武蔵野うどん 埼玉編 – バイクでうどん

武蔵野うどんは多摩地域を代表するグルメのひとつです。コシの強い太麺に、つけ汁をつけて食べる独特のスタイルで、西日本出身の私からすると、もはやうどんではないとさえ思えるものです。多摩地域では古くからこの武蔵野うどんが、よく食べられていたそうです。

そして、この武蔵野うどん、実は多摩地域だけではなく、埼玉県の一部の地域でも食べられているそうです。今回はバイクで行く武蔵野うどんin埼玉をレポートします。

がむしゃら

1軒目は入間市の狭山飯能バイパスから少し入ったところにある「がむしゃら」。武蔵野うどんにしては、麺の太さも固さも控えめで、武蔵野うどん初心者の方でも食べやすいのではないかと思います。

訪れたのが冬の寒い日だったので、このときは肉うどん(650円)をいただきました。野菜が多めで、並でも十分ボリュームがあります。汁もそこまで濃くなく、西日本出身の私でも比較的受け入れやすい味です。

バイクで行く場合、駐車場が自動車3台分しかないため、ピーク時間を避けて来店するのがおすすめです。

がむしゃら(食べログ)

六助うどん

本庄市にある六助うどんは、地元の人には有名な大盛りメニューのお店のようです。もともと武蔵野うどんと言ったら量が多めなのが普通ですが、かつ丼などのメニューも豊富で、どれもボリューム満点です。

写真は肉うどん中盛(720円)。麺の太さは標準的な武蔵野うどんと言えます。固さについてはやや水分が多めなのか、それほど固くはなく、ボリュームがあっても、そんなに苦しいと言うほどではなかったです。

六助うどんのもうひとつのポイントは、つけ汁でカレーを選ぶことができるてんです。武蔵野うどんはボリュームがある反面、どうしても単調な感じになりがちですが、カレーつけ汁だといくらでも食べられちゃうかも?

場所は中山道から少し入ったところで駐車スペースは十分あります。正地元の人気店のようで、満席、満車になることがあるので、ピーク時を避けるか時間に余裕を見て来店した方がよさそうです。

六助うどん(食べログ)

大将うどん

新座市にある大将うどんは、今回紹介するお店の中では、麺の太さ、麺の固さ、麺の量、どれをとっても、いちばん武蔵野うどんらしいと言えるお店です。

注文したのは肉汁うどん中(830円)。中で文句なしのこのボリューム。麺は太く固めで、噛めば噛むほど小麦の甘みを感じることができる、武蔵野うどんの特徴をきちんとおさえています。つけ汁は豚肉とネギのシンプルなスープ。脂身の多い豚肉がたっぷり入っていて、濃厚なスープです。

大きめの駐車場を完備しているため、仲間とのツーリングで立ち寄るのにもいいかもしれません。

大将うどん(食べログ)

手打ちうどん 杏樹

大宮駅西口から徒歩2分ほどの場所にある手打ちうどん杏樹は、さいたま市内の駅近で味わえる武蔵野うどん店です。

いただいたのは肉汁(800円)です。つけ汁に使われているお肉は脂身が少なめであっさりしています。うどんも武蔵野うどんにしてはやや細めで、固さもそれほどではなく、食べやすいです。また、うどんの量もそれほど多くないので、少食の方や年配の方でも大丈夫だと思います。駅前だけあって、平日の昼はサラリーマンで賑わっています。提供スピードも早いので、さっと食べられます。

ただし、こちらのお店は駅前で駐車場がありません。バイクを止めるスペースもないため、バイクでうどん、番外編となります。

手打ちうどん 杏樹(食べログ)

ツーリングサポーターはバイクに特化したナビアプリ

NAVITIMEが出しているAndroidとiOS向けナビアプリ「ツーリングサポーター」をご存じでしょうか。数あるスマホナビアプリの中で、おそらく唯一、バイクに特化したナビアプリです。

GoogleナビやYahoo!カーナビといった無料アプリの登場で、カーナビがなくてもスマホ1台で、だれでも気軽にルートナビが受けられる便利な世の中になりました。今ではオートバイでもスマホをナビ代わりとして使用しているライダーをよく見かけますよね。

はじめに述べておきますがツーリングサポーターは、無料コースもありますが、ルートナビ機能を利用するためには有料コースを利用しなければなりません。手軽なスマホアプリですが、有料となると途端に利用するハードルが上がるのは、おそらく私だけでないはずです。そこで私自身が1年間、この「ツーリングサポーター」を使ってみてわかったことをレビューしてみたいと思います。

機能

ツーリングサポータでできることにはこんなことがあります。

ルートナビ

当たり前のことですが道案内をしてくれます。検索画面から住所または目的地の名称を入力することによって、推奨ルート、高速道路をつかうルート、一般道のみのルート、景観のいいルート、渋滞回避ルートなどの中から3~5個候補を提供してくれます。ユーザーはその中から好きなルートを選択してナビを開始します。高速道路などの有料区間を通過する場合には料金も合わせて表示され、ETC割の料金表示にも対応しています。

たとえば、伊豆市の修善寺までのルートを検索した場合、高速ルートの場合は中央道~圏央道~東名のルートとなり、景観ルートの場合は西湘バイパス~ターンパイク~伊豆スカイラインを経由するルートとなります。

音声ナビ

スマホとインカムをBluetooth接続することによって、音声ナビを受けることができます。
「200メートル先、中央大学南、右方向です」といった、行き先案内だけでなく、次のような注意喚起もしてくれます。
「500メートル先、左折専用レーンがあります」
「この先、左からの合流があります」
「事故多発交差点です」
「この先、踏切です」
「この後の天気は曇り、降水確率60%、傘があると安心でしょう」
などといった感じで、かなりきめ細やかな音声案内をしてくれます。

リアルタイム渋滞情報

ツーリングサポーターはネットワーク経由でVICSやプローブ交通情報を受信しています。受信した渋滞情報をマップ上に表示したり、ナビでは渋滞を考慮したルート案内や所要時間の計算をしています。

赤色実線=渋滞(VICS)、赤色破線=混雑(VICS)、黄色実線=渋滞(プローブ)、黄色破線=混雑(プローブ)

ツーリングサポーターのココがすごい

表示される情報が豊富

画面上にはコンビニやガソリンスタンドなど多くの情報が表示されます。ガソリンスタンドのアイコンにはネットワークから受信したレギュラーガソリンの価格まで表示される充実ぶりです。

交差点の案内が丁寧

交差点では単に右、左と言った案内だけでなく、右左折レーン、拡大地図、案内標識を表示して進路を案内してくれます。

利用料金

ツーリングサポーターには無料プランと有料プラン(プレミアムコース)があります。無料プランでできることはマップの閲覧のみで、ナビを受けるためにはプレミアムコースを利用する必要があります。

料金は1ヶ月400円(税抜)ですが、ドコモspモード決済、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いの場合は1ヶ月300円(税抜)で利用できます。

また、ソフトバンクまとめて支払い除き、初回31日の無料お試し期間が設定されているため、とりあえずどんなものか使ってみて、自分に必要ないと思えばお試し期間内に解約することもできるようです。

ツーリングサポーターを使ってみた感想

初めて行く街でも安心

ツーリングサポーターを利用することによって初めて行く街でも安心してツーリングを楽しむことができます。旅先でうっかり一方通行を逆走なんてことも、このアプリのナビを使えば防ぐことができます。

過信は禁物

とはいえ、必ずしも現在の道路規制のとおりとは限らないので、ナビを過信しないで自分でも道路標識や周囲の交通状況に注意を払う必要があります。

また、ルートを外れてしまうとオートリルートしてくれる機能がありますが、この機能にやや難があることがあります。一般道を走行するルートを選んだはずなのに、いつの間にか高速道路に案内されてた、ってことが結構ありました。

プレミアムコースを利用する価値はある

ナビアプリにはGoogleナビやYahoo!カーナビとといった無料アプリもありますが、ツーリングサポーターの最大の特徴はバイクに特化しているという点です。ルート検索では排気量設定に基づき、二輪車通行禁止区間など二輪通行規制に基づいたナビをしてくれます。交差点案内のきめの細かさなど、かゆいところに手が届く機能が多く、300円払ってプレミアムコースを利用する価値は十分あると思います。

リンク

ナビタイム ツーリングサポーター GooglePlay

ツーリングサポーター by NAVITIME App Store

GWも渋滞知らず!? バイクで石廊崎

GWはツーリングにも最適のシーズン!とはいえ、いかに渋滞を回避するかがGWツーリングのカギですよね。というわけで、今回はGW前半初日、帰省ラッシュがピークになる日に、東京から静岡まで、高速を使わずに渋滞を回避するツーリングを実施しました。

ルート

今回の目的地は静岡県賀茂郡南伊豆町にある石廊崎です。言わずと知れた伊豆半島最南端にある岬です。今回はここまで、高速を使わず(西湘バイパスは使いました)に、いかに渋滞に遭わずにたどり着くかを考察しました。

意地でも渋滞に遭わないようにと朝5時15分に自宅を出発、石廊崎までは約180km、予想所要時間は5時間です。

伊豆半島、真鶴までのルートは、以前の真鶴岬の記事とほぼ同じですが、今回は相模川を下り、やまゆりラインを通るルートを選択しました。こちらのルートであれば渋滞に遭う確率はほぼゼロといえます。

