ツーリング用小道具の紹介

― 林道ツーリングの小道具 ―

林道ツーリングに行く時に持参する小道具類を紹介したいと思います。基本的にCRF250Lのリアケースに収まる範囲内で、一つひとつ拘って携帯品は選んでいます。

<必ず持って行くもの>

・地図(県別まっぷる)、カメラ
・雨具(合羽)、瞬間パンク修理材
・携帯テーブル、折りたたみマット、携帯サンダル
・調理器具、ストーブ(CB缶)など
・食材(インスタントラーメン、おでん、どら焼き、お茶パック、水など)

<必要に応じて持って行くもの>

・タープ、ポール、ペグ
・コット、ピロー、モスキートネット
・たき火台

【収納方法】

ちなみに収納するリヤーのケースはホームセンターで見つけたお安いトップケースの下側1/3をカット(容量を少なく)して、底板を15mmのべニア板で自作しました。このコンパクト化した改造トップケースに小道具類を収納しています。

昼寝や宿泊する時は上記の小道具類に加えて、小型タープ一式とコット一式を収納バックに入れて、キャリアに取り付けたスチール製の角材にくくり付けています。

この改造トップケースに収納した小道具を広げてみるとこんな感じです(^^)

小道具類の写真
積載した小道具類

上記写真の左上から右下へ順番に小道具類を紹介すると以下の通りです。なお瞬間パンク修理剤は、リヤキャリアの左サイドに結束バンドでくくりつけています。

雨具(合羽)、携帯サンダル、テーブル1、折りたたみマット、鍋(1000ml)、ストーブ(CB缶)、テーブル2、水(500ml×2)、おでん(レトルト)、インスタントラーメン、カップ(500ml)、ケトル(800ml)、茶せん、お茶類+調理道具、どら焼き、フライパン、箸、カメラ、地図

― 参考情報 ―

【トップケース】

明邦化学工業学部式会社「カスタムセブン(ブラック)
原付バイク用だと思うのですがホームセンターやAMAZONで購入できます。3,500円ぐらいで買えるお安いトップケースなので気軽に改造できます。

【ストーブ】

新富士バーナー(株)「G-ストーブ ST-320
小型で収納スペースを取らないし、圧電端子で着火ができ、火力もあり、横風にも強いコンパクトなストーブです。燃料はコンビニでも購入できるCB缶(カセット・ガスボンベ)を使用するので何処でも入手可能です。

【携帯テーブル】

HOLIDAY-ROAD(ホリデーロード)「ツーリングテーブルVHS
VHSビデオテープの収納ケースにテーブルが2つ格納されている優れものです。私は天板がアルポリック板のテーブルとアルミ板のテーブルを一つずつ持って行き、ストーブを使う時には耐熱性の高いアルミ板のテーブルを使用しています。

【携帯サンダル】

(株)シーク「ネオプレーン しゅーさん
山の中で休憩する際にオフロードブーツを履いたままではくつろげないし、かと言って裸足という訳にもいかないので、このペッタンコの携帯サンダルを持参しています。水に濡れても大丈夫な素材なので、沢や湧水にもジャブジャブと入って行けます。

【タープポール】

(株)アライテント「コンパクトポール150cm
素材がジュラルミン(225g)で収納すると41cmの1本のポールになってしまう優れものです。タープを張る際に立ち木や枯れ枝をポール代わりに使うのであれば不要ですが、2本持参してもコンパクトなので邪魔にはなりません。

【コット】

THERM-A-RESTサーマレスト「ラグジュアリーライト ウルトラライトコット
組み立てるのが少し手間が掛かりますが、重さが1.6Kgの超軽量コンパクトなコットです。最近は中華製のそっくりなコットも1万円以下で販売されています。

【たき火台】

STC社(スイス製)のネイチャーストーブ「Picogrill(ピコグリル)398
収納するとA4サイズになる超軽量(448g)コンパクトなたき火台です。3年前ぐらいに購入したのですが、とても重宝しています。地面をたき火の熱から保護する必要がある時は、A3サイズにカットしたスパッタシート(シリコンコーティングしたカーボンフェルト製)を敷いて使用しています。

A爺さんの林道ツーリング

― 林道ツーリングの楽しみ方  ―

私はバイクでツーリングに行って、人が誰も居ない場所を見つけてはデイキャンプや昼寝を楽しんでいます。特に野趣あふれる林道ツーリングが大好きで、東京近郊の奥多摩エリア、山梨県全エリア、秩父エリア、房総エリアの林道を中心にトコトコ走りながら写真を撮ったりして探索しています。

【森でお茶】

林道ツーリング中に一息入れる時は、CB缶仕様の小型ストーブでお湯を沸かしてお茶を入れています。お茶は煎茶、玄米茶、抹茶、紅茶、ドリップコーヒーなどを持参して、その時の気分で飲みたいものを入れています。お茶受けには「どら焼き」をいつも持っていきます。「どら焼き」は傷みにくいし、振動で崩れないし、高カロリーで携帯しやすいので林道ツーリングのお供には最適です。

【森でランチ】

林道ツーリング中にお昼を食べる時には、だいたい何時も「おでんラーメン」を作っています。醤油味のインスタントラーメンとおでんパック(レトルト)があれば簡単に作れて、具がたっぷりで美味しいです。作り方は簡単で、
① 500ccのお水とおでんパックの具だけを鍋に入れて沸騰するまで待ちます。(おでんの汁を入れると塩辛くなって食べられませんので必ず汁は捨ててください)
② 沸騰したら麺を入れて、麺がやわらかくなったらインスタントラーメンのスープを入れて完成です。
また、大型バイクでツーリングに行く場合には荷物を沢山持っていけるので、ボッチBBQが定番です。

【森でお昼寝】

人が誰も居ないスペースを見つけて、小型の簡易タープを張って鳥の鳴き声と風の音を聞きながらコットで昼寝するのが最高のひと時です。ただし、オフロード走行をするので荷物は最小限にして、しっかりとバイクに固定しておかないと、気が付いたら荷物を途中で落としていたという事も過去にありました。