真鶴岬 – バイクで岬巡り

福浦漁港に停車したバイク

バイクで岬巡り。ツーリングの行き先に悩んだときによく使います。今回は11月最後の日曜日なので、日の短くなった今の時期でも行きやすいところをチョイス。神奈川県足柄下郡の真鶴岬に行ってきました。

ルート

東京都日野市から真鶴岬までは、一般道であれば国道129号線でひたすら南下するのがナビを使ったルートですが、今回は県道をメインに西湘バイパスも少しだけ走って目的地を目指します。

出発

朝6時20分に自宅を出発。日出時刻は6時27分なので、ちょうど明るくなったころ。とりあえず、相模原の星乃珈琲店で朝食をとりながら時間調整とルートの確認。

星乃珈琲店に停車したバイク
星乃珈琲店で朝食

県道63号線~県道77号線

このルートは以前、御殿場方面に行くときに通って個人的によかったルートです。片側1車線で、ときどきワインディングがあったり、道幅が狭くなったり、アップダウンがあったりします。基本的に地元車しか走っていないので、一般の峠道みたいに、前後にイヤな車につかれてもずっと一緒って事はありません。しばらく走っているとだいたい右左折していなくなります。

県道77号線を西に走っていると、大井松田I.C.に出ます。それまで単調な山道だったのが、カーブを曲がったところで急に景色が開けて、目の前に富士山と東名高速があらわれるポイントが好きです。

西湘バイパス

わざわざ西湘バイパスを使うこともありませんが、国府津~石橋まで80円なので、ブログのネタ程度にのりました。真鶴道路は使わなかったので、行きの有料区間はここだけ。国府津からのると合流直後に西湘P.A.があるんですね。入りそびれました。西湘バイパスの通過時刻が9時頃で、ほとんど混雑はしていません。この日は風が結構強めだったので、あえてこのルート入れる必要なかったかも。

真鶴岬

真鶴岬からの眺め
真鶴岬 – ケープ真鶴からの眺め

目的地の真鶴岬には10時05分に到着。所要時間は約3時間30分でした。無料の駐車場がかなりのスペースであるので、駐車するのに困ることはなさそうです。岬にはケープ真鶴という売店と食堂が一緒になった施設があります。写真はそこのテラスから見た眺めです。右側に見えている島は初島かな?

潮騒の足湯につかる夫婦
潮騒の足湯

ここのテラスには小さな足湯があります。バイクで来ると足より手を温めたいかも?

真鶴岬到着時にはほとんど人はいなかったものの、その後次々と観光バスが訪れ、あっという間に大勢の人が、実は観光ルートの定番なのか?!

福浦漁港 みなと食堂

みなと食堂の建物
福浦漁港の奥にあるみなと食堂

真鶴岬から10分ほどの「みなと食堂」で昼食をとります。ここは福浦漁港の直営の店ということで、食べログでもかなり人気のある店のようです。

開店11時にあわせて到着したら、すでに行列。しかも店内もお客さんで満席。これは無理かと諦めようと思ったら、テラスであればそんなに待たずに食べられるとのこと。こんな強風の日にテラスかと思いながらも、待つことにしました。

みなと食堂に貼られたメニュー
メニューが豊富 オプションのサバフライは150円

値段はちょっとお高いなと思いながら、「地魚刺身定食」2,100円を注文。サバフライがセットで150円でつけられると勧められ、セットで注文。なかなかの商売上手。さらにシメサバもどうかと勧められるも、そんなにサバばっかりいらないのでそれはお断り。

地魚刺身定食
サバフライがデカすぎて画面からはみ出しました

出てきた刺身定食の刺身の量と鮮度を見たら、2,100円でもアリかなっと言う感じでした。サバフライも半身をそのままフライにするとは豪快。

椿ライン~ターンパイク

椿ラインの脇に停車したバイク
まだまだ紅葉が楽しめる椿ライン

帰りは椿ライン経由で帰ることにしました。まだまだ紅葉が楽しめるものの、ここはバイクが多くてのんびり走っていられませんね。

鶴巻温泉 弘法の湯

ツーリングの締めはいつも温泉と決めています。せっかく椿ラインを走って箱根まで来たので、箱根で温泉に入りたいところですが、帰りに混雑に遭ってしまうので、早めに平塚方面まで戻って秦野市の鶴巻温泉に。

弘法の湯の建物
小田急線鶴巻温泉駅前の弘法の湯

ここ弘法の湯は駅の目の前という立地のため土日は大混雑。入場料1,000円と強気の設定、しかも2時間制。でも、この近辺ってあまりお風呂がないから仕方なく寄る感じです。

帰宅

弘法の湯を15時30分に出て、日没に間に合いそうもないので、小田原厚木道路~圏央道~中央道~国立府中I.C.で帰宅。途中渋滞があり、結局日没後の17時10分に帰宅。走行距離約220キロでした。天気に恵まれて、寒さを感じたのは出発のときだけ、時間の経過と、南下にしたがって少しずつ暖かくなる感覚が心地よかったです。

スマホ用ホルダー

― スマホ用ホルダーを取り付けた ―

先日、7人でツーリングに行くことになり(オートバイが6台、車が1台)、その際にLINEのグループトーク機能を使ってみんなでお喋りを楽しみながら走ろうということになりました。恥ずかしながら私は今まで一度もLINEを使ったことが無いし、スマホは持っているけれど何時もウエストバックに入れっぱなしなので、今回は走行中にスマホが操作できるようにスマホ用ホルダーをMT-09 Tracerに取り付けることにしました。

【スマホ用ホルダー】

私のMT-09Traceのハンドルバーの左側は、既にナビやスイッチ類が取り付けてあるので、ハンドルバーに取り付けるタイプのスマホ用ホルダーを固定するスペースが無かったため、左側のミラーステーに取り付けることにしました。
取り付けたスマホ用ホルダーは、AMAZONで販売しているYOLIFEの「バイク用クランプバー &スマートフォン バーマウント( 保護バンド付きセット)Y8818-30」を1,777円で購入しました。