やまゆりライン

神奈川県の足柄上郡中井町から小田原市を通る広域農道です。ほどよいワインディングと、農道ならではののどかな風景が楽しめるルートです。ただし路面状況はあまりよくなく、カーブはデコボコ、ガタガタになってるところが多いです。走っているのはほとんどが地元車です。なお、入口には、「この農道は地元の農業従事者のためのもの」と明記されていますので、ツーリングルートとして積極的に紹介するのは適切ではないようです。走る際にはくれぐれも地元車優先で行儀よく走りましょう。

石廊崎

伊豆半島に入ったあとは渋滞の心配も無くなることから、国道135号~136号を通って最初の目的地、石廊崎を目指しました。

GWとは思えないほど道は空いていて、石廊崎に到着するも人はまばらでした。

関東の岬はたくさん巡ってきましたが、石廊崎はほかの岬とちょっと様子が異なります。まず駐車場から石廊崎灯台まで、約500mの坂を上らなければなりません。灯台の真下に駐車できる犬吠埼灯台なんかをイメージしていると、まずここで歩かされることに心が折れそうになります。

さらに、石廊崎灯台まで到着して初めて知ったのが、石廊崎灯台は見学できないという事実!灯台に上って風にあたって、長時間のツーリングの疲れを癒そうと思ったら、期待を裏切られちゃいました。

ただ、灯台の先には神社や展望台があるため、そこで写真を撮ったり、眺望を楽しんだりすることはできました。

地魚料理「信」

長旅でお腹も空いたので、つぎはランチ。石廊崎から約10分の場所にある、地魚料理「信」へ。ちょうどお昼頃に到着するも、店内は先客2組のみ。正直GWなのか?と言うくらいこの町は落ち着いています。

注文したのは地魚海鮮丼1,700円。コスパはあまりよくないものの、のっているお魚は新鮮。ご飯は酢飯ではなく、ふつうのご飯のようでした。ごはんの量はそれほど多くないものの、刺身の数が多いので、満足感はあります。

帰りに止まっている車を見たところ、地元ナンバーの車が半分だったので、地元客の支持もある店のようです。値段だけ見ると観光地価格のようですが、味はたしかに良かったように思いました。

銀の湯会館

私のツーリングでは欠かせないのが日帰り温泉!伊豆半島というと多くの温泉地がありますが、南伊豆町も下賀茂温泉という温泉地なんですね。

今回は南伊豆町営「銀の湯会館」へ。比較的新しい施設のようで、町営と言うだけあっておもなターゲットは地元の方のようです。

きれいで広いお風呂ですが、GWだというのに入浴客はまばら、ほとんど貸切状態で、のんびり入浴できました。

道の駅「下賀茂温泉 湯の花」

最後に訪れたのが銀の湯会館からすぐ近くの道の駅「下賀茂温泉 湯の花」道の駅の規模としては中くらいでしょうか。グルッと1周しましたがバイク置場が見つからなかったので、仕方なく入口に一番近い軽自動車用駐車スペースへ。銀の湯会館もそうでしたが駐車場がそこそこ広いのに、バイク置場がないっていうのはライダーとしてはちょっと残念な気分になりますね。

施設内は多くの人で賑わっていたものの、観光客は少ないようで、止まっている車も多くが地元ナンバーでした。採れたての野菜はもちろん、海が近いので海産物の取扱も豊富でした。バイクにトップケースをつけていないので、毎回なにも買えずに残念な思いをしちゃいます。

帰路

帰りは、GW初日のガラガラな新東名上り方面を走って帰宅。無事に1度も渋滞に遭うことなく往復約500kmの日帰りツーリングを楽しむことができました。渋滞する車の脇をすり抜けるのではなく、混雑を避けて人が少ない場所を探すのも、ツーリングの醍醐味だと思いました。

羽田空港バイク駐輪場を利用して飛行機に搭乗してみた

羽田空港までバイクで行って、そこから飛行機に乗れたらいいのにな!と思って調べてみたところ、羽田空港にはバイク駐輪場があることが判ったので、今回飛行機で帰省する際に実践してみました。

ネットで調べた羽田空港のバイク駐車場の情報はどれも古いものばかり。駐車料金はわかったものの、利用方法やどんな場所に止められるのかの具体的な情報が少なかったので、やや不安になりながらも、「だったらレポートしちゃえ!」ってことで行ってきました。

利用方法(入場時)

羽田空港国内線の駐車場はP1からP4まで4カ所あります。これ以外に国際線ターミナルにも駐車場がありますが、今回は国内線の駐車場についてレポートします。

4カ所の駐車場のうち自動二輪車(オートバイ)が駐車できるのは、P1とP4の2カ所です。第1ターミナルを利用する場合にはP1、第2ターミナルを利用する場合はP4がターミナルに直結していて便利です。

今回はJALに搭乗予定だったため、第1ターミナルに直結しているP1を利用しました。

P1の入口にはバイク専用レーンがあります、ストリートビューの入口部分の一番右がバイク専用レーンです。バイク用の発券機で駐車券を受け取り入場します。

バイク駐輪場は1階に何カ所かあるようです。今回はターミナル連絡橋に一番近い場所に駐車することにしました。

さらに奥にも駐車できるスペースがあります。駐車スペースはきちんと区切ってあるといった感じではなく、車両の大きさに応じて比較的自由に空いている場所に止めることが出来ます。

駐車料金

駐車料金は、最初の30分は無料。以降30分ごと50円。1日最大500円となっています(2018年4月現在)。今回は3日間駐車したので1,500円でした。ちなみに普通自動車を3日間駐車すると4,500円(ただし出場時間により異なる)なので、バイクの駐輪料金の安さがおわかりいただけると思います。

料金については下記サイトで案内されています。

羽田空港国内線旅客ターミナルP1・P4駐車料金

つぎに、公共交通機関を利用した場合とのコストを比較してみました。自宅から最寄りのリムジンバス乗り場まで電車で出て、そこからバスで羽田空港に行く場合の費用は3,600円、自宅から中央道、首都高を使って羽田空港に3日間駐車した場合の費用は4,240円(ETC割)となります。燃料代を考慮しなければ3日程度の駐車なら十分選択肢としてありえると思います。

利用方法(退場時)

バイクが利用できるゲート式駐車場の場合、退場時のゲートでの精算が意外と煩わしかったりしますが、羽田空港の場合は事前精算機で支払を済ませておくことができます。支払方法は現金以外にクレジットカードやEdyも利用できるようです。ちなみにJALカード、ANAカードの特約店のようです。

事前精算機で精算を済ませたあとは、15分以内に退出しなければならないようです。バイクの場合は、車と違って出発に時間がかかることが多いので、あまりのんびり準備をしていると15分経過してしまうかもしれません。

出場時もバイク専用ゲートがあります。精算済の駐車券を入れるだけでスムーズに出場できます。

実際に利用してみた感想

羽田空港までの交通手段にはいくつかあると思います。電車、モノレール、バスなどの公共交通機関を利用される方が多いと思います。

しかし、私が住んでいる東京の多摩地域は、羽田空港までのアクセスが良くなく、電車を乗り継いだ場合、2時間近くかかります。リムジンバスを利用した場合、バスの乗車時間は1時間程度ですが、やはりバス乗り場まで向かうことを考えると1時間30分~2時間はかかってしまいます。

ところが今回、バイクで羽田空港まで行った結果、なんと乗車時間は40分と、予想以上に早く到着することがわかりました。出発前の準備や、到着後の駐輪に要する時間を考慮しても1時間あれば羽田空港まで行ける計算です。ただしこれはあくまで、早朝の渋滞がない時間帯でのことなので、平日の日中などはこれよりも時間がかかると思います。

自宅が中央道の国立府中ICから近いこともあり、バイクを利用したことによる時間短縮の恩恵が最大限得られる結果となりました。また、羽田空港までの電車やバスの時間を調べなくてよいというのもとても楽ちんです。行と帰りの天候さえ確認しておけば、あとはフライトの時間にあわせて出発すればよいので、羽田空港からの飛行機の旅がバイクのおかげでグッと手軽なものになりました。

東京モーターサイクルショー2018レポート

KAWASAKI Ninja400
KAWASAKI Ninja400

東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催中の東京モーターサイクルショー2018に行ってきましたので、メーカー別に写真を中心にレポートしたいと思います。

KAWASAKI(カワサキ)

KAWASAKI Ninja H2 SX SE
Ninja H2 SX SE

50音順で紹介すると、まず最初はカワサキ。カワサキブースの特徴は、見ている人の年齢層が若いこと。20~30代の人が多かったように思います。展示の仕方も、オシャレなウェアを着たマネキンを置いたりと、若年層を強く意識しているような展示の仕方でした。

KAWASAKI Z900 RS
Z900 RS

KTM

KTM 790 DUKE
790 DUKE
KTM 790 ADVENTURE R
790 ADVENTURE R

SUZUKI(スズキ)

SUZUKI GSX-R1000R
GSX-R1000R

スズキのブースは、ほかのブースに比べて熱心に見ているファンの方が多かったように思います。試乗できるバイクにはどれも順番待ちがあるほどで、しかもみなさん、試乗した写真を撮るんですよね、、、

SUZUKI V Strom 650XT
V Strom 650XT

DUCATI(ドゥカティ)

