羽田空港バイク駐輪場を利用して飛行機に搭乗してみた

羽田空港までバイクで行って、そこから飛行機に乗れたらいいのにな!と思って調べてみたところ、羽田空港にはバイク駐輪場があることが判ったので、今回飛行機で帰省する際に実践してみました。

ネットで調べた羽田空港のバイク駐車場の情報はどれも古いものばかり。駐車料金はわかったものの、利用方法やどんな場所に止められるのかの具体的な情報が少なかったので、やや不安になりながらも、「だったらレポートしちゃえ!」ってことで行ってきました。

利用方法(入場時)

羽田空港国内線の駐車場はP1からP4まで4カ所あります。これ以外に国際線ターミナルにも駐車場がありますが、今回は国内線の駐車場についてレポートします。

4カ所の駐車場のうち自動二輪車(オートバイ)が駐車できるのは、P1とP4の2カ所です。第1ターミナルを利用する場合にはP1、第2ターミナルを利用する場合はP4がターミナルに直結していて便利です。

今回はJALに搭乗予定だったため、第1ターミナルに直結しているP1を利用しました。

P1の入口にはバイク専用レーンがあります、ストリートビューの入口部分の一番右がバイク専用レーンです。バイク用の発券機で駐車券を受け取り入場します。

バイク駐輪場は1階に何カ所かあるようです。今回はターミナル連絡橋に一番近い場所に駐車することにしました。

さらに奥にも駐車できるスペースがあります。駐車スペースはきちんと区切ってあるといった感じではなく、車両の大きさに応じて比較的自由に空いている場所に止めることが出来ます。

駐車料金

駐車料金は、最初の30分は無料。以降30分ごと50円。1日最大500円となっています(2018年4月現在)。今回は3日間駐車したので1,500円でした。ちなみに普通自動車を3日間駐車すると4,500円(ただし出場時間により異なる)なので、バイクの駐輪料金の安さがおわかりいただけると思います。

料金については下記サイトで案内されています。

羽田空港国内線旅客ターミナルP1・P4駐車料金

つぎに、公共交通機関を利用した場合とのコストを比較してみました。自宅から最寄りのリムジンバス乗り場まで電車で出て、そこからバスで羽田空港に行く場合の費用は3,600円、自宅から中央道、首都高を使って羽田空港に3日間駐車した場合の費用は4,240円(ETC割)となります。燃料代を考慮しなければ3日程度の駐車なら十分選択肢としてありえると思います。

利用方法(退場時)

バイクが利用できるゲート式駐車場の場合、退場時のゲートでの精算が意外と煩わしかったりしますが、羽田空港の場合は事前精算機で支払を済ませておくことができます。支払方法は現金以外にクレジットカードやEdyも利用できるようです。ちなみにJALカード、ANAカードの特約店のようです。

事前精算機で精算を済ませたあとは、15分以内に退出しなければならないようです。バイクの場合は、車と違って出発に時間がかかることが多いので、あまりのんびり準備をしていると15分経過してしまうかもしれません。

出場時もバイク専用ゲートがあります。精算済の駐車券を入れるだけでスムーズに出場できます。

実際に利用してみた感想

羽田空港までの交通手段にはいくつかあると思います。電車、モノレール、バスなどの公共交通機関を利用される方が多いと思います。

しかし、私が住んでいる東京の多摩地域は、羽田空港までのアクセスが良くなく、電車を乗り継いだ場合、2時間近くかかります。リムジンバスを利用した場合、バスの乗車時間は1時間程度ですが、やはりバス乗り場まで向かうことを考えると1時間30分~2時間はかかってしまいます。

ところが今回、バイクで羽田空港まで行った結果、なんと乗車時間は40分と、予想以上に早く到着することがわかりました。出発前の準備や、到着後の駐輪に要する時間を考慮しても1時間あれば羽田空港まで行ける計算です。ただしこれはあくまで、早朝の渋滞がない時間帯でのことなので、平日の日中などはこれよりも時間がかかると思います。

自宅が中央道の国立府中ICから近いこともあり、バイクを利用したことによる時間短縮の恩恵が最大限得られる結果となりました。また、羽田空港までの電車やバスの時間を調べなくてよいというのもとても楽ちんです。行と帰りの天候さえ確認しておけば、あとはフライトの時間にあわせて出発すればよいので、羽田空港からの飛行機の旅がバイクのおかげでグッと手軽なものになりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA