春のツーリング【2018年4月14日(土)~15(日)】1/2

春のツーリングの写真
2018春のツーリング(1/2)

春の嵐が接近する4/14(土)~15(日)に二輪同好会の「’18春のツーリング浜松」を挙行しました。

今回は、宿泊組6名と日帰り組2名の合計8名(バイク6台、車2台)でのツーリングとなりました。

4月14日(土)の朝7時00分に道の駅「たきやま」に集合し、みんなでLINEのグループトークを設定してからツーリングをスタートしました。

 

 

行きの行程

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東名「中井パーキング」

前半4/14(土)の行程は、
道の駅「たきやま」→ 圏央道「あきる野IC」→ 海老名JCT → 東名「中井P」→ 東名「磐田IC」→ 炭焼きレストラン「さわやか」→「YAMAHA コミュニケーションプラザ」→ 「秋葉神社」(上社、下社)→ 宿泊先「ルートイン浜松ディーラー通り」
となりました。

先ずはハチロクを先頭に、待ち合わせのメンバーと合流するため東名の「中井パーキング」に向かい、合流後は春の嵐が西から接近していたので浜松近辺まで一気に走行し、あとは天候を見ながら現地で立ち寄り処を決めましょうということにしました。

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炭焼きレストラン「さわやか」

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さわやかの看板

最初の立ち寄り処は、静岡県民のソウルフードとも言っても過言ではない「げんこつハンバーグ」で有名な「炭焼きレストランさわやか」磐田本店でランチを摂り腹ごしらえです。

このお店は静岡県内にしか出店しておらず、その理由は提供されるハンバーグが生でも食べられるほど鮮度が高いので賞味期限が短く、味と品質を維持するために工場から直送できる範囲にしか出店しないとのことです。

午前11時開店の20分ぐらい前にお店に到着して「さあ食うぞ!」と意気込んで行ったら、既に40分待ちの大行列で店内ではハンバーグを食べているお客さんで溢れていました。どうやら混雑を緩和するために営業時間を早めていた様でした。

それだけ品質に拘った「げんこつハンバーグ」は250gもあり、野球のボールの様なサイズをしており、表面を炭火で焼いた状態で提供され、店員さんが目の前でハンバーグを半分に切ってから、焼けた鉄皿に押し付けて内部に火を通してくれます。

肉はオーストラリア・ビーフを使っているとのことでしたが、しっかりとした肉の存在感と旨味があり、250gでもペロッと美味しく食べられました。しかし、何とこんなにボリュームのあるハンバーグなのに、サックリとお代わりをオーダーしている我がメンバーの底なし胃袋に仰天しました(^^;

今回はハンバーグでお腹が一杯になり注文しませんでしたが、その他に鉄鍋ビビンバ、ハンバーガー、カレーも人気メニューの様です。

炭焼きレストラン「さわやか」

 

 

YAMAHA コミュニケーションプラザ

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YCP(1)

次の立ち寄り処は、今回のツーリングのメイン目的であるバイク博物館巡りの一つであるヤマハ発動機が運営する「YAMAHA コミュニケーションプラザ」に向かいました。

ヤマハの二輪車を中心に自動車、四輪バギー、カート、スノーモービル、マリン製品、電動アシスト自転車、除雪機など様々な製品が展示・紹介されています。

A爺さんはヤマハのオートバイを乗り継いできたヤマハファンなので、往年の懐かしい展示車に出会えて、とっても楽しい時間を過ごせました。

ところで、ヤマハのロゴマークって丸い輪の中に音叉が三つ交差しているのは皆さんご存知ですよね。でも楽器のヤマハと二輪車のヤマハ発動機のロゴマークには微妙な違いがあるって知ってましたか。詳しくは、こちら

YAMAHA コミュニケーションプラザ

 

 

秋葉神社(上社、下社)

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秋葉神社(上社)

メンバーに神社仏閣ファンがいるため、今回は浜松市天竜区春野町領家の赤石山脈の南端に位置する、標高866mの秋葉山の山頂付近にある秋葉神社に行くことになりました。

秋葉神社は火防の神様として有名で、全国各地から火を取り扱う仕事の関係者がお参りし、お札を求めにやってくるそうです。

山頂の上社と気田川畔にある下社を繋ぐ林道は、行程7.5km平均斜度約10%の遠州一の激坂として有名で、ワインティング大好きなハチロクは先頭を切って駆け登って行き、他のメンバーを置いてきぼりにしてました(^^;

山頂からの眺望は東海一とも言われ、天気が良ければ袋井市のエコパやJR浜松駅近くのアクトタワー、更に空気が澄んでいれば天竜川河口・太平洋や浜名湖なども望める観光スポットとしても人気が高いとのことでしたが、当日はあいにく低気圧が近づいていたため小雨と霧で全く見通しが効きませんでした。

山頂の上社巡りの山登りと悪天候に懲りて、神社仏閣ファン以外のメンバーは下社巡りはご遠慮して、少し早めに宿泊先に向かうことにしました。なお、日帰り組の1名は、ここで東京へと戻ることになりました。

秋葉神社

 

 

ルートイン浜松ディーラー通り

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ルートイン浜松ディーラー通り

少しずつ天候が悪くなってきて小雨も降り始めたため、一旦宿泊先に入って夜の部に備えて態勢を整えることにしました。

ホテルの名称である「ディーラー通り」を最初に聞いた時は、変な名前だと思ったのですが、どうやらホテルが面している国道152号線沿いには、車をはじめとする様々なディーラー店が数多く軒を連ねていることが、この名称の由来となっている様です。

このホテルには3階建ての立派な立体駐車場が隣接されており、オートバイも利用できます。オートバイを2階に駐車すると雨にも濡れないし、外からも見えないので盗難の心配もありませんでした。

ホテルにメンバー6名全員が揃ったところで、ホテル周辺の飲食店情報をフロント係のお姉さんに教えてもらい、夜の部へ突入しました。

ルートイン浜松ディーラー通り

 

 

浜松餃子「かどや」

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かどやの餃子

夜の部の最初は浜松餃子ということで、JR東海道線天龍川駅にほど近い「かどや」という餃子専門店に突撃しました。地元の人達でにぎわっているお店で、メニューは焼餃子、焼そば、お好み焼き(ランチのみ)の3種類で、当然生ビールと焼餃子(60個)を注文し、無事の到着を祝して乾杯して夜の部がスタートしました。

かどや

 

 

Ocean Flavor 「鯛一」

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刺身の盛り合わせ

餃子の次は浜松の魚介が食べたいということで、お寿司も食べられる海鮮居酒屋「鯛一」に行きました。

このお店の入り口には大きな垂れ幕が掛かっており、「肉ばっか喰ってんじゃねぇよ、魚喰おうぜ!」と書かれており、「おぉ、それじゃ喰ってやろうじゃないか」というノリで入店し、「さし盛り、持って来いやぁ!」と注文、地酒をコップであおり、酒の飲めないメンバーは「寿司喰いねぇ」と全員エンジン全開状態で飲み食いしました(^^;

Ocean Flavor 鯛一 ―

 

 

おでん屋「ざぶとん」

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遠州お好み焼き「ざぶとん」

3軒目に行ったのは、静岡おでんが食べられるという居酒屋「ざぶとん」です。ここまでくると呑み助メンバーはいい加減に酔っぱらっていますが、勢いでおでん盛合わせ、串焼き盛合わせ、お店の看板メニュー「さぶとん」(お好み焼き?)などを注文して、更にアルコールを充填して完全にでき上ってしまいました。

おでん屋「さぶとん」

 

 

「一刻魁堂」浜松ささがせ店

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一刻魁堂のラーメン

本格的に雨も降ってきたにも関らず、歩いてホテルに戻る途中に「さわやか浜松篠ヶ瀬店」を見つけ、満腹神経が完全に破壊されていることもあり最後に〆を食べようと入店、しかし22時頃なのに1時間待ちとのことで泣く泣くあきらめ、勢いで隣のラーメン屋に入ってしまいました。

みんなでラーメンを注文し、サワーを飲んで本日の〆としました。この時点で22時半ぐらいでした。良く覚えていないけどね(^^;

「一刻魁堂」浜松ささがせ店

 

 

長くなったので、2018春のツーリング(2/2)に続きます。

春のツーリング【2018年4月14日(土)~15(日)】2/2

このページは、2018春のツーリング(1/2)の続きです。

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2018春のツーリング(2/2)

4/14(土)の深夜は大雨と強風で大荒れの天候でだった様でしたが、酔っぱらっていたため全く気が付かず、朝起きたらホテルのベッドに倒れ込むようにして寝ていました。不思議と二日酔いにはなっておらず、朝風呂を浴びてサッパリとしてから、しっかりと朝食を摂り、ツーリングの出発準備に入りました。

二日目の4/15(日)朝の天候は、深夜の大雨と強風がすっかり止んで曇りとなり、充分ツーリングができる天候まで回復していました。

 

 

帰りの行程

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ルートイン浜松ディーラー通り

後半4/15(日)の行程は、宿泊先の「ルートイン浜松ディーラー通り」を9時に出発し、
市内観光「スズキ歴史館」→ 市内観光「うなぎパイファクトリー」→ ランチ 「関西風炭焼うなぎ かんたろう」→ 土産購入「近鉄ストアー向宿店」 → 休憩「道の駅掛川」→ 新東名「島田金谷IC」→ 新東名「清水PA(上り)」
となり、新東名「清水PA(上り)」で流れ解散とし、その後はそれぞれのペースで家路に就くことにしました。

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スズキ歴史館

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スズキ二輪車工場

二日目の最初の立ち寄り処は、今回のツーリングのメインであるバイク博物館巡りの二つ目であるスズキ自動車が運営する「スズキ歴史観」に向かいました。

スズキ博物館は四輪車と二輪車を中心にスズキ自動車が製造する全ての製品と、スズキ自動車の歴史的な様々な資料などが展示・紹介されており、ここに来ればスズキの事が全て解かるという施設でした。

この施設の規模は非常に大きく(敷地面積3489㎡ 延床面積5424㎡)、3階建てのビル全てが展示スペースとなっており、1階は現行の四輪車・二輪車・船外機の展示コーナー、2階は四輪車の開発・生産についの展示コーナーと海外生産拠点国の紹介、3階は創業者の鈴木道雄が初めて市販したスズライトなどの展示車両とともにスズキの歴史を紹介している施設です。

樹脂成型コーナーでは成型の風景がビデオ動画で見られ、動画を見終わると最後にミニカーが入ったカプセルが出てきて、お土産として貰えます。また、1階受付横には自動販売機や店頭販売で限定グッズ(オリジナルキャラクターのマグカップ、タオルなど)を販売していました。

独身メンバーの広報担当は受付のお姉さんには目もくれず、受付カウンター前に展示してあったド派手な真黄色のスイフト・スポーツに一目惚れして、試乗したまま暫く降りてきませんでした(^^;

スズキ歴史館

 

 

うなぎパイファクトリー

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うなぎパイファクトリー

次の立ち寄り処は、家族へのお土産調達も兼ねて浜松名物「うなぎパイ」の工場見学に行きました。ここは大変な混みようで、子供から年寄まで多くの人達が訪れていました。

ここで荒天のため足柄SAで足止めを食らっていた、車で日帰り参加のメンバー1名が参戦してくれました。

この施設は衛生管理が厳しい食品工場のため、全てガラス越しの見学となり、その他に資料展示、シアター、カフェ、お土産売り場などが併設されていました。

受付で工場見学の申し込みをすると、見学者全員にお土産として試食用の「うなぎパイ」が漏れなくもらえます。

うなぎパイファクトリー

 

 

関西風炭焼うなぎ「かんたろう」

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かんたろう

浜松と言ったら鰻、ランチは「うなぎの蒲焼」にしようということで、国道1号線を東進しながら関西風うなぎの蒲焼で有名な「かんたろう」に立ち寄り、ランチタイムとしました。

やはり有名店ということで満席で30分ほど待ちましたが、二組に分かれて入店し、美味しいうな重をいただきました。

このお店は関西風の地焼き調理法なので、関東のように鰻を蒸さず、火力の強い備長炭でうなぎの表面はカリッと中身はふっくらと焼き上げていました。

関西風炭焼うなぎ「かんたろう」

 

 

遠鉄ストアー向宿店

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遠鉄ストアー向宿店

浜松のスパーマーケットは餃子の品揃えが豊富だと聞き、実際にお土産餃子を探しに遠鉄ストアーに行ってきました。

遠鉄ストアーは、遠州鉄道グループが静岡県西部地区に展開しているスパーマーケットで、店内の惣菜コーナーや冷凍食品コーナーでは数多くの浜松餃子を販売していました。

浜松では餃子を店で食べるのは勿論ですが、多くのお客は餃子を持ち帰って自宅で食べるのが主流らしく、何処の餃子店に行っても店内メニューの他に、持ち帰りメニュー(焼餃子、生餃子、冷凍餃子)があると聞いたので、ちょっとビックリしました。