DUCATI PANIGAL V4
PANIGAL V4

TRIUMPH(トライアンフ)

TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER
BONNEVILLE BOBBER

トライアンフの良かったところは、乗れない展示車両がたくさんあったこと。え?って思われるかもしれませんが、一眼レフで撮影したい私からしたら、試乗可能車両ばかりのブースは、乗って楽しむことはできるものの、写真を撮るには不向きなんですよね。その点でトライアンフさんはたくさん撮影できてよかったです。

TRIUMPH TIGER 800 XRT
TIGER 800 XRT

Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)

ハーレーダビッドソンのブースは、とりあえず跨がってみた!って感じの方が多く、撮影できる展示車両も少ないため、私もさっと見ただけで、撮影した車両の車種を控えるのを忘れてしまいました。

BMW

BMW HP4 RACE
HP4 RACE

BMWのブースは、街中で見かける場合と同じく40~50代の方が多く、みなさん係の人に熱心に質問されていました。試乗できる車両もとても多かったです。

BMW F850 GS
F850 GS

HONDA(本田技研工業)

HONDA GOLDWING
GOLDWING

ホンダーブースの感想は、とにかく人が多い、乗れない、撮れない、やっぱホンダってすごいんですね。ただ、展示の仕方に関しては、インスタ映えというか、そういうのをあまり意識していないようです。下のCRF250 RALLYのようにスポット照明で、撮影に苦労させるような展示が多かったように思います。

HONDA CRF250 RALLY
CRF250 RALLY
HONDA CROSS CAB 110
CROSS CAB 110

YAMAHA(ヤマハ発動機)

YAMAHA NIKEN
NIKEN

ヤマハブースはやっぱりTRACER大人気、こちらも試乗に順番待ちです。前二輪のNIKENの参考出品も印象的でした。

YAMAHA TRACER 900 GT
TRACER 900 GT

東京モーターサイクルショーに行ってみて

東京モーターサイクルショーに行ってみた感想は、とにかく人が多い。東京ビックサイトで開催される展示会等はいろいろ行ってみたことがありますが、ここまで熱気のある展示会は初めてでした。そのため、バイクを駐車するまで30分近く待たされるなど、予想外の経験もしました。

バイク市場が低迷していると言われる現在でも、これだけの多くのメーカーと来場者がバイクに関わっているんだと思わされました。若者のバイク離れが市場低迷のひとつと言われていますが、来場者を見ると、40代以上の人が多いものの、20代のライダーももちろん来場していました。そして彼らは、彼らが求めるバイクに視線を注いでいました。メーカー各社は40代以上の主要顧客層向けに高付加価値商品の開発に注力しているようですが、これからのバイク市場を支える20代のライダーが欲しいと思うような商品を作らなければ、市場の縮小は避けられないと思います。

秋川渓谷 瀬音の湯 – バイクで温泉

瀬音の湯に停車したバイク

師走に入ったしバイクはそろそろお休み。と思っていたのですが、今日は天気がよく暖かかったので、あきる野市の瀬音の湯まで行ってきました。

出発~瑞穂バイパス

さすがに早朝は寒いので、午前11時に自宅を出発。まずは昼食をとるために瑞穂バイパスを入間方面へ。日曜の昼にしては道もスイスイ。順調に目的地まで進みます。途中横田基地では脚立に乗ったカメラマンがいっぱいいましたが、今日はなにか飛来する日だったのかな。

富士山食堂

富士山食堂の外観
富士山食堂

今日の昼食は瑞穂町にある富士山食堂。福生から瑞穂バイパスを抜けると左側にあります。今年オープンしたばかりの店ですが、山盛りメニューが早くもSNSで話題になっているお店です。はじめて来店したので、まずは看板メニューのマウンテンチキンカツカリー並880円(税別)を注文してみました。

富士山食堂のマウンテンチキンカツカリー
マウンテンチキンカツカリー

10分ほど待って出されたのがこちら。確かにマウンテンにふさわしいほどの山盛り。しかも、これ、ご飯ではなくほとんどがチキンカツです。チキンカツが4層にわたって積み上げられています。カレーなのに箸を使わないと食べられません。こんなに揚げ物食べたら眠くなっちゃいそう。

カレーがほとんどチキンカツにかかっているので、ごはんにたどり着いたときには案の定カレーのルーが足りなくなりました。。。でも、なんとか完食。しばらく立ち上がれませんでした。

青梅街道~秋川街道~檜原街道

秋川渓谷と新矢柄橋
秋川渓谷と新矢柄橋

紅葉ももう終わりですが、まだ赤い山々を見ることができました。途中、凍結注意の電光表示にビビりながらも、秋川街道を武蔵五日市駅方面へ進みます。

シーズン中は多くのバイクを見かける檜原街道ですが、この日はひっそりと静まりかえっているようでした。いつもこれくらい静かだと、リフレッシュしたいときなんかにも最適ですね。

