原市から先は進路を北に向けて山梨県道521号線、神奈川県道521号線、都道521号線(陣馬街道)を使って和田峠を越えて八王子市内へ行く迂回ルートです。
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迂回ルート図
和田峠経由の迂回ルート

 

どちらを選ぶか

大月ICから八王子市内までの抜け道をご紹介しましたが、A爺さんは基本的に明るい昼間の時間帯でバイクの場合には、北上する和田峠経由の迂回ルートを利用します。また、夜間の時間帯の場合には、東進する大垂水峠経由の迂回ルートを利用します。

和田峠経由の迂回ルートの東京都八王子市側は、ガードレール、カーブミラー、落石防止ネットなどが設置されていますが林道レベルの狭い道となります。さらにバス停「陣馬高原下」から先は、狭い道路にも関わらずバスも走行しているので要注意です。

大月ICから猿橋町、上野原から相模湖東ICまでの道は、地域の生活道路のため分かりづらいと思いますので、曲がるポイントを事前にgoogleストリートビューの画像で確認しておくと、実走の際に役立つと思います。

 

【妄想】耐久林道ツーリング計画(秩父編)

A爺さんの真冬の林道ツーリングの楽しみ方

関東平野の北西部にある林道は冬季閉鎖期間が設定されおり、冬季は走行できない林道が多いため、冬の寒い時期はgoogleマップやWebサイトを調べながら林道ツーリング情報を収集して楽しんでいます。

そんなことをしている時、今まで走行した完抜け林道をつないで一筆書きにし、日帰りの長距離林道ツーリングのルートを考えてみようという事をフッと思いつきました。

設定した条件は、(1)日帰り、(2)オフロードあり、(3)野趣溢れるコース、(4)平均速度は約30Km/h、(5)走行時間は12時間ぐらいを想定して考えてみました。

過去に自身で走行した実績のある林道を組み合わせて考えた結果、以下のような林道ツーリングのルートができあがりました。

ルート図
日帰り耐久林道ツーリングのルート図

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この林道ツーリングのルートは何と総延長約400Kmにもなるもので、平均速度30km/hで走行すると仮定した場合、走行時間が約13時間となる鬼ルートとなっています。

構想当初は、山梨県北部のあるクリスタルラインや南アルプス周辺の林道もコースに入れたいと考えていましたが、日帰りという条件を全然クリヤーできないため、山梨県の北西部方面へ行くことはあきらめ、今回は「秩父編」としてまとめました。

もし、このコースでのオフロード走行を避けたいのであれば、若干距離は短くなりますが山梨県と長野県の県境「大弛峠」経由ではなく、山梨県と埼玉県の県境「雁坂峠」経由にすれば、全コース舗装道となります。

今回の妄想で思いついた「日帰り耐久林道ツーリング(秩父編)」のルート詳細を以下にご紹介します。

 

1. エントランス【約28.5km】

出発点は、いつもの八王子にある道の駅「滝山」としました。

当初コースを検討し始めた時は、八王子市の北部にある上恩方町→五日市→青梅→名栗→正丸峠→狩場坂峠を経由して、奥武蔵グリーンラインにエントリーしようかと思ったのですが、このルートだと五日市・青梅間の林道にゲートがあり一般車両が進入できないことと、奥武蔵グリーンラインと合流する狩場坂峠が奥武蔵グリーンラインの中間点になってしまうため、あきらめてエントリーポイントまでは素直に一般道を使って行くことにしました。

その結果、八王子からほぼ真っ直ぐに北上して、奥武蔵グリーンラインの始点となる鎌北湖にほど近い林道「権現堂線」の途中に合流する林道「関の入線」からエントリーするルートとしました。

八王子市 道の駅「滝山」の駐車場

都道 169号線(新滝山街道)
道の駅入口交差点 → 左入橋交差点【約0.5km】

国道 16号線(東京環状線)
左入橋交差点 → 岩蔵街道交差点【約11.8km】

都道 44号線(岩倉街道)
岩蔵街道交差点 → 新岩蔵大橋交差点【約7.0km】

都道 28号線(小曽木街道)
新岩蔵大橋交差点 → 飯能大河原工業団地入口交差点【約2.9km】

飯能市 市道
飯能大河原工業団地入口交差点 → 飯能くすの樹カントリー倶楽部入口交差点【約2.7km】

埼玉県道 70号線
飯能くすの樹カントリー倶楽部入口交差点 → 永田交差点【約0.2km】

西部飯能・日高分譲地内
永田交差点 → 国道299号線沿い「武蔵横手駅」【約3.3km】

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2.奥武蔵グリーンライン【約30.8km】

西部池袋線「武蔵横手駅」南東側の国道299号線沿いに入口がある林道「関の入線」から、奥武蔵グリーンラインに入っていきます。本来、奥武蔵グリーンラインの起点は鎌北湖の北側にある林道「権現堂線」なのですが、今回は林道「権現堂線」の途中から入っていくルートとしました。

林道「関の入線」は以前は鬱蒼とした暗い感じのする林道でしたが、最近は間伐作業が行われて、木漏れ日が気持ちの良い林道に変身しました。

奥武蔵グリーンラインは越生町と飯能市の境界線、都幾川町と飯能市の境界線となる尾根を辿る林道群です。全般的に景色は良くありませんが、途中で通過する顔振峠や狩場坂峠からの展望は素晴らしいです。

県営林道 関の入線 全線【約2.0km】

県営林道 中野線 全線【約1.4km】

県営林道 権現道線
林道「中野線」との交差点 → 林道「奥武蔵2号線」との交差点【約7.6km】

県営林道 奥武蔵2号線 全線【約11.5km】

県営林道 奥武蔵1号線 全線【約5.4km】
※終点の白石峠の手前ではカーブする道路の途中、道路面にバリアが埋め込んであるので、非常に危険なのでオートバイと自転車は要注意!