そんな浜松餃子の食文化を支える遠鉄ストアーの餃子販売コーナーは、色々な種類の浜松餃子をお手ごろな価格で提供しているので、下手な土産物店で浜松餃子を探すよりも、浜松市内に沢山ある遠鉄ストアーに行った方が便利でコスパが良いと思いました。

ちなみにA爺さんは、冷凍の「石松ぎょうざ」「五味八珍」「マルマツ」の3種類の浜松餃子を購入し、保冷バックに詰め込んでお土産として東京まで持ち帰りました。(^^)v

遠鉄ストアー向宿店

 

 

道の駅「掛川」

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道の駅「掛川」

春のツーリングの最後は、お腹いっぱいで眠気と闘いながら国道1号線を東進して、天竜川を越えて掛川市まで行き、道の駅「掛川」に立ち寄って一息入れました。

道の駅「掛川」は、国道一号線のバイパスである「日坂バイパス」の上り線沿いにある大きな駐車場を備えた施設です。お土産、農産物、乳製品、お肉などの物販所やレストランなどが併設されていました。

休憩後は直ぐ近くにある「島田金谷IC」から新東名に乗り、清水PA(上り)までマスツーリングを楽しんで、その後は流れ解散としてそれぞれのペースで家路に就きました。

道の駅「掛川」

 

 

感想

今回のツーリングは、運悪るく移動性低気圧とガチでぶつかってしまい、荒れた天候を覚悟して浜松へ向けて出発しました.しかし、メンバーの日頃の行いが良いせいか、ホテルで酔っぱらって寝ている間に大雨と強風をやり過ごすことができたので本当にラッキーでした。

二日目の日帰り参加のメンバーのみが、東名の足柄パーキングで足止めを喰らいましたが、それでも午前中には何とか浜松に到着することができました。

久々の宿泊ツーリングでしたが、やっぱり一泊すると時間に余裕があるので思い切り浜松を楽しむことができました。観て、喰って、飲んでと三拍子揃った楽しい春のツーリングでした。

みなさん、お疲れ様でした。

 

 

 

MT-09Tracer 車検

MT-09Tracer車検の写真
MT-09Tracer車検完了

MT-09Traceも購入してから早3年が経過し、走行距離も20,000Kmを越えて、この4月に始めての車検となりました。

ずっとお付き合いしてきてた「二輪館ACTY」が閉店となってしまい、車検をどこにお願いしようかと悩んでいたのですが、あまりノンビリとしていると二輪同好会の「春のツーリング」に間に合わなくなってしまうため、飛び込みで行った地元の大型二輪車を専門とするオートバイショップに車検をお願いすることにしました。

 

見積もり

先ずはオートバイを持ち込んで、見積もりの作成をお願いしました。目視の点検では後輪のタイヤがかなり消耗しているということなので、今回は憧れていた「MICHELIN ROAD5」に交換することにしました。

その結果の見積もり金額は、全て込々で18万円弱という結構なお値段となってしまいました(^^;

MT-09Tracer車検の写真
MT-09Tracerの車検見積書

 

車検完了

3月の下旬にオートバイを引き渡し、約2週間で整備と車検を終えて、4月の上旬に戻ってきました。車検を終えたTracerはすこぶる調子が良く、特にエンジンの吹き上がりにストレスを全く感じなくなりました。

MT-09Tracer車検の写真
MT-09Tracerの車検整備記録

 

支払い

支払金額の方は、特に追加の作業や部品交換も無かったので、見積金額とほぼ同額となっていました。

4月はたまたま車の車検と重なってしまったので、ダブル車検となってしまい財布にはちょっと痛かったです(^^;

MT-09Tracer車検の写真
MT-09Tracerの車検請求書

 

感想

車検費用については、初めてお付き合いするオートバイショップなので特に期待はしていませんでしたが、整備作業については全く問題はありませんでした。エンジンが調子良すぎて、ついついオーバーペースになってしまうぐらいです。

今回交換したMICHELIN ROAD5は、乗り心地やハンドリングがとても良くオートバイが軽く感じられる程です。

以前の標準装備タイヤは、フル加速するとオートバイのパワーに付いて来れず後輪が横流れしていると感じることがありましたが、ROAD5は路面にしっかりと食いついている感じで、Tracerの前輪を軽々と浮かしてしまうぐらいの加速でも安定しています。

また、高速道路でのクイックなハンドル操作でも、タイヤが腰砕けすることもなくしっかりと付いてくるので、ドキッとする様なことも無く思い通りの走行ラインで走れます。

 