秋川渓谷 瀬音の湯

瀬音の湯
瀬音の湯

瀬音の湯は、武蔵五日市駅からバスも出ていて、車でも電車でも比較的アクセスのよい日帰り温泉です。温泉以外にも足湯や地元野菜の直売所も併設されています。

入館料は900円、JAF会員優待があり、会員証提示で800円で入館できます。混雑時は入場制限がかかることもあります。

泉質はアルカリ性単純硫黄温泉で、お湯は少しとろっとしています。個人的に都内の日帰り温泉では、雰囲気も泉質もいちばん好きと言っていいのが瀬音の湯です。

館内はそれほど広くないものの天井が高く開放感があります。露天風呂からの眺めは、近くに迫る山々が見える程度です。秋川渓谷が一望できると申し分ないのですが、それを差し引いたとしても十分おすすめできる日帰り温泉です。私もリラックスしたいときに訪れるのが瀬音の湯です。

真鶴岬 – バイクで岬巡り

福浦漁港に停車したバイク

バイクで岬巡り。ツーリングの行き先に悩んだときによく使います。今回は11月最後の日曜日なので、日の短くなった今の時期でも行きやすいところをチョイス。神奈川県足柄下郡の真鶴岬に行ってきました。

ルート

東京都日野市から真鶴岬までは、一般道であれば国道129号線でひたすら南下するのがナビを使ったルートですが、今回は県道をメインに西湘バイパスも少しだけ走って目的地を目指します。

出発

朝6時20分に自宅を出発。日出時刻は6時27分なので、ちょうど明るくなったころ。とりあえず、相模原の星乃珈琲店で朝食をとりながら時間調整とルートの確認。

星乃珈琲店に停車したバイク
星乃珈琲店で朝食

県道63号線~県道77号線

このルートは以前、御殿場方面に行くときに通って個人的によかったルートです。片側1車線で、ときどきワインディングがあったり、道幅が狭くなったり、アップダウンがあったりします。基本的に地元車しか走っていないので、一般の峠道みたいに、前後にイヤな車につかれてもずっと一緒って事はありません。しばらく走っているとだいたい右左折していなくなります。

県道77号線を西に走っていると、大井松田I.C.に出ます。それまで単調な山道だったのが、カーブを曲がったところで急に景色が開けて、目の前に富士山と東名高速があらわれるポイントが好きです。

西湘バイパス

わざわざ西湘バイパスを使うこともありませんが、国府津~石橋まで80円なので、ブログのネタ程度にのりました。真鶴道路は使わなかったので、行きの有料区間はここだけ。国府津からのると合流直後に西湘P.A.があるんですね。入りそびれました。西湘バイパスの通過時刻が9時頃で、ほとんど混雑はしていません。この日は風が結構強めだったので、あえてこのルート入れる必要なかったかも。

真鶴岬

真鶴岬からの眺め
真鶴岬 – ケープ真鶴からの眺め

目的地の真鶴岬には10時05分に到着。所要時間は約3時間30分でした。無料の駐車場がかなりのスペースであるので、駐車するのに困ることはなさそうです。岬にはケープ真鶴という売店と食堂が一緒になった施設があります。写真はそこのテラスから見た眺めです。右側に見えている島は初島かな?

潮騒の足湯につかる夫婦
潮騒の足湯

ここのテラスには小さな足湯があります。バイクで来ると足より手を温めたいかも?

真鶴岬到着時にはほとんど人はいなかったものの、その後次々と観光バスが訪れ、あっという間に大勢の人が、実は観光ルートの定番なのか?!

福浦漁港 みなと食堂

みなと食堂の建物
福浦漁港の奥にあるみなと食堂

真鶴岬から10分ほどの「みなと食堂」で昼食をとります。ここは福浦漁港の直営の店ということで、食べログでもかなり人気のある店のようです。

開店11時にあわせて到着したら、すでに行列。しかも店内もお客さんで満席。これは無理かと諦めようと思ったら、テラスであればそんなに待たずに食べられるとのこと。こんな強風の日にテラスかと思いながらも、待つことにしました。

みなと食堂に貼られたメニュー
メニューが豊富 オプションのサバフライは150円

値段はちょっとお高いなと思いながら、「地魚刺身定食」2,100円を注文。サバフライがセットで150円でつけられると勧められ、セットで注文。なかなかの商売上手。さらにシメサバもどうかと勧められるも、そんなにサバばっかりいらないのでそれはお断り。