県営林道 奈田良線【約2.7km】
※林道の前半ではカーブする道路の途中、道路面にバリア舗装があるので、非常に危険なのでオートバイと自転車は要注意!

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3.秩父高原・陣見山エリア【約44.4km】

奥武蔵グリーンラインを抜けたら、東秩父村の西側にある秩父高原を通過して寄居町へ向かいます。ルート途中にある風布(ふっぷ)の「日本水(やまとみず)」は、環境省が認定する日本の名水百選に認定されれいます。

寄居町から先は暫く給油をすることができないので、ガソリンの残量を確認して必要なら給油します。また、この先コンビニなどのお店も無いので水や食料も調達しておきましょう。

寄居町を過ぎると長瀞町北側にある陣見山周辺の低山帯を抜け、群馬県との県境となる埼玉県北西部へ向かいます。

埼玉県道 11号線
定峰峠「峠茶屋」交差点 → 林道「秩父高原線」入口交差点【白石地区方面へ約0.7km】

林道 秩父高原線 全線【約3.9km】

農道
柚木地区交差点 → 秩父高原牧場交差点【約3.4km】

県道 361号線
秩父高原牧場交差点 → 釜伏峠交差点【約5.4km】

町道
釜伏峠交差点 → 風布「日本の里」交差点【約4.5km】

県営林道 茨戸線(いばらと) 全線【約3.2km】

国道 140号線
寄居町折原交差点 → 寄居町末野交差点【約0.5km】

埼玉県道 349号線
寄居町末野交差点 → 寄居町円良田地区交差点【約4.2km】

県営林道 陣見山線
寄居町円良田地区交差点 → 間瀬峠交差点 → 皆野町金沢地区交差点【約10.3km】

県道 13号線
皆野町金沢地区交差点 → 出牛平橋交差点【約0.4km】

県道 44号線
出牛平橋交差点 → 「(株)上武本社」入口交差点【約0.1km】

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4.埼玉県北西部の県境エリア【約67.2km】

ここからの先のエリアがこの今回の林道ツーリングの醍醐味が感じられる部分で、山深くて人気の無い野趣溢れるコースの始まりです。

このエリアは全線舗装となっていますが、路面には落石、浮き砂、倒木などが当たり前にあるので、景色に見とれていると命取りになりかねません。4月中旬は若葉が芽吹き、5月中旬には自生した藤の花が咲き、空気まで新緑の味がする様な自然を満喫できるコースです。

また、後半の林道「金山志賀坂線」の八丁峠の展望は素晴らしいです。さらに八丁トンネルを抜けた先にある「日窒鉱山社宅」跡は、鉱山の栄華溢れる当時を偲ばせる社宅、生活を支えていた共同浴場や学校などの廃墟が見られます。この工場は現在でも一部稼働して石灰石を掘っており、道沿いには秘境郵便局として有名な古い木造の「秩父鉱山簡易郵便局」も営業しています。

町道
「(株)上武本社」入口交差点 → 林道「上武秩父線」入口交差点【約2.7km】

県営林道 上武秩父線 全線【約18.5km】

県営林道 西秩父線 全線【約22.1km】

国道 299号線
小鹿野町河原沢地区交差点 → 志賀坂峠交差点【約2.7km】

県営林道 金山志賀坂線 全線 【約12.5km】

県営県道 210号線
「(株)ニッチツ」前 → 秩父市中津川地区交差点【約3.6km】

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5.埼玉県西部の県境エリア【約47.5km】

ここからのエリアがこの耐久ルートの山場となる部分で、市道大滝幹線17号線(旧林道中津川線)は、大冠(おかんむり)キャンプ場を過ぎた地点から未舗装の登りとなります。路面は土が多く雨が降ると泥だらけとなる様な林道ですが、全体的に穏やかな走りやすい比較的難易度の低い林道です。この未舗装部分は埼玉県境の三国峠まで続き、三国峠を越えた長野県側の村道192号梓山線(旧梓山林道)は舗装道路になります。

そして次に待ち受けるのは、未舗装の長野県側の林道「川上牧丘(大弛峠)線」です。こちらは岩石が多いガレた未舗装の一貫した登りで、かなり難易度が高くなります。加えて途中にはタイトなヘヤピンカーブや雨裂部分もあり、バイクをコントロールするのに手一杯で、とても景色を楽しむ余裕がありません。

中盤になった段階でこの2つの未舗装林道を走破するためには、それなりの体力を温存しておかないと後半がもたないと思います。

秩父市 市道大滝幹線17号線(旧林道中津川線:未舗装)
秩父市中津川地区交差点 → 三国峠【約19.8km】

川上村営 村道192号梓山線(旧梓山林道)
三国峠 → 川上村梓山地区交差点【約9.1km】

長野県道 68号線
川上村梓山地区交差点 → 川上村川端下地区交差点【約5.8km】

川上村営林道 川上牧丘(大弛峠)線(未舗装) 全線【約10.8km】

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6.山梨県北部の県境エリア【約36.0km】

大弛峠は車両が通行できる日本最高所(標高2,360m)の峠です。この峠に到達すると耐久林道リーリングのコース半分をやっと走破したことになります。

当初は大弛峠を下りきった牧丘町柳平地区から有名な「クリスタルライン」に入ろうかと思ったのですが、走行距離が400kmを超えてしまうのであきらめ、進行方向を東に向けるコースにすることにしました。

この後は走りやすい比較的管理の行き届いた林道が多いので、少し楽になるかと思います。途中で通過する塩山周辺にはガソリンスタンドやコンビニもあるので、給油や水分補給などができます。