【取り付け作業】

製品の取り付けイメージとしては、ミラーステーにクランプバーを取り付けて、さらにミラーステーに取り付けたクランプバーにハンドルバーと同じ径の短いパイプ状の部品を取り付け、そのパイプ状の部品にハンドルバーマウント式のスマホ用ホルダーを取り付けるという感じです。
しかし、左側のミラーステーには既にETC用アンテナステーが取り付けてあったので(下にある左側の写真)、先ずはETC用アンテナステーとETC用アンテナをナックルガードの固定ステーに移動させてから(下にある真ん中の写真)、ミラーステーにクランプバーを取り付け、スマホ用ホルダーを取付けました。

【スマホとインカム接続】

ヘルメットに装着しているインカム「MIDLAND BT NEXT PRO」とスマホ「SONY Xperia Z5」をBluetoothで接続すると、ツーリング中にLINEのグループトーク機能を使ってハンズフリーで双方向で仲間と会話することができます。

【使った感想】

ミラーステーとスマホ用ホルダーをつなぐバイクハンドル・クランプバーは金属製で強度があり、走行中に緩んだり振動したりすることは全くありませんでした。また、ジョイント部分が3ヶ所あるので、各ジョイントの固定位置を調整することで一番スマホが見やすい(映り込みの無い)理想的な位置に取り付けることができました。
また、この製品はスマホの四隅を固定するタイプのホルダーなので、スマホがガタついたりすることもなく、スマホの脱着も簡単にできるので使い勝手は非常に良っかたです。

ツーリング用小道具の紹介

― 林道ツーリングの小道具 ―

林道ツーリングに行く時に持参する小道具類を紹介したいと思います。基本的にCRF250Lのリアケースに収まる範囲内で、一つひとつ拘って携帯品は選んでいます。

<必ず持って行くもの>

・地図(県別まっぷる)、カメラ
・雨具(合羽)、瞬間パンク修理材
・携帯テーブル、折りたたみマット、携帯サンダル
・調理器具、ストーブ(CB缶)など
・食材(インスタントラーメン、おでん、どら焼き、お茶パック、水など)

<必要に応じて持って行くもの>

・タープ、ポール、ペグ
・コット、ピロー、モスキートネット
・たき火台

【収納方法】

ちなみに収納するリヤーのケースはホームセンターで見つけたお安いトップケースの下側1/3をカット(容量を少なく)して、底板を15mmのべニア板で自作しました。このコンパクト化した改造トップケースに小道具類を収納しています。

昼寝や宿泊する時は上記の小道具類に加えて、小型タープ一式とコット一式を収納バックに入れて、キャリアに取り付けたスチール製の角材にくくり付けています。

この改造トップケースに収納した小道具を広げてみるとこんな感じです(^^)

小道具類の写真
積載した小道具類

上記写真の左上から右下へ順番に小道具類を紹介すると以下の通りです。なお瞬間パンク修理剤は、リヤキャリアの左サイドに結束バンドでくくりつけています。

雨具(合羽)、携帯サンダル、テーブル1、折りたたみマット、鍋(1000ml)、ストーブ(CB缶)、テーブル2、水(500ml×2)、おでん(レトルト)、インスタントラーメン、カップ(500ml)、ケトル(800ml)、茶せん、お茶類+調理道具、どら焼き、フライパン、箸、カメラ、地図

― 参考情報 ―

【トップケース】

明邦化学工業学部式会社「カスタムセブン(ブラック)
原付バイク用だと思うのですがホームセンターやAMAZONで購入できます。3,500円ぐらいで買えるお安いトップケースなので気軽に改造できます。

【ストーブ】

新富士バーナー(株)「G-ストーブ ST-320
小型で収納スペースを取らないし、圧電端子で着火ができ、火力もあり、横風にも強いコンパクトなストーブです。燃料はコンビニでも購入できるCB缶(カセット・ガスボンベ)を使用するので何処でも入手可能です。

【携帯テーブル】

HOLIDAY-ROAD(ホリデーロード)「ツーリングテーブルVHS
VHSビデオテープの収納ケースにテーブルが2つ格納されている優れものです。私は天板がアルポリック板のテーブルとアルミ板のテーブルを一つずつ持って行き、ストーブを使う時には耐熱性の高いアルミ板のテーブルを使用しています。

【携帯サンダル】

(株)シーク「ネオプレーン しゅーさん
山の中で休憩する際にオフロードブーツを履いたままではくつろげないし、かと言って裸足という訳にもいかないので、このペッタンコの携帯サンダルを持参しています。水に濡れても大丈夫な素材なので、沢や湧水にもジャブジャブと入って行けます。

【タープポール】

(株)アライテント「コンパクトポール150cm
素材がジュラルミン(225g)で収納すると41cmの1本のポールになってしまう優れものです。タープを張る際に立ち木や枯れ枝をポール代わりに使うのであれば不要ですが、2本持参してもコンパクトなので邪魔にはなりません。

【コット】

THERM-A-RESTサーマレスト「ラグジュアリーライト ウルトラライトコット
組み立てるのが少し手間が掛かりますが、重さが1.6Kgの超軽量コンパクトなコットです。最近は中華製のそっくりなコットも1万円以下で販売されています。

【たき火台】

STC社(スイス製)のネイチャーストーブ「Picogrill(ピコグリル)398
収納するとA4サイズになる超軽量(448g)コンパクトなたき火台です。3年前ぐらいに購入したのですが、とても重宝しています。地面をたき火の熱から保護する必要がある時は、A3サイズにカットしたスパッタシート(シリコンコーティングしたカーボンフェルト製)を敷いて使用しています。

ボルト型LEDライトとLEDテープ

― MT-09TracerにLEDで小細工してみた ―

赤と黒が基調のYAMAHA MT-09 Tracerですが、外装品を固定しているボルトがシルバーのメッキだったので、艶消し黒色のペイントマーカーで塗ってしまいました。
ナックルガードに付いているナックルカウルを固定しているボルトを黒く塗っている時に、ふっと「このボルトをボルト型LEDライトにしてみたら面白いかも」と思い付いたので早速やってみました。

【用意したもの】
EDライトと長ナットの写真

・ボルト型LEDライト:4個
・長ナット20mm(M6):4個
・スイッチ:1個
・配線用コード、結線端子
・熱収縮チューブ、スリットチューブ
・結束バンド
※参考情報:孫市屋

 

【取付けと配線作業】

取り付け作業は簡単で、標準の固定ボルトを抜き取って、ボルト型LEDライトを差し込んで長ナットで固定するだけです。長ナットを使った理由は、通常のナットだとナックルカウルの裏側に工具が入らなかったため固定できなかったからです。
あとは配線作業だけですが、交換作業よりこちらの方が時間がかかりました。LEDライトの消費電力(0.2W × 4個)は微々たるものなので、ナビの配線から電源を取りました。スイッチはそんなに頻繁に操作しないので、左側バックミラーの付け根部分のハンドルに取り付けました。

 

【おまけ】

中華製の防水LEDテープライト(12V・30cm・ホワイト)がYahooショッピングで安売りしていたので衝動買いしてしまったので、ラジエターカバーの両サイドに貼ってみました。
商品のキャッチコピーには「超高輝度」とありましたが、購入した現品を点灯してみるとLED発光部分が非常に小さいので、昼間点燈していても全く目立ちませんでした。
しかしながらこれが怪我の功名で、逆に夜間ではあまりギラギラと発光せずに上品な輝きに見えるので、これはこれで良かったかなと今では思っています。

あと赤色メタリックのリムラインテープが余っていたので、ナックルカウルのラインに合わせてアクセントに貼ってみました。

【感想】

今回は悪戯感覚でLED装飾をしてしまいましたが、点灯して走行している時にすれ違ったライダーが「えっ、何?」という感じで視線を向けてくれると、ちょっと嬉しい感じです。立ち寄りで道の駅などに行った際には、ハズイのでスイッチOFFにして消灯しています(^^;

MIDLAND BT NEXT PRO Hi-Fi

仲間と行くツーリングって最高ですよね。

そんな仲間と行くツーリングで、最近必須アイテムとなっているのが、バイク用のインカム。これがアルのとナイのとではツーリングの楽しさが格段に違ってくると言ってもいいのではないでしょうか。

今回購入したのはMIDLAND BT NEXT PRO Hi-Fiです。価格32,180円(税込)、ヨドバシ.comで購入。

なぜMIDLANDにしたかというと、理由は簡単で、ほかのメンバーがみんなMIDLANDを使っているからです。

BT NEXT PRO Hi-Fi 商品写真
BT NEXT PRO Hi-Fi 商品写真

装着方法

まずヘルメットにスライドマウンティングキットというものを取り付けます。これは、本体を取り付けるためのベースのようなもので、粘着シートで貼り付けるタイプと、クランプでヘルメットの側面をつかむタイプの2種類が同梱されています。

今回はSHOEI J-Cruise CLEAVEに粘着シートで貼り付けてみました。

BT NEXT PRO Hi-FI スライドマウンティングキット
スライドマウンティングキットを取り付けたところこの

スライドマウンティングキットにマイクとスピーカーが接続されているため、貼り付ける前にまずヘルメット内部に配線し、実際にかぶってみて調整をする必要があります。調整が終わったら粘着シートで固定します。

SHOEI J-CruiseとBT NEXT PRO Hi-Fi本体
BT NEXT PRO Hi-Fi本体を装着したところ

本体は端子部分を合わせるように装着します。取り外すときは後ろのつまみを持ちながら上にスライドさせると取り外しができます。

使用感

通話品質は十分

音声通話の品質は相手の声がはっきりと聞き取ることができます。会話に支障があることはありません。周囲の騒音レベルにあわせて自動的にスピーカーの音量を調整してくれる機能が付いているので、高速道路の走行でも風きり音で聞こえなくなってしまうことがありません。

音質はまずまず

本品はHi-Fiスピーカーということもあり、音楽を再生した場合の音質もまずまずです。低音も多少あります。

PCで細かな設定が可能

パソコンにBT UPDATER PROというソフトをインストールして、本体の基準音量やマイク感度などを細かく設定することができます。付属のUSBケーブルでや汎用のmicroUSBケーブルで接続します。

接続例

Bluetoothを使用しているので、本体同士の通話だけでなく、さまざまな機器に接続して使用できます。

スマートフォンとの接続

SONY Xperia Z5 と接続したところ、通話や音楽、ナビの音声を聞くことができました。ライダー同士の通話とスマートフォンとの接続は同時に行うことができるので、音楽を聴きながらほかのライダーと会話を楽しむなんてことも可能です。

ウォークマンとの接続

SONY NW-A35と接続をしたところ、音量を最小にしても音量が大きすぎて運転に支障が出るレベル。いろいろ設定を変えてみたものの最小音量を下げることができず接続を断念。使い勝手はスマートフォンの場合と同じです。

旧モデルと比較

二輪同好会部長から旧モデルBT NEXT-Cをお借りしていたので比較してみました。

BT NEXT-C とBT NEXT PRO Hi-Fi
(左)BT NEXT-C (右)BT NEXT PRO Hi-Fi

サイズは一回り大きく

大きさは一回り大きくなり、厚みも少し増したように見えます。重さはBT NEXT-Cが50g(実測)、BT NEXT PRO Hi-Fiが56g(同)と多少重くなっているようです。

取り外しは簡単に

前モデルのBT NEXT-Cではマイクとスピーカーケーブルを本体に直接接続するため、充電で本体を取り外すたびにケーブルを取り外す必要がありました。

本品は、スライドマウンティングキットにマイクとスピーカーのケーブルが接続されているため、充電の際の取り外しがとても簡単になっています。

まとめ

インカムがツーリングに必須と言ったものの、3万円という価格はややお高い感じがします。バイク用品って参入メーカーが少ないせいか、価格が高いと感じるものが多い気がします。

友人とのツーリングのためだけにインカムを買うのはもったいないかもしれませんが、スマートフォンと接続してナビや音楽を聴いたりと、使い方次第でソロでのツーリングでも活用できます。私も購入後は会話よりもナビ音声を聞くことのほうが圧倒的に多いです。

予算の関係で悩んでいる方は、下位モデルBT X2 PROや、旧モデルBT NEXT-Cも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。単にライダー同士の会話をしたいというだけであれば、このモデルにこだわる必要は無いと思います。

KOMINE AK-021 ネオプレーン ハンドルウォーマー

ここ数日、急に冷え込み、いよいよ冬が間近に訪れていることを感じさせられます。ライダーにはつらいシーズンの到来ですね。

私は仕事でもバイクを使うので、防寒対策は欠かせません。今年は防寒用品を一通り揃えなければいけないので、順番にレビューしていきたいと思います。

バイクに乗っていて寒さを感じるのは、首、手、足首の3箇所ではないかと思います。まずは、手の対策から。

手の防寒対策には、グリップヒーター、冬用手袋、ヒーター内蔵手袋などありますが、予算のない私は、一番安く、かつ確実にできる防寒対策としてハンドルウォーマーを選択しました。

今回レビューするのはKOMINE AK-021 ネオプレーン ハンドルウォーマーです。価格は2,835円、Webikeで購入。

AK-021製品写真

装着方法

側面にハンドルとブレーキレバーを通す穴が空いているので、そこを通して、脱落防止のひもを適当な場所に結びつけるだけで装着完了。

CB400SBの右ハンドルに装着した模様
CB400SBの左ハンドルに装着した模様

見た目

思ったほど悪くないです。カラーも黒にしようかと思ったのですが、バイクにあわせて赤にしたところ、そんなに違和感もありません。

CB400SBに装着した模様

使用感

風はほとんど防ぐことができる

風の侵入はほとんど防ぐことができ、寒いと感じることはありません。グローブも冬用のものでなくても、夏用や革のグローブでもよさそうです。

手の出し入れに時間がかかる

風の侵入を防ぐため、手を差し入れる場所にトレーナーの袖口みたいなのがついていて、手を通すのに手間がかかります。右手から先に通す場合は、左手を添えてあげればいいものの、次に左手を通すときにうまく通せず、「アーーーッッ!!」ってなります。

とくにナックルガードの付いたグローブの場合は、引っかかってしまって、なかなか通すことができません。

ナックルガードのあるグローブだと引っかかります

そのため、信号待ちなどで手を離してしまうと、青になったときにすぐ発進することができないため、自然とハンドルはにぎったままになってしまいます。

ウインカーの操作に慣れが必要

ウインカーなどのスイッチもハンドルウォーマーの上から操作することになります。右ウインカーは親指で向こうに押して倒すだけなのでまだ大丈夫なものの、左は親指にかけて引き寄せないといけないので慣れが必要です。

まとめ

手の防寒対策はみなさんいろいろと苦労されているようで、高価なハンドルウォーマーや冬用グローブを購入するのにはそれなりの勇気がいります。

その点、このハンドルウォーマーは3千円程度で、気軽に、しかも確実に寒さを防いでくれることから、買って損はしない商品ではないかと思います。

御用達の店「二輪館ACTY」

二輪館ACTY 閉店

2018年2月末で閉店になりました。

色々と融通を利いてもらえるお店だったのでとっても残念です。お世話になりました。

 

― お世話になっているオートバイショップ ―

A爺さんがいつもお世話になっているオートバイショップです。

二輪館ACTYは中央大学生協が直営するオートバイショップで、取り扱うオートバイは国内4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)の原付から中型・大型車で、認証工場完備なので車検や修理も対応してくれます。

中央大学関係のお店なので在学生も卒業生も安心してお付き合いのできるオートバイショップです。

しかし最近は、学生などオートバイに乗る若者が減ってしまい、大学が18歳人口が減少して受験生集めに苦しんでいると同様に、オートバイショップも厳しい状況が続いているそうです。

顧客が私みたな老い先短い爺さんばっかりじゃダメだよね(^^;

ACTY がんばれー!!

二輪館ACTYの写真
二輪館ACTY

二輪館ACTYのホームページはこちら

MT-09 Tracer用カスタムパーツの紹介

MT-09 Tracer 装着して良かったカスタムパーツなどの「ベスト5」

還暦のお祝いに購入して2015年5月に納車された赤色のYAMAHA MT-09 Tracerですが、この2年半で装着したカスタムパーツを洗い出してみました。なんと累計額はバイクの購入価格の半分以上になっていることが判明しました。この件は嫁には話せないです(^^;

安住神社の写真
安住神社(通称:バイク神社)