地魚刺身定食
サバフライがデカすぎて画面からはみ出しました

出てきた刺身定食の刺身の量と鮮度を見たら、2,100円でもアリかなっと言う感じでした。サバフライも半身をそのままフライにするとは豪快。

椿ライン~ターンパイク

椿ラインの脇に停車したバイク
まだまだ紅葉が楽しめる椿ライン

帰りは椿ライン経由で帰ることにしました。まだまだ紅葉が楽しめるものの、ここはバイクが多くてのんびり走っていられませんね。

鶴巻温泉 弘法の湯

ツーリングの締めはいつも温泉と決めています。せっかく椿ラインを走って箱根まで来たので、箱根で温泉に入りたいところですが、帰りに混雑に遭ってしまうので、早めに平塚方面まで戻って秦野市の鶴巻温泉に。

弘法の湯の建物
小田急線鶴巻温泉駅前の弘法の湯

ここ弘法の湯は駅の目の前という立地のため土日は大混雑。入場料1,000円と強気の設定、しかも2時間制。でも、この近辺ってあまりお風呂がないから仕方なく寄る感じです。

帰宅

弘法の湯を15時30分に出て、日没に間に合いそうもないので、小田原厚木道路~圏央道~中央道~国立府中I.C.で帰宅。途中渋滞があり、結局日没後の17時10分に帰宅。走行距離約220キロでした。天気に恵まれて、寒さを感じたのは出発のときだけ、時間の経過と、南下にしたがって少しずつ暖かくなる感覚が心地よかったです。

MIDLAND BT NEXT PRO Hi-Fi

仲間と行くツーリングって最高ですよね。

そんな仲間と行くツーリングで、最近必須アイテムとなっているのが、バイク用のインカム。これがアルのとナイのとではツーリングの楽しさが格段に違ってくると言ってもいいのではないでしょうか。

今回購入したのはMIDLAND BT NEXT PRO Hi-Fiです。価格32,180円(税込)、ヨドバシ.comで購入。

なぜMIDLANDにしたかというと、理由は簡単で、ほかのメンバーがみんなMIDLANDを使っているからです。

BT NEXT PRO Hi-Fi 商品写真
BT NEXT PRO Hi-Fi 商品写真

装着方法

まずヘルメットにスライドマウンティングキットというものを取り付けます。これは、本体を取り付けるためのベースのようなもので、粘着シートで貼り付けるタイプと、クランプでヘルメットの側面をつかむタイプの2種類が同梱されています。

今回はSHOEI J-Cruise CLEAVEに粘着シートで貼り付けてみました。

BT NEXT PRO Hi-FI スライドマウンティングキット
スライドマウンティングキットを取り付けたところこの

スライドマウンティングキットにマイクとスピーカーが接続されているため、貼り付ける前にまずヘルメット内部に配線し、実際にかぶってみて調整をする必要があります。調整が終わったら粘着シートで固定します。

SHOEI J-CruiseとBT NEXT PRO Hi-Fi本体
BT NEXT PRO Hi-Fi本体を装着したところ

本体は端子部分を合わせるように装着します。取り外すときは後ろのつまみを持ちながら上にスライドさせると取り外しができます。

使用感

通話品質は十分

音声通話の品質は相手の声がはっきりと聞き取ることができます。会話に支障があることはありません。周囲の騒音レベルにあわせて自動的にスピーカーの音量を調整してくれる機能が付いているので、高速道路の走行でも風きり音で聞こえなくなってしまうことがありません。

音質はまずまず

本品はHi-Fiスピーカーということもあり、音楽を再生した場合の音質もまずまずです。低音も多少あります。

PCで細かな設定が可能

パソコンにBT UPDATER PROというソフトをインストールして、本体の基準音量やマイク感度などを細かく設定することができます。付属のUSBケーブルでや汎用のmicroUSBケーブルで接続します。

接続例

Bluetoothを使用しているので、本体同士の通話だけでなく、さまざまな機器に接続して使用できます。

スマートフォンとの接続

SONY Xperia Z5 と接続したところ、通話や音楽、ナビの音声を聞くことができました。ライダー同士の通話とスマートフォンとの接続は同時に行うことができるので、音楽を聴きながらほかのライダーと会話を楽しむなんてことも可能です。

ウォークマンとの接続

SONY NW-A35と接続をしたところ、音量を最小にしても音量が大きすぎて運転に支障が出るレベル。いろいろ設定を変えてみたものの最小音量を下げることができず接続を断念。使い勝手はスマートフォンの場合と同じです。

旧モデルと比較

二輪同好会部長から旧モデルBT NEXT-Cをお借りしていたので比較してみました。

BT NEXT-C とBT NEXT PRO Hi-Fi
(左)BT NEXT-C (右)BT NEXT PRO Hi-Fi

サイズは一回り大きく

大きさは一回り大きくなり、厚みも少し増したように見えます。重さはBT NEXT-Cが50g(実測)、BT NEXT PRO Hi-Fiが56g(同)と多少重くなっているようです。