山梨県 県営林道 川上牧丘(大弛峠)線) 全線【約14.9km】

山梨県道 219号線(旧林道道杣口線)
牧丘町柳平地区交差点 → 杣口地区交差点【約9.3km】

山梨県道 219号線
牧丘町杣口地区交差点 → 牧丘町窪平地区交差点【約4.9km】

国道 140号線
牧丘町窪平地区交差点 → 新隼橋北交差点【約2.3km】

山梨県道 38号線
新隼橋北交差点 → 甲州市役所前交差点【約3.7km】

山梨県道 34号線
新隼橋北交差点 → 赤尾交差点【約1.0km】

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7.山梨県東部の大菩薩エリア【約42.1km】

塩山町から勝沼方面に一般道を使って真っ直ぐ南下するのも芸が無いので、大菩薩領の南側を通過する県道201号線(塩山停車場大菩薩嶺線)と県道218号線(大菩薩初鹿野線)経てで南東へ向かい、途中で県道から林道「日川線」に入ります。

林道「日川線」は比較的新し林道で、接続する林道「焼山沢真木線」が将来大月側とつながると南下しないで直接大月方面に行けるのですが、今回は甲斐大和まで下って一度南へ向かいます。途中、三門(山門)で有名な景徳院というお寺があります。

国道 411号線
赤尾交差点 → 「番屋茶屋」前交差点【約8.4km】

山梨県道 201号線
「番屋茶屋」前交差点 → 林道「土室日川線」入口交差点【約9.3km】

山梨県道 218号線
林道「土室日川線」入口交差点 → 林道「日川線」入口交差点【約3.2km】

山梨県営林道 日川線 全線【約6.3km】

山梨県営林道 焼山沢真木線
林道「日川線」交差点 → 県道218号線交差点【約9.3km】

山梨県道 218号線
林道「焼山沢真木線」交差点 → 景徳院入口交差点【約4.7km】

国道 20号線
景徳院入口交差点 → 大和橋西詰交差点【約1.5km】

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8.山梨県東部・東京都西部の県境エリア【約69.5km】

国道20号線(甲州街道)の旧道となる山梨県道212号線(旧林道笹子峠線)で笹子峠を超えるルートとしました。笹子峠には、坑道口がレトロなレンガ造りの趣のあるトンネルや巨大杉で有名な「矢立の杉」があります。

また、その後続く林道「黒野田線」付近には、山梨リニア実験線のトンネル工事用坑道口や東京電力の巨大変電施設「東山梨変電所」があり、その横を通り過ぎて林道を登り標高を上げると谷側に中央高速や国道20号線を見下ろすことができる気持ちの良い舗装林道で、都留市方面へ抜けることができます。

都留からは県道35号線で東へ進み、山梨リニア実験線の朝日車両基地の横を通過して雛鶴峠を越えて秋山村を抜けて、神奈川県の上野原市に向かいます。

山梨県道 212号線(旧林道笹子峠線)
大和橋西詰交差点 → 大月市笹子町黒野田地区【約13.2km】

山梨県営 林道 黒野田線 全線【約16.8km】

山梨県道 705号線
都留市大幡地区交差点 → 中央一丁目交差点【約8.1km】

国道 139号線
中央一丁目交差点 → 禾生第一小学校前交差点【約2.8km】

山梨・神奈川県道 35号線
禾生第一小学校前交差点 → 新町二丁目交差点【約28.4km】

国道 20号線
新町二丁目交差点 → 上野原工業団地入口交差点【約0.5km】

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9.神奈川県北部の県境エリア【約33.4km】

上野原からは山梨・神奈川県道521号線で北東へ向かい、相模原市緑区の沢井地区を抜けて神馬高原のある和田峠を越えます。和田峠からは都道521号線となり八王子市上恩方町へ下って行きます。

和田峠を過ぎて下りとなる道は、一応都道なので落石防止ネット、カーブミラー、ガードレールが整備さていますが、林道レベルの細道となっており自動車のすれ違いも厳しい部分が沢山あります。また、バス停「陣馬高原下」から先は路線バスも通るので注意が必要です。

最後は八王子市内で国道16号線に入り、出発地点の道の駅「滝山」に戻ります。

山梨県道・神奈川県道・都道 521号線(陣馬街道)
上野原工業団地入口交差点 → 和田峠【約9.2km】

都道 521号線
和田峠  → 追分交差点【約18.1km】

国道 20号線バイパス
追分交差点 → 大横町【約1.1km】

国道 16号線
大横町 → 左入橋交差点【約3.1km】

都道 169号線(新滝山街道)
左入橋交差点 → 道の駅入口交差点【約0.5km】

道の駅「滝山」

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10.まとめ

全行程で約400km(約13時間半)となる耐久林道ツーリングコースとなってしまいました。冬季閉鎖期間が終わる5月のGW後であれば、計算上は明るくなり始めた朝5時ぐらいに出発すれば、ギリギリ暗くなる6時頃には八王子に戻ってこれるかと思います。

あくまでも計算上ではね(^^;

実際に実走した場合は、A爺さんは疲労と筋肉痛でしばらく寝たきりになるかもしれません。そうならない様に冬季期間は体力作りにも励みたいと思います。

 

 

秋川渓谷 瀬音の湯 – バイクで温泉

瀬音の湯に停車したバイク

師走に入ったしバイクはそろそろお休み。と思っていたのですが、今日は天気がよく暖かかったので、あきる野市の瀬音の湯まで行ってきました。

出発~瑞穂バイパス

さすがに早朝は寒いので、午前11時に自宅を出発。まずは昼食をとるために瑞穂バイパスを入間方面へ。日曜の昼にしては道もスイスイ。順調に目的地まで進みます。途中横田基地では脚立に乗ったカメラマンがいっぱいいましたが、今日はなにか飛来する日だったのかな。

富士山食堂

富士山食堂の外観
富士山食堂

今日の昼食は瑞穂町にある富士山食堂。福生から瑞穂バイパスを抜けると左側にあります。今年オープンしたばかりの店ですが、山盛りメニューが早くもSNSで話題になっているお店です。はじめて来店したので、まずは看板メニューのマウンテンチキンカツカリー並880円(税別)を注文してみました。

富士山食堂のマウンテンチキンカツカリー
マウンテンチキンカツカリー

10分ほど待って出されたのがこちら。確かにマウンテンにふさわしいほどの山盛り。しかも、これ、ご飯ではなくほとんどがチキンカツです。チキンカツが4層にわたって積み上げられています。カレーなのに箸を使わないと食べられません。こんなに揚げ物食べたら眠くなっちゃいそう。

カレーがほとんどチキンカツにかかっているので、ごはんにたどり着いたときには案の定カレーのルーが足りなくなりました。。。でも、なんとか完食。しばらく立ち上がれませんでした。

青梅街道~秋川街道~檜原街道

秋川渓谷と新矢柄橋
秋川渓谷と新矢柄橋

紅葉ももう終わりですが、まだ赤い山々を見ることができました。途中、凍結注意の電光表示にビビりながらも、秋川街道を武蔵五日市駅方面へ進みます。

シーズン中は多くのバイクを見かける檜原街道ですが、この日はひっそりと静まりかえっているようでした。いつもこれくらい静かだと、リフレッシュしたいときなんかにも最適ですね。

秋川渓谷 瀬音の湯

瀬音の湯
瀬音の湯

瀬音の湯は、武蔵五日市駅からバスも出ていて、車でも電車でも比較的アクセスのよい日帰り温泉です。温泉以外にも足湯や地元野菜の直売所も併設されています。

入館料は900円、JAF会員優待があり、会員証提示で800円で入館できます。混雑時は入場制限がかかることもあります。

泉質はアルカリ性単純硫黄温泉で、お湯は少しとろっとしています。個人的に都内の日帰り温泉では、雰囲気も泉質もいちばん好きと言っていいのが瀬音の湯です。

館内はそれほど広くないものの天井が高く開放感があります。露天風呂からの眺めは、近くに迫る山々が見える程度です。秋川渓谷が一望できると申し分ないのですが、それを差し引いたとしても十分おすすめできる日帰り温泉です。私もリラックスしたいときに訪れるのが瀬音の湯です。

マイクロBBQセット

マイクロBBQセットの写真
マイクロBBQセットでランチ

ちょっと近隣の里山や河原、自然公園などに散策に出かけた際や、山深い林道ツーリングに行った時に、一人でBBQランチを楽しめる携帯性に優れた小道具を紹介します。
仰々しい道具を使用しないBBQセットなので、周りから見ると一人でお弁当を広げて食べている様にしか見えない小さなBBQセットです。

 

準備するもの

●スキレット

まず用意するのはダイソーで販売している小型の角形スキレット(200円)です。鉄製の鋳造スキレットなので少々重たいですが、厚みがあるので食材を乗せても温度が下がらないので焦げ付きにくいのが利点です。しかし、このままだと携帯しにくいので、私は柄の部分をディスクグラインダーを使って切り取ってしまいました。

 ●ストーブ

もうひとつ用意するのが固形燃料を使うアウトドア用のストーブです。色々なタイプのものが販売されていますが、角形スキレットの中に収納できるものが良いと思います。私は「SOTOミニ焚き火台 テトラ」「LOGOS(ロゴス)ポケットタブレットコンロセット」「Esbit(エスビット)ポケットストーブスタンダード」などをお勧めします。(いずれも1,000円前後です)
LOGOSとEsbit製のストーブは、折りたたんだストーブの中に専用の固形燃料が収納できるので省スペースな製品となっています。(写真左:SOTO製、写真中央:LOGOS製、写真右:Esbit製)

●固形燃料

使用する固形燃料は、燃焼時に匂い、スス、灰が発生せず携帯性の高いものが良いと思います。私が使った中ではEsbit製が一番良かったです。しかし、この製品はアウトドア専門店でないと取り扱っていないので、携帯性や収納性は少し劣りますが卓上用固形燃料ならホームセンターや100円ショップで売っています。(写真左:Esbit製固形燃料、写真中央:卓上用固形燃料、写真右:ダイソーのジェル燃料)

●その他

基本的に以上の3つが必要ですが、ストーブを置く場所が芝生、木製テーブル、河原だったりした場合には小型の角形ステンレストレー(ダイソーで100円)があると便利です。以上の道具に加えて、ウィンドスクリーン(風防)、ライター、箸をひとまとめにしてポーチ(ダイソーで100円)に収納して携帯しています。なお、ウィンドスクリーンはアルミホイルを折りたたんで(4層)にして自作したもので十分です。

 

食材など

肉類などの傷みやすい生の食材は、冷凍して保冷バッグに入れるか、チルド状態にしてビーニール袋に入れて真空断熱容器(0.5L)に詰め込んで持って行くと傷みにくいです。ご飯はコンビニで売っている「炒飯おにぎり」や「焼きおにぎり」をスキレットで温めると美味しいです。
その他に持って行くと便利なのが、暑い時期は保冷缶ホルダーで冷たい缶入りの飲み物を(350ml)約1時間以上は保冷できます。また寒い時期は金属製マグカップ(一重構造)があればストーブに乗せてお湯が沸かせるのでインスタントスープやお茶が飲めます。(写真左:真空断熱容器、写真中央:保冷缶ホルダー、写真右:チタン製マグカップ)

 

マイクロBBQセットを持って出かけましょう!!

マイクロBBQセット、食材、飲み物を持って散策に出かけましょう。私はこれらの小道具類を小型のバッグやヒップバッグに入れて持ち歩いています。特に周りにコンビニなどのお店が無い林道ツーリングでのランチとして重宝しています。

 

― 参考情報 ―

SOTOミニ焚き火台 テトラ

組み立てるのにちょっとコツがいりますが、収納性は一番良い製品です。固形燃料の他にVARGO(バーゴ)などのアルコールストーブも利用できます。

●LOGOS(ロゴス) ポケットタブレットコンロセット

折り畳んた時に固形燃料が収納できて、五徳が附属しているのでスキレットを乗せた際に安定性があります。

●Esbit(エスビット)ポケットストーブスタンダード

折り畳んた時に固形燃料が収納できますが、スキレットを乗せた際の安定性はロゴス製より少し劣ります。

●Esbit(エスビット)固形燃料5g×16

燃焼時に匂い、スス、灰がほとんど発生しない優れものです。

●Thermos保冷缶ホルダー(350ml用)

冷えた350ml入り缶飲料用の保冷ホルダーで1時間以上保冷できる性能がり、結露もほとんどありません。

千葉県鴨川の「おらが丼」

― 「おらが丼」の食べ歩き ―

昨年ぐらいから千葉県の房総半島へ探索ツーリングに行く様になり、その際に鴨川市内で「おらが丼」という幟(のぼり)を見つけました。
「おらが丼」を調べてみたら地元で取れた新鮮な野菜、魚介類、肉などの食材を使った「私の自慢の丼ぶり料理」という意味だそうです。
この「おらが丼」は鴨川市商工会が「食による町おこし」として企画したものだそうで、2017年度現在で44店が参加しています。お店の詳細などは「かもがわナビ」を参照してください。また、2017年度版のパンフレットはこちら

大山千枚田の写真
盛夏の大山千枚田

その後、約1年半かけて南房総方面に行った際には鴨川に寄って「おらが丼」を食べ歩いてみました。事前予約を必要としない38店に行って、食べ比べてみた結果を以下にご紹介します。
感想はあくまでも個人的な主観で、味、食材の質と量、料理の見栄え、店の雰囲気と接客態度、提供価格などを考慮して私なりにランキングしてみました。特に私はコスパには拘りがあるので、多少その点に引きずられて評価しているため、あまり参考にならないかもしれません。
また掲載している提供価格は実食した際の値段なので、現在は変わっていることもありますので予めご了承ください。

 

― お気に入りの丼ぶり 10選 ―

【第1位】★★★★★
地魚料理 船よし「どんぶりセット」1,450円(税込)

元漁師が店主というお店で魚介料理のメニューが豊富で日替わり限定メニューもあり、しかも安くて美味しくボリュームもあります。「どんぶりセット」は海鮮丼に加え煮魚が一品、小鉢、香の物、味噌汁が付きます。味噌汁(あら汁、つみれ汁、磯汁の3種)はセルフでお代わり自由です。その他の丼ぶりメニューには、地魚の漬けをご飯の中に仕込んだ「二階建て海鮮丼」(1,680円)やアジフライと炙り丼がセットになった「アジフライ定食」(1,380円)などもあります。コスパの良い人気店なので、11時に開店すると地元のお客さんに加えて他府県ナンバーのお客さんも集まってきて、すぐに満席になってしまいます。

 

【第2位】★★★★★
食事処 なかむら「びっくり海鮮丼」1,300円(税込)

海鮮丼のネタが豊富でウニまで乗ったコスパの良さが人気のお店です。海鮮丼には小鉢、香の物、味噌汁が付きます。安房小湊駅西側の奥まった線路際の分かりづらい場所にあるお店にもかかわらず、平日の昼時は地元のお客さんで、土日の昼時は観光客でかなり混みあいます。

 

【第3位】★★★★★
わかしお市場 ヤマト水産「わかしお丼」1,080円(税別)

安房鴨川駅(北口)のスパーION(イオン)の1階に「わかしお市場」という地元食材を扱うお店が集まった一角があり、その中にある鮮魚店のヤマト水産が提供する持ち帰り海鮮丼です。にぎり寿司や巻き寿司もあり、どれも新鮮で低価格で提供されています。この店で海鮮丼を買って、前原海岸の防波堤に座って太平洋を眺めながら食べると最高です。

 

【第4位】★★★★☆
レストラン亀楽亭「ハレオハナ丼」1,230円(税込)

亀田総合病院の亀田Kタワー13階にあるイタリアンと和食を融合させたお洒落なレストランで、窓からの眺めるオーシャンビューは最高です。壮大な太平洋を見下ろしながら新鮮な魚介と野菜を色鮮やかに盛り付けた海鮮丼に温泉卵を絡めて食べていると、どこか外国のお洒落なレストランで食事をしている気分になります。思いっきり和食だけどね(^^;

 

【第5位】★★★★☆
お食事処 名代亭「おらがX丼」1,500円(税込)

安房鴨川駅から県道34号線(長狭街道)を北西に10Kmぐらい入ったところにポツンとあるお店ですが、海鮮丼では超有名な人気店です。ご飯の上に地魚などが乗っかった海鮮丼の上に、もう一段刺身の桶が乗った二段式の海鮮丼で、ミニサラダとアラ汁が付きます。更に海鮮丼にはサザエの刺身やウニなどを追加した「なだいXX丼(たぶるえっくすどん)」(2,000円)というのもあり、他にもにぎり寿司、うな重、天婦羅、麺類など豊富なメニューがあります。

 

【第6位】★★★★
すし 笹元「笹元のばらちらし」1,580円(税込)

めずらしい女性の寿司職人さんが作ってくれる海鮮丼です。地魚と地野菜を色鮮やかに乗せた美しいちらし寿司に、サラダ、小鉢、味噌汁が付いて、とても女性らしさが感じられるお料理です。やっぱり、おすし屋さんの仕事は丁寧で美味しいですね。

 

【第7位】★★★★
すし たつ美「上ちらし」1,500円(税別)

地元のお客さんが多いお寿司屋さんで、寡黙な寿司職人のオヤジが拘った地魚をはじめとする食材をシャリが別になった重箱に盛り付けて提供するちらし寿司です。プラス100円でセットにすると小鉢と茶わん蒸しが付いて、とってもお得です。

 

【第8位】★★★★
みんなみの里「お山のぶぅ丼」1,200円(税込)

鴨川の山里文化や生活を紹介、地域の産品販売、農業体験を通じた交流、地域情報の発信活動をする施設に併設された地場食材を使った食堂が提供する丼ぶりです。甘辛く柔らかくなるまで煮込んだ豚の角煮がゴロっと3つ、地野菜と一緒に乗っかってるボリュームたっぷり丼ぶりで、香の物とみそ汁が付きます。この他に農林水産大臣賞を受賞した「里山セット」(1,000円)という名物メニューもあります。

 

【第9位】★★★☆
地魚料理 中むら「山海とろろ丼」950円(税込)

地元の食堂という感じの小さなお店で、房総の特産である山芋を出汁で伸ばして地魚と合わせ、ご飯の上にぶっかけた丼ぶりです。見た目はとても地味ですが、お茶漬け感覚でサラサラと食べられ、小鉢、香の物、味噌汁も付いて安くてとっても美味しい丼ぶりです。

 

【第10位】★★★☆
お食事処 薩摩「海鮮丼」1,100円(税込)

亀田総合病院の裏手の路地奥にある地元の食堂兼居酒屋という感じの小さなお店で、お客さんも地元の方が多い様です。目の前で捌いた新鮮な地魚の刺身が乗った海鮮丼に、小鉢、香の物、味噌汁が付きます。お店は地味だけど安くて美味しい海鮮丼です。

 

 

― その他の丼ぶり ―

【ランク:★★★】

●和食亭 浜よし「鮮魚三種づけ丼」1,600円(税込)

浜よしの写真
鮮魚三種づけ丼

観光客が多い安房小湊の「鯛の浦」近くにある魚介料理のお店です。海鮮丼には、小鉢、アラ汁、香の物が付きます。すぐ近くに東安房漁協小湊支所の直売所「活き活き小湊ウオポート」があり、私はいつもここでお土産を買ってます。

 

 

●食事処 千家「海鮮重」1,780円(税込)

千家の写真
海鮮重

鴨川名物のさんが焼のそぼろ、甘エビ、カニ爪などが乗っているボリュームのある海鮮重で、小鉢、香の物、味噌汁が付きます。内浦海岸が目の前なので、浜辺を眺めながら食事ができます。

 

 

●地魚寿司 中乃見家「三楽流☆まかない丼」2,160円(税込)

中乃見家の写真
三楽流☆まかない丼

なめろうを三つの食べ方(醤油、酢、まご茶づけ)で食べさせる海鮮丼で、先付け、小鉢、味噌汁が付いてきます。さすが寿司職人の仕事だけあって美味しい丼ぶりですが、「まかない」という割りには良いお値段です。

 

●かしわぐら 「房州どん」1,814円(税込)

かしわぐらの写真
房州丼

なめろうがタップリと乗っていて刺身も厚切りでボリュームがあり、香の物、味噌汁が付きます。あまりインパクトは感じられませんが食べ応えはあります。

 

 

●食事処 しばやま「ちょっとぜいたく丼」1,890円(税込)

しばやまの写真
ちょっとぜいたく丼

お店が鴨川シーワールドの臨時駐車場の中にあるので、パッと見では見つけられないお店です。地魚刺身と一緒に貝柱のかき揚げや煮物が乗っかっている海鮮丼で、サラダ、香の物、味噌汁が付きます。食べ進めて刺身に飽きてきた頃に、濃い味のかき揚げや煮物を食べると食欲が戻ってくる良い感じの具材チョイスです。

 

●地魚回転寿司 丸藤「鯵づくし丼」1,200円(税別)

丸藤の写真
鯵づくし丼

鴨川では有名な地魚回転寿司のお店で、土日は開店前から観光客が並んでいます。ここの「おらが丼」は鯵を刺身、なめろう、胡麻ダレの漬けを三つの小なさ海鮮丼にして食べ比べができ、それに香の物、つみれ汁が付きます。

●あわじや「海鮮丼(上)」1,500円(税込)

あわじやの写真
海鮮丼(上)

前原海岸沿いにある地元の食堂兼居酒屋という感じのご夫婦二人で営む小さなお店です。海鮮丼は具材10種の「並み」(1,100円)と具材15種の「上」があり、小針、香の物、味噌汁が付きます。私が訪れた時には、地元で採れたミカンをサービスで付けてくれました。

●すし 笹寿司「活き粋丼」1,750円(税込)

笹鮨の写真
活き粋丼

なめろうがドンと乗っかった海鮮丼で、金目の炙りにぎりが一貫と味噌汁が付きます。パンチはありませんが、丁寧な仕事で美味しい海鮮丼です。最後に出てくる炙りにぎりは、味が変化するので5秒以内で食べてくれとオヤジに言われて写真が撮れませんでした(^^;

 

●太海フラワー磯釣センター「波太丼」1,836円(税込)

太海フラワー磯釣センターの写真
波太丼

にぎり用の寿司桶に地魚、さざえ、とこぶしの刺身が盛り付けられた海鮮丼で、小鉢、味噌汁が付いています。ボリュームもあり、太海の磯を窓から見下ろしながら美味しく食べられました。

 

●魚屋食堂 カネシチ「鴨川漁師めし まご茶漬」1,200円(税別)

魚屋食堂カネシチの写真
鴨川漁師めし まご茶漬

船上で〆た地魚(4~5種類から選べる)を漬けにした「まご茶漬け丼」で、小鉢2つ、香の物が付きます。セット(1,800円)にするとお刺身が付きます。このお店は正面の入り口が魚屋さんで奥に食堂があり、朝の9時から営業しています。

 

【ランク:★★☆】

●砂場支店 わか菜「漁り火丼」1,780円(税込)

わか菜(すなば支店)の写真
海女さん漁火丼

地魚の海鮮丼に小盛の蕎麦、小鉢、もずく、香の物、カニ汁が付きます。海鮮丼は美味しかったのですが、蕎麦は手打ちとは思えないレベルだったのが残念でした。

 

●磯料理 うまおさ「地魚海鮮丼」1,836円(税込)

うまおさの写真
地魚海鮮丼

平皿に酢飯を盛り刺身と天婦羅が乗っている海鮮丼に、小鉢、香の物、味噌汁が付いている。食べ進めて刺身に飽きてきた頃に天婦羅を食べると食欲が戻ってくる良い感じの具材チョイスですが、あまりインパクトは無かったです。

 

●かんぽの宿「地魚の胡麻漬け丼(温玉・とろろ添え)」980円(税込)

かんぽの宿の写真
地魚の胡麻漬け丼(温玉・とろろ添え)

胡麻の漬けダレは絶品で地魚との相性も良く、とても美味しかったです。海鮮丼には温玉、香の物、味噌汁が付きますが、全体的に量が少なく、もう二杯は食べられると思えるほどガッカリなボリュームでした。

 

●つかさ「アワビの海鮮丼」1,620円(税込)

つかさの写真
アワヴィの海鮮丼

薄切りのアワビが3枚乗っかった普通の海鮮重で、それに小鉢2つ、香の物、味噌汁が付きます。アワビは原価が高いからしょうがないですね。カウンター中の板場では何か夫婦喧嘩してたみたいで険悪な雰囲気でした。

 

●川京 「さざえのおらが丼」1,100円(税込)

川京の写真
さざえのおらが丼

さざえを甘辛く煮て野菜と一緒に卵でとじた丼ぶりで、香の物、味噌汁が付いています。地味で質素な丼ぶりですが、さざえの煮汁でご飯が進みます。

 

●チェルカトローヴァ「かずさ牛と海の幸のステーキ丼」1,800円(税別)

チェルカトローヴァの写真
かずさ和牛と海の幸のステーキ丼

お店のコンセプトがイタリアン&ハワイアンということで、お洒落で野菜たっぷりなヘルシーな海鮮丼にサラダ、コヒーが付きます。乗っかっている具材はレアーで焼いたステーキ(6切れ)にイクラとホタテが乗っており、ステーキは特製ダレ、ワサビ、レモン汁の3種でいただきます。

 

【ランク:★★】

●磯料理 あみもと「地魚・はばのり御飯」1,620円(税込)

あみもとの写真
地魚・はばのり御飯

はば海苔をご飯に上に敷いて地魚の漬けを乗せた海鮮丼で、小鉢、アラ汁、香の物が付きます。はば海苔を初めて食べましたが、さして感動もなく丼ぶりの量が少ない方が印象に残りちょっと残念でした。店舗の建物がお城みたいで無駄に立派でした(^^;

 

●いいとこ 「鯛めし」1,300円(税込)

いいとこの写真
鯛めし

鯛めしは美味しかったのですが、大盛りの鯛めしに小鉢、香の物、味噌汁だけという芸の無い丼ぶりだったので、あと一品おかずが欲しくて鯵のなめろうを追加注文しました。さざえカレーの方が美味しくて印象に残ったので、さざえカレー丼にした方がウケると個人的には思います。

 

●中国料理 東洋「海鮮あんかけ炒飯丼」1,700円(税込)

東洋の写真
海鮮あんかけ炒飯

鴨川駅北口の入り口にあるお店で、鴨川に本格的な中華料理屋が少ないせいか、いつも結構混んでいます。あんかけ炒飯丼に漬物、中華スープ、杏仁豆腐が付いてボリュームもあり味も悪くはないのですが、海鮮あんかけの具材は旬の地元食材なのかちょっと怪しかったです。ハーフサイズ(1,080円)もありました。

 

●旅館 江澤館「おらがさざえ丼」1,620円(税込)

江澤館の写真
おらがさざえ丼

さざえを甘辛く煮て野菜と一緒に炊いて卵でとじた丼ぶりで、小鉢2つ、香の物、味噌汁が付いています。地味で質素な丼ぶりですが、さざえの煮汁でご飯が進みます。

 

 

●道の駅 鴨川オーシャンパーク「ひかり丼」950円(税込)

鴨川オーシャンパークの写真
ひかり丼

平皿にご飯を盛って秋刀魚の酢漬けとさわらの刺身を乗っけた海鮮丼で、小鉢、香の物、味噌汁がつきます。あまりパンチが無く、印象に残らない海鮮丼でした。

 

 

【ランク:★☆】

●和食処 藤よし「房州三彩丼」1,400円(税別)

藤よしの写真
房総三彩丼

鯵、金目鯛、地魚を三つを小丼ぶりにして食べ比べができる海鮮丼です。お店は和食のファミリーレストランという感じで、店内が何かザワザワしていて落ち着かない雰囲気でした。

 

 

【ランク:★】

●鴨川ホテル三日月「三日月海鮮丼」1,500円(税込)

鴨川ホテル三日月の写真
三日月丼

海鮮丼には、小鉢、茶碗蒸し、香の物、味噌汁が付きますが、具材にボリュームが無いのでチープ感が漂います。有名で立派なホテルなのにガッカリなレベルの海鮮丼でした。

 

●鴨川館 「かずさ和牛のステーキ重」2,000円(税込)

鴨川館の写真
かずさ和牛のステーキ重

地元では有名で立派な旅館が提供する1日10食限定の海鮮丼で、香の物、味噌汁が付きます。お値段もそれなりだったので期待して行ったのですが、肉はペラペラで3分の1は野菜が乗っており濃いタレの味しか印象に残らないお料理でした。

 

●生簀籠 「房州丼」1,728円(税込)

生簀籠の写真
房州丼

鴨川グランドタワー1階にある立派な和食のレストランで、ランチ限定のアワビが3切れ乗っかった地魚の海鮮丼に、小鉢、茶碗蒸し、香物、味噌汁が付きます。海鮮丼の酢飯がご飯に寿司酢をかけた様な状態で全然美味しくなかった。折角の地魚が可哀そうなレベルでした。

 

 

【ランク:☆】

●地魚処 すずき家「元祖、伊勢海老天丼」1,700円(税別)

すずき家の写真
元祖、伊勢海老天丼

伊勢海老の半身を天婦羅にした天丼に、香の物、味噌汁が付きます。伊勢海老の天婦羅というよりはフリッターといった感じで、衣に油がたっぷりと浸み込んでいて折角の伊勢海老が可哀そうでした。ノンアルコール・ビールで油ぎったご飯を流し込んで食べたけど、二度と注文しないと思います。

 

●南総軒「さんが焼き」820円(税込)

南総軒の写真
さんが焼き弁当

安房鴨川駅南口にある売店内で販売しているお弁当。さんが焼きは冷えてしまうとボソボソして、全然美味しくありませんでした。お店でレンチンもしてくれないので、二度と買わないと思います。

 

 

【ランク外】

●山荘「ぜいご丼」

山荘の写真
山荘のメニュー

「ぜいご」とは「山の人」という意味だそうで、山の幸である地野菜、地鶏、有機卵を使った丼ぶりメニューらしいです。今まで何回がお店を訪れましたが、「本日は提供できない」と断られてばっかりで、まだ実食できていない幻の丼ぶりです。杜仲うどん、ちらし寿司、鯵フライなどの他のお料理はとても美味しかったです。

真鶴岬 – バイクで岬巡り

福浦漁港に停車したバイク

バイクで岬巡り。ツーリングの行き先に悩んだときによく使います。今回は11月最後の日曜日なので、日の短くなった今の時期でも行きやすいところをチョイス。神奈川県足柄下郡の真鶴岬に行ってきました。

ルート

東京都日野市から真鶴岬までは、一般道であれば国道129号線でひたすら南下するのがナビを使ったルートですが、今回は県道をメインに西湘バイパスも少しだけ走って目的地を目指します。

出発

朝6時20分に自宅を出発。日出時刻は6時27分なので、ちょうど明るくなったころ。とりあえず、相模原の星乃珈琲店で朝食をとりながら時間調整とルートの確認。

星乃珈琲店に停車したバイク
星乃珈琲店で朝食

県道63号線~県道77号線

このルートは以前、御殿場方面に行くときに通って個人的によかったルートです。片側1車線で、ときどきワインディングがあったり、道幅が狭くなったり、アップダウンがあったりします。基本的に地元車しか走っていないので、一般の峠道みたいに、前後にイヤな車につかれてもずっと一緒って事はありません。しばらく走っているとだいたい右左折していなくなります。

県道77号線を西に走っていると、大井松田I.C.に出ます。それまで単調な山道だったのが、カーブを曲がったところで急に景色が開けて、目の前に富士山と東名高速があらわれるポイントが好きです。

西湘バイパス

わざわざ西湘バイパスを使うこともありませんが、国府津~石橋まで80円なので、ブログのネタ程度にのりました。真鶴道路は使わなかったので、行きの有料区間はここだけ。国府津からのると合流直後に西湘P.A.があるんですね。入りそびれました。西湘バイパスの通過時刻が9時頃で、ほとんど混雑はしていません。この日は風が結構強めだったので、あえてこのルート入れる必要なかったかも。

真鶴岬

真鶴岬からの眺め
真鶴岬 – ケープ真鶴からの眺め

目的地の真鶴岬には10時05分に到着。所要時間は約3時間30分でした。無料の駐車場がかなりのスペースであるので、駐車するのに困ることはなさそうです。岬にはケープ真鶴という売店と食堂が一緒になった施設があります。写真はそこのテラスから見た眺めです。右側に見えている島は初島かな?

潮騒の足湯につかる夫婦
潮騒の足湯

ここのテラスには小さな足湯があります。バイクで来ると足より手を温めたいかも?

真鶴岬到着時にはほとんど人はいなかったものの、その後次々と観光バスが訪れ、あっという間に大勢の人が、実は観光ルートの定番なのか?!

福浦漁港 みなと食堂

みなと食堂の建物
福浦漁港の奥にあるみなと食堂

真鶴岬から10分ほどの「みなと食堂」で昼食をとります。ここは福浦漁港の直営の店ということで、食べログでもかなり人気のある店のようです。

開店11時にあわせて到着したら、すでに行列。しかも店内もお客さんで満席。これは無理かと諦めようと思ったら、テラスであればそんなに待たずに食べられるとのこと。こんな強風の日にテラスかと思いながらも、待つことにしました。

みなと食堂に貼られたメニュー
メニューが豊富 オプションのサバフライは150円

値段はちょっとお高いなと思いながら、「地魚刺身定食」2,100円を注文。サバフライがセットで150円でつけられると勧められ、セットで注文。なかなかの商売上手。さらにシメサバもどうかと勧められるも、そんなにサバばっかりいらないのでそれはお断り。

地魚刺身定食
サバフライがデカすぎて画面からはみ出しました

出てきた刺身定食の刺身の量と鮮度を見たら、2,100円でもアリかなっと言う感じでした。サバフライも半身をそのままフライにするとは豪快。

椿ライン~ターンパイク

椿ラインの脇に停車したバイク
まだまだ紅葉が楽しめる椿ライン

帰りは椿ライン経由で帰ることにしました。まだまだ紅葉が楽しめるものの、ここはバイクが多くてのんびり走っていられませんね。

鶴巻温泉 弘法の湯

ツーリングの締めはいつも温泉と決めています。せっかく椿ラインを走って箱根まで来たので、箱根で温泉に入りたいところですが、帰りに混雑に遭ってしまうので、早めに平塚方面まで戻って秦野市の鶴巻温泉に。

弘法の湯の建物
小田急線鶴巻温泉駅前の弘法の湯

ここ弘法の湯は駅の目の前という立地のため土日は大混雑。入場料1,000円と強気の設定、しかも2時間制。でも、この近辺ってあまりお風呂がないから仕方なく寄る感じです。

帰宅

弘法の湯を15時30分に出て、日没に間に合いそうもないので、小田原厚木道路~圏央道~中央道~国立府中I.C.で帰宅。途中渋滞があり、結局日没後の17時10分に帰宅。走行距離約220キロでした。天気に恵まれて、寒さを感じたのは出発のときだけ、時間の経過と、南下にしたがって少しずつ暖かくなる感覚が心地よかったです。