【1位】YAMAHA純正 ローダウンキット & ローダウンシート

ふたつ合わせてシート高が30mmダウンして、足の裏の半分ぐらいが地面に着くようになりました。

【2位】EFFEXイージーフィットバー EZ-FITプラス テーパー

少し遠かったハンドル位置が手前にきて、自然なライディングポジションが取れるようになりました。

【3位】ISOTTA: YAMAHA MT-09 TRACER (2015-) ハイスクリーン ウインドシールド

前傾姿勢を取らなくてもライダーにあたる風を防いでくれるし、飛んでくる虫もほとんど身体にはヒットしなくなりました。

【4位】GIVI スペシフィックエンジンガード MT-09 Tracer

ちょっとゴツイですが立ちゴケやエンストゴケしてもクランクケースやバイクの側面をがっちりガードしてくれます。

【5位】YAMAHA純正 LEDフォグライト Q5KYSK085X01

点燈してアクアライン・トンネルの追越し車線を走ると、前を走る車が面白いように進路を譲ってくれるぐらい、とにかく明るい。

装着したカスタムパーツなどの一覧

(※購入日順)

装着カスタムパーツ名
1SHOEI NEOTEC ワインレッド
2CWR-1 PINLOCKR EVO lens
3MIDLAND BT NEXT-C ツインパック
4MITSUBA MSC-BE51 アンテナ分離型ETC
5ワイズギア MT-09 TRACER アンテナステーミラーマウント Q5KYSK055E13
6トップケースキャリア マットブラック MT09 Q5KYSK081E01
7グリップウォーマー MT09TRA Q5KYSK085Y01
8ナビステー MT09TRA Q5KYSK085E02
9YAMAHA純正 ローダウンキット リンク Q5KYSK085F01
10EFFEX ショートサイドスタンド MT-09/TRACER 14-16
11ヤマハ MT-09 ユーロヤマハトップケース 50L Q5KYSK069P02
12ヤマハ MT-09 ユーロヤマハトップケース キーシリンダーA(ワンキータイプ) Q5KYSK069P03
13ヤマハ MT-09 ユーロヤマハトップケース バックレスト 50L Q5KYSK069P07
14GIVI スペシフィックエンジンガード MT-09 Tracer
15GIVI スペシフィックリペイドリリースサイドケースホルダー MONOKEYサイドケース用 MT-09 Tracer
16GIVI サイドケースセットブラック E22N
17YAMAHA純正 LEDフォグライト Q5KYSK085X01
18YAMAHA純正 ワイヤーリード 三口分岐 Q5KYSK001U47
19U-KANAYA:可倒式Rタイプ アルミビレットレバーセット
20ラフ&ロード スロットルアシスト ブラック フリー バイク オートバイ TR001
21EFFEX(エフェックス) イージーフィットバー EZ-FITプラス テーパー アルミ ブラック MT-09 TRACER(15) PBTF356K
22ガーミン zumo660 Version15 GPSバイク用 防水耐震ナビゲーション 取付マウント付(ZUMO-01)
23YAMAHA純正 ローダウンシート 【MT-09 Tracer】(Q5KYSK085G02)
24エッチングファクトリー / MT-09 TRACER用 ラジエターコアガード(赤エンブレム) RGY-MT09-00-rd
25GIVI スペシフィックスクリーントランスペアレント MT-09 Tracer 2122DT
26GIVI スペシフィックフィッティングキット GIVIスクリーン(2122DT)用 MT-09 Tracer D2122KIT
27EU YAMAHA純正: SR STEPS MT-09 Street Rally/Sport Tracker
28ハリケーン/MT-09トレーサーABS用 LEDダガーウインカーキット(ブラックボディ/スモークレンズ)
29ハリケーン/汎用 ウインカー取付延長ボルト(ブラック)
30ハリケーン/MT-09トレーサーABS用 フェンダーレスキット
31ハリケーン/汎用 ナンバーベース&リフレクター W122 中型車~大型車(126cc~)用
32EU YAMAHA純正: Mesh Side Intakes MT-09 TRACER
33EU YAMAHA純正: Side Tank Pads MT-09 TRACER
34ISOTTA: YAMAHA MT-09 TRACER (2015-) ハイスクリーン ウインドシールド | SC356
35ウインズジャパン〔WINS JAPAN 〕X-ROAD FREE RIDE マットブラック×オレンジ XL 545
36ワイズギア / リムライングラフィック メタルクローム(レッド)
37RIDEA / MT-09 TRACER 15-用サイドスタンドエンド(チタン)
38ドリンクホルダー JD-1 JUSTER/TNK バイク用ドリンクホルダー 0090048-24
39バイク用スマートフォンバーマウントセット YOLIFE 保護バンド付き
40タナックス(TANAX) MFK-176 スマートタンクバッグ M ブラック

免許取得と車両紹介~きくりん編~

子供のころからバイクには全く興味がなく、社会人になり同僚が免許取得し、ツーリングに行くのにも4輪で同行。三重勤務時代には、取引先の方々に免許取得を誘われるが固辞。

大阪勤務時代の2012年11月。上司の強いお誘いで一念発起!2013年2月二輪免許取得。しかし、4月からの東京転勤が決定。上司は大型免許取得し乗換えを決めていましたので、免許取得と転勤のお祝いとしてお下がりで <スズキブルバード400> を譲ってもらうことに。

20130428蓼科牧場

東京へ転勤後、2014年3月無事大型免許取得。ブルバードが2014年4月に車検を控えているのと消費税が5%→8%へ増税となるので思い切って大型を購入。いろいろと検討するもグリーンの<カワサキNinja1000>!

20160910榛名湖

大型は良いですね。排気量の大きさはゆとりです。ちなみにカーブで転んでいますので峠はそんなに好きではないです(-_-;)

今思い返せば、若いうちに二輪免許取得していたらまた違った生活があったかもと思っています。三重県、名古屋市、大阪府に住んでいましたのでバイクに乗って出かけられたら行動範囲も変わっていたなと。

Ninja号とはこれまで、
〇2014年9月北海道(往復フェリー利用:新潟↔小樽)
〇2015年9月東北地方(山形~岩手~山形)
〇2016年5月四国お遍路その1(徳島~三重)
〇2017年5月四国お遍路その2(往復フェリー利用:東京↔徳島。徳島~高知~愛媛)
とロングツーリングもしてきました!日野支部二輪同好会や会社の同僚とのツーリング、日帰り・宿泊と多数行ってきています。

バイクでの目標!
四国お遍路八十八ヶ所巡りをバイクにて結願することです。2013年2月に車で1巡目結願。2巡目を昨年からバイク遍路にてスタート、伊予の国(愛媛県)48番札所までお参りしていますので残り40ヶ寺です。

20160502焼山寺(徳島県)

これからも楽しいバイクライフを!どうぞよろしくお願い致します!

幹事長の車歴

写真が残っていないので、色々なHPのリンクを貼らせて頂きました。こんなバイクなんだな~と参照してもらえれば良いかなぁと思います。

〈1台目〉ホンダゴリラ

 http://www.honda.co.jp/news/1978/2780802.html

高校時代に原付免許を取得し、ラッタッタやパッソルと言った通称下駄履きスクーター全盛の頃、モンキーを買いたかったが先を越され、兄貴分であるゴリラを購入。クラッチ操作が上手く行かず、八王子のバイク屋から帰宅するのに何度エンスト&ウイリーをしたことか…

モンキーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC

ラッタッタhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AB

パッソルhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%AB

入手して程なく、オールペン、カブ70ccのシリンダーヘッドを移植。城島のオイルクーラー、GR80のメーター、リードの芯なしダウンマフラー、ロングスイングアーム、CB125のリアサス移植、ドライブ&ドリブンギア変更(ローギアードから高速よりに)

ここまで手を加えましたが、奥多摩や大垂水では2スト車において行かれたのでありました(T_T)

〈2台目〉ホンダ リード50SS

 http://www.honda.co.jp/news/1984/2840710.html

唯一新車で購入!!

大学通学用に坂が多いので2ストに!コイツにリードのチャンバーを入れましたが、うるさくて、自宅付近ではエンジン切りました( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・

〈3台目〉ホンダCB250RSZ

 http://www.honda.co.jp/news/1981/2810318c.html

原付き(排気量はオーバーしてましたが…)で我慢、車両を大きくする前にスカイラインに乗り、雨風凌げて快適!と思っていましたが、風を感じることがなく、周りが中型車に乗り始めたので、軽くて早いRZ250にも負けないということで購入。

確かに加速は早かった!ヒラヒラ感が凄すぎて、道路に刻まれた水はけの溝にタイヤを取られ、笹子トンネルでは怖い思いをしたもんです。

RZ250

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBRZ

〈4台目〉スズキGSX750E4

 https://bike-lineage.org/suzuki/gsx-s750/gsx750e.html

大型教習がなかった頃なので、府中の試験所で14回目のトライで免許取得。

250ccから一気に750ccへアップ!ブレーキは効くし、コンパクトにまとまった車体は、とにかく旋回性もよく交通機動隊に採用されてましたからね。

ヨシムラ管が良い音していたなぁ

〈5台目〉ホンダCB750FB

http://www.honda.co.jp/news/1981/2810422.html

まさにこの赤でした。

こいつにもヨシムラ管入れました。しかしコイツ曲者で、2速から3速にシフトアップするとギア抜け率70%…猛烈な高回転による爆音で何煽ってるんだ!という憂き目に会いました。

〈6台目〉ホンダアフリカツイン650RD03

 http://www.honda.co.jp/news/1988/2880512a.html

事故と寄る年波で前傾姿勢が苦しくなり、ビッグオフへと転身!

生産台数500台!!

しかし、ローダウンキットがなく立ちゴケをしなかったのが奇跡なくらい…

〈7台目〉カワサキZL000A1

http://www.interq.or.jp/venus/zl-900a1/series/1000.html

DSCN1480

↑ 仙台のショップ前で取った貴重な1枚

コイツも生産台数1万台の帰国子女 日本に果たして何台来たんだろうか…

なんと現車を見ること無く、仙台まで行って乗って帰ってきたのです 笑

アフリカツインの足つきが悪く、いつか対向車線にコケてしまうという恐怖感で手放し、ドラッグレーサーへ

カワサキと言えばKERKERのスーパートラップ。朝アイドリングが出来ないほどの爆音でした。

出たばかりのHIDに替えたら、あまりの明るさに感動しました。ここからは、ヘッドライトはHIDじゃなきゃダメな体になりました。

マイナートラブルだらけで、入院期間のほうが長かった。電装系がおかしくなり、走行中にすべての電装系がシャットダウン(*_*;

真っ暗だしエンストしたらエンジンかからないから必死で家に帰った。もちろんウインカーも点かないので、周囲の車も暗闇に急に真っ黒いバイクで焦ったろうな…

ジャンクションボックスのハンダ不良が疑われ、パーツをやっと取り寄せ交換したらバッチリ!

しかし、シリンダーヘッド・クランクケースなどいたるところからオイル漏れがガ━━━━Σ(゚Д゚;)━━━━ン!!

ガスケットなどあるはずもなく、修理見積金額にビビり引き取られていきました。

〈8台目〉アプリリア               スポーツシティーキューブ250ie

http://www.apriliatokyo.com/aprilia/apriliasportcity200.html

いよいよ外車に手を出してしまった(^o^;)

楽な足が欲しく、でも、オッサンスクーターは乗りたくない。

有りました、スタイリッシュスクーター。イタ車だったので心配でしたが、スイッチ類の故障はあったものの、消耗品感覚なのか数百円の部品代。ありがたかったな。

〈9台目〉アプリリアMANA850GT

http://www.apriliatokyo.com/aprilia/aprilianama850.html

イタ車でも行ける!と排気量アップ

コイツがすこぶる乗り心地が良かった。さすが良いパーツを惜しげもなく使っているだけのことはある。

路面のギャップを全く拾わず、アスファルトをトレースするがごとくの安定感。いじり倒してあって、前輪の足回りはRSVのもを移植してあるので、オーリンズ・ブレンボで全く不安感なし。ブレーキは物凄い驚きの効き具合。

後輪は、ウイルバースのサス。これだけで中古の中型車が買える。コイツも路面が荒れても、アスファルトにタイヤが密着しているようだった。ミシュランタイヤもペタッと寝てくれて、コーナリングも安定そのもの。

マフラーはレオビンチ。これは、かなり希少価値があるらしい。

初めて高機能なパーツだらけのバイクで、腕が上がったかと思うほどだった。

MTモードATモードが選択できて、渋滞も何のその!

しかし、私の首と肩は前傾姿勢に耐えられなかったウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。

〈10台目〉スズキVストローム1000ABS

http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/dl1000al7/detail

またまたビッグオフというかアルプスローダーに戻りました。

ローダウンキットを入れて、足つきが格段にアップ!暫くこれで行こう!と思う。クラッチが軽いんだけどクラッチがすぐ切れてしまい、物凄く遠くでレバーコントロールしなければならないので、左手に支障が出てしまうのがナントカならんもんか…

こいつも、大不人気車で、帰国子女なんでパーツは苦労しそうな予感。

結局何に乗りたいのか?

今まで色々な車種に乗ってきましたが、自分にシックリ来る車両には出会えていないですね。

Vストロームも軽いとは言え230kgひとたび傾くと、こらえ切れません。

KTMのように軽く、キビキビ走って丈夫なバイクがアレばなぁ…ドカムルティストラーダ950なんかも気になるんだけれど、高くて買えないね。

重さに耐えられなくなる時が来たら…もしかしたら、コイツに乗っているかもしれない。

http://www.honda.co.jp/CRF250RALLY/

11台目 BMW G310GS レーシングレッド

長文

9台目のapriliaMANA850GTで打ち止めにすれば良かった。前傾と言ってもレーサータイプじゃないからそこまで前傾はキツくない。それでも過去の事故の後遺症のためか前傾は首と腰が耐えられなくなる。

見た目や価格で買ってはダメですな。

10台目のVストローム超絶不人気車で私の心をくすぐりアルプスローダーなら姿勢が楽だと即決。それがダメ~!試乗しなきゃね。6台目のアフリカツインで、背の高い高重心は傾くと耐えられない…。クラッチはスリッパークラッチ機能やアシスト機能が付いていたんだけど、半クラが出来ない??切れるか繋がるかの2択。

ビッグ2気筒がユーロ3に負け、低回転では全く使い物にならなかった。そう、渋滞・不整地などアイドリングくらいの回転数でゆっくり走りたいのだが、見事にエンジンが止まる。

ある時、大型を下りて良かった、こいつはある意味オールパーパス、これがあれば他に要らない!といった文字が目に飛び込んできた。

気持ちは同じだ、大型に乗るためにまずは身支度、駐車場からヨッコラショと引き出す、年に何回乗ってる?幸いバッテリーは上がらなかったが、これほどまでに乗らないと、維持費・普段が駐車場の場所塞ぎ・すぐそこの買い物にも使えない。

二輪部長と平日お忍びツーリングの昼飯の時に、気になるバイクが有るという話になり、帰りにショップに寄ってみよう!ということで入店。

初老の会長がにこやかな笑顔で出迎えてくれ、連絡先も何も聞かずに、まずはグルっと乗って来て下さい、エリアの制限もありません、とにかく悪い所を探す気持ちで乗って下さい!と言われ排気量が所有車両の1/3だから大したことはないだろうとスタート。

発進時のトルクの細さ…ん?中型ってこんなもんだったか(・・;) このバイクは2度パワーバンドが来ますからという会長の声を思い出し、少しアクセルを開け気味でスタート。回転数が落ち込むが流石DOHCアッと言う間に吹け上がりリミッターまで一気!ギアをポンポンと上げていく。

走る!思ったより走る、今まではアクセルをこんなに開けたことはないが、こいつは開けることで自分の鼓動も上がる。爆発的な加速ではないが、街乗りでは必要十分以上の力量。

道の駅の駐車場で、一番気になるアイドリングでの超低速走行を検証。前述のようにアイドリングではスタートできないが、走り出してしまえばアイドリングでトコトコ走る。上り坂で4速30kmくらいでアクセルちょい開けでもトコトコ登る。

御主できるな!いたる所の作りのチープさは否めないが、ステンレスブレーキホース、2チャンネルABS、レギュラーガソリン、小タンクには必須の燃料計、41パイの倒立フロントフォーク、ブン回しても30km/Lという燃費の良さ、リアキャリアはトップケースが載せやすいし剛性も良さそう。

ショップに帰庫し、興奮を抑えながら見積もりを取り、その場で契約。7/1に契約したが途中リコールもあり、引き取りに行ったのは8/19だった。アフターパーツを頼んだがとにかく来ない、まぁ仕方がないか。

とにかく軽い、Vストロームが230kgこいつは170kg。△60kgの差は物凄く大きい。駐車場から出すのも楽、チョット振られて足で立て直すのも楽。今までじゃ体制を立て直す間もなく転倒だが、こいつはコントロールし甲斐がある。

アクセルを開ける、走行速度、路面状況に合った適正ギアにチョコマカ変える。大型のトップギアでアクセルだけで走るのとは大違いだが、このコントロールを楽しむ事を忘れていた大型から、乗ること、ギアを変えることが楽しくて仕方がない相棒となった。

もう少しトルクがあれば、未舗装路など超低回転の走行や高速で楽だろうな…

いかんいかん、これが自分が求めていたバイクのテイストじゃないか!

特筆すべきはシートの良さ。今まで色々なバイクに乗っていたが300km超えてもケツが痛くならないのは初めてだ!この1点だけでもこのバイクを選んだ価値がある。

まだまだカスタムに磨きをかけていかなければ、足りない部分が多々あるので。それはまた次回以降で!

http://www.bmw-motorrad.jp/jp/ja/index.html?content=http://www.bmw-motorrad.jp/jp/ja/bike/adventure/g310gs/g310gs_overview.html

12台目 DUCATI Hyperstrada821

Multistrada950が出た時に絶対いつかはこいつに乗ろう!と思っていたのですが、跨ってみると1200より足付きが悪い (^_^;)

そして、タンクが高い位置にあるのでチョット左右に傾くと、足場が良ければなんとか踏ん張れそうだけれど、砂利でもあろうものなら確実にコケるな…10代目のVストロームの立ちごけを思い起こさせた。

9台目のMANAの次の車両を探していた時に、出会ってしまったHyperstrada821 足付きは抜群だし、ハンドルは始めからアップされているので首・肩の負担はかなり軽減される。スリムだし軽い!181kgの車体はツーリングで疲れた体、車庫から出す時にとっても助かる!!

問題は、燃料計がない、ギアポジもない…まぁ、MANAもなかったもんな。ただ、ギアポジは欲しいかな。

ハイオク仕様、パーツが高そうだから維持費が大変かな?色々頭の中で思いが巡る。いや、私に残されたバイク人生(大型車で楽しくロングツーリングが出来る)は長くはない。欲しかったんだし、カタログ落ちして今後買えないマシンだ!そうだ買うなら今しかない。

手に入れて、気になっていた部分を早速カスタマイズ。

スクリーンがあるけれどやや小さいので体に風が当たる、ロングツーリング、高速走行ではボディブローのように疲労が溜まる。

というわけで、Puigのロングスクリーンを取り付け。スクリーンを元々のボルトで止めるだけでなく風圧に対応するためにハンドル固定ボルトにステイを共締です。

【純正と重ね合わせてみてます】

取説にもありますが、サイドケースの適応最高速度が180km 汗 なので、スクリーンも風圧で割れないようにステーが付くんだろうなぁ

今まで大きめの(52L)トップケースをつけていたけれど、キャリアが樹脂製で耐荷重が5kg (;´д`)トホホ ベースとケースで5kgじゃん…

純正の軽量トップケースが9諭吉 (;´Д`) とても買えません。それに既に在庫なし。そんな訳で布製の軽いトップケースを探したら、2019発売のトップケースを発見!TANA-X シートシェルケース 1.5kgで最大積載量が5kg

布だから直接キャリアに付けられないので、過去に間違えて2つポチってしまったHepco&Beckerのベースを取り付けウマイ感じに付きました。

ヨーロッパ車は12Vなんだけどシガーじゃなくヘラーなので電源を取り出そうにも合わない。そこでDAYTONA アルミ削り出し電源ヘラソケット変換 シガータイプを取り付け。

タンク下にヘラーソケットがあるんだけれど、タンクカバーが外れない( TДT)仕方がないので、フレームに沿って手が入る部分に配線を添わせて、ハンドルにシガソケのポートを取り付け。

ギアポジ表示がないので、AIpro Ducati 専用 シフトインジケーター ギアポジション を取り付け。マシンの診断ツール取り付けカプラーにポン付けということだったが、プラス電源を取らなければいけない。

モータースのメカの方に伺ったが、ギュウギュウに配線を詰め込んでいるので、割り込み配線は難しいと言われた。

あっ、ヘラーシガー変換のケーブルからプラスを取れば( ・∀・)イイ!! 被覆を剥がし、プラスに割り込み自己融着テープで元に戻し、シガーソケットと同じようにフレームの手が入るところに配線を通し固定。

【分かりにくいけれど、メーター左側の筒がシガーソケ、メーターの右横の白い0がギアポジ、ハンドルポストと共締のステイ スクリーンの保護シートは作業中なので、まだ剥がしてません】

ギアポジと言っても、エンジン回転数とかパルスを拾っているので、まずは各ギアでパルスを学習させる必要があり、交通量の少ない道で各ギアで5000rpmで走らせる。ローギアの時は良いですがハイギアになると5000rpmだとかなりの速度 (○´д`A)フキフキ 早く認識してくれと願いながら学習させて、やっと覚えてくれました。桜田門の職員さんのお世話にならずにセーフ!!_(゜▽゜*)_))((_(*゜▽゜)_セーフ!!

慣らしは5000rpm以下でということで、各ギアで入りが良くなるように、きちんと回し、エンブレをかけてを繰り返しましたが、ハイギアでは一般道は無理です。因みに6速5000rpmは120km近く出ます。つーことは、5000rpmまでで国内のあらゆる場所で余裕で走れるってことね。

サスガHypermotard のツーリングバージョンというだけあって、5速50km、6速60kmでもノッキングしない スゲ━ヽ(゚Д゚)ノ━!!!! 大型2気筒は低速になるとノッキングが激しいのに、どういうマッピィングになっているのか、これは助かる。ツーリングでノロノロに出くわしてもギクシャクしないで済みそうです。

元々クラッチが軽いのに、AELLA クラッチアシストプレートをかまし、更に軽くしたので快適そのもの。

純正のグリップヒーターも取り付け寒さ対策もバッチリ!ですが、エンジンの熱が物凄く、冬は良いかもしれないけれど真夏は火鉢を抱えて走っているようなもんです。

まぁ、相変わらずあまり人が乗っていない車両に手を出してしまいました。さてこいつとは長い付き合いをしていきたいもんです。

日本仕様のアンコ抜きシートはケツが痛くて堪らないので、本国シートを発注しました。いつ来るかなぁ…