取り外しは簡単に

前モデルのBT NEXT-Cではマイクとスピーカーケーブルを本体に直接接続するため、充電で本体を取り外すたびにケーブルを取り外す必要がありました。

本品は、スライドマウンティングキットにマイクとスピーカーのケーブルが接続されているため、充電の際の取り外しがとても簡単になっています。

まとめ

インカムがツーリングに必須と言ったものの、3万円という価格はややお高い感じがします。バイク用品って参入メーカーが少ないせいか、価格が高いと感じるものが多い気がします。

友人とのツーリングのためだけにインカムを買うのはもったいないかもしれませんが、スマートフォンと接続してナビや音楽を聴いたりと、使い方次第でソロでのツーリングでも活用できます。私も購入後は会話よりもナビ音声を聞くことのほうが圧倒的に多いです。

予算の関係で悩んでいる方は、下位モデルBT X2 PROや、旧モデルBT NEXT-Cも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。単にライダー同士の会話をしたいというだけであれば、このモデルにこだわる必要は無いと思います。

KOMINE AK-021 ネオプレーン ハンドルウォーマー

ここ数日、急に冷え込み、いよいよ冬が間近に訪れていることを感じさせられます。ライダーにはつらいシーズンの到来ですね。

私は仕事でもバイクを使うので、防寒対策は欠かせません。今年は防寒用品を一通り揃えなければいけないので、順番にレビューしていきたいと思います。

バイクに乗っていて寒さを感じるのは、首、手、足首の3箇所ではないかと思います。まずは、手の対策から。

手の防寒対策には、グリップヒーター、冬用手袋、ヒーター内蔵手袋などありますが、予算のない私は、一番安く、かつ確実にできる防寒対策としてハンドルウォーマーを選択しました。

今回レビューするのはKOMINE AK-021 ネオプレーン ハンドルウォーマーです。価格は2,835円、Webikeで購入。

AK-021製品写真

装着方法

側面にハンドルとブレーキレバーを通す穴が空いているので、そこを通して、脱落防止のひもを適当な場所に結びつけるだけで装着完了。

CB400SBの右ハンドルに装着した模様
CB400SBの左ハンドルに装着した模様

見た目

思ったほど悪くないです。カラーも黒にしようかと思ったのですが、バイクにあわせて赤にしたところ、そんなに違和感もありません。

CB400SBに装着した模様

使用感

風はほとんど防ぐことができる

風の侵入はほとんど防ぐことができ、寒いと感じることはありません。グローブも冬用のものでなくても、夏用や革のグローブでもよさそうです。

手の出し入れに時間がかかる

風の侵入を防ぐため、手を差し入れる場所にトレーナーの袖口みたいなのがついていて、手を通すのに手間がかかります。右手から先に通す場合は、左手を添えてあげればいいものの、次に左手を通すときにうまく通せず、「アーーーッッ!!」ってなります。

とくにナックルガードの付いたグローブの場合は、引っかかってしまって、なかなか通すことができません。

ナックルガードのあるグローブだと引っかかります

そのため、信号待ちなどで手を離してしまうと、青になったときにすぐ発進することができないため、自然とハンドルはにぎったままになってしまいます。

ウインカーの操作に慣れが必要

ウインカーなどのスイッチもハンドルウォーマーの上から操作することになります。右ウインカーは親指で向こうに押して倒すだけなのでまだ大丈夫なものの、左は親指にかけて引き寄せないといけないので慣れが必要です。

まとめ

手の防寒対策はみなさんいろいろと苦労されているようで、高価なハンドルウォーマーや冬用グローブを購入するのにはそれなりの勇気がいります。

その点、このハンドルウォーマーは3千円程度で、気軽に、しかも確実に寒さを防いでくれることから、買って損はしない商品ではないかと思います。

二輪同好会のホームページを開設しました

みなさんはじめまして、中央大学学員会日野支部の広報担当です。

普段は中央大学の同窓会である「学員会」の日野支部で、支部の活動をみなさんにお伝えするために、おもにホームページの運営を担当しています。

日野支部にはいくつかの同好会があり、共通の趣味を持った会員が交流を深めています。

その同好会のひとつが二輪同好会です。

整列したバイク

二輪同好会は、日野支部の同好会の中でもいちばん活発に活動をしており、部長のリーダーシップのもと、ツーリングなど数多くの行事を行っています。

そんな中央大学学員会日野支部二輪同好会の活動を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、今回ホームページを開設することとしました。

まだできたばかりのページですが、これからどんどん情報発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

なお、二輪同好会について詳しい内容は「同好会について」のページをご覧ください。

同好会について