 

羽田空港バイク駐輪場を利用して飛行機に搭乗してみた

羽田空港までバイクで行って、そこから飛行機に乗れたらいいのにな!と思って調べてみたところ、羽田空港にはバイク駐輪場があることが判ったので、今回飛行機で帰省する際に実践してみました。

ネットで調べた羽田空港のバイク駐車場の情報はどれも古いものばかり。駐車料金はわかったものの、利用方法やどんな場所に止められるのかの具体的な情報が少なかったので、やや不安になりながらも、「だったらレポートしちゃえ!」ってことで行ってきました。

利用方法(入場時)

羽田空港国内線の駐車場はP1からP4まで4カ所あります。これ以外に国際線ターミナルにも駐車場がありますが、今回は国内線の駐車場についてレポートします。

4カ所の駐車場のうち自動二輪車(オートバイ)が駐車できるのは、P1とP4の2カ所です。第1ターミナルを利用する場合にはP1、第2ターミナルを利用する場合はP4がターミナルに直結していて便利です。

今回はJALに搭乗予定だったため、第1ターミナルに直結しているP1を利用しました。

P1の入口にはバイク専用レーンがあります、ストリートビューの入口部分の一番右がバイク専用レーンです。バイク用の発券機で駐車券を受け取り入場します。

バイク駐輪場は1階に何カ所かあるようです。今回はターミナル連絡橋に一番近い場所に駐車することにしました。

さらに奥にも駐車できるスペースがあります。駐車スペースはきちんと区切ってあるといった感じではなく、車両の大きさに応じて比較的自由に空いている場所に止めることが出来ます。

駐車料金

駐車料金は、最初の30分は無料。以降30分ごと50円。1日最大500円となっています(2018年4月現在)。今回は3日間駐車したので1,500円でした。ちなみに普通自動車を3日間駐車すると4,500円(ただし出場時間により異なる)なので、バイクの駐輪料金の安さがおわかりいただけると思います。

料金については下記サイトで案内されています。

羽田空港国内線旅客ターミナルP1・P4駐車料金

つぎに、公共交通機関を利用した場合とのコストを比較してみました。自宅から最寄りのリムジンバス乗り場まで電車で出て、そこからバスで羽田空港に行く場合の費用は3,600円、自宅から中央道、首都高を使って羽田空港に3日間駐車した場合の費用は4,240円(ETC割)となります。燃料代を考慮しなければ3日程度の駐車なら十分選択肢としてありえると思います。

利用方法(退場時)

バイクが利用できるゲート式駐車場の場合、退場時のゲートでの精算が意外と煩わしかったりしますが、羽田空港の場合は事前精算機で支払を済ませておくことができます。支払方法は現金以外にクレジットカードやEdyも利用できるようです。ちなみにJALカード、ANAカードの特約店のようです。

事前精算機で精算を済ませたあとは、15分以内に退出しなければならないようです。バイクの場合は、車と違って出発に時間がかかることが多いので、あまりのんびり準備をしていると15分経過してしまうかもしれません。

出場時もバイク専用ゲートがあります。精算済の駐車券を入れるだけでスムーズに出場できます。

実際に利用してみた感想

羽田空港までの交通手段にはいくつかあると思います。電車、モノレール、バスなどの公共交通機関を利用される方が多いと思います。

しかし、私が住んでいる東京の多摩地域は、羽田空港までのアクセスが良くなく、電車を乗り継いだ場合、2時間近くかかります。リムジンバスを利用した場合、バスの乗車時間は1時間程度ですが、やはりバス乗り場まで向かうことを考えると1時間30分~2時間はかかってしまいます。

ところが今回、バイクで羽田空港まで行った結果、なんと乗車時間は40分と、予想以上に早く到着することがわかりました。出発前の準備や、到着後の駐輪に要する時間を考慮しても1時間あれば羽田空港まで行ける計算です。ただしこれはあくまで、早朝の渋滞がない時間帯でのことなので、平日の日中などはこれよりも時間がかかると思います。

自宅が中央道の国立府中ICから近いこともあり、バイクを利用したことによる時間短縮の恩恵が最大限得られる結果となりました。また、羽田空港までの電車やバスの時間を調べなくてよいというのもとても楽ちんです。行と帰りの天候さえ確認しておけば、あとはフライトの時間にあわせて出発すればよいので、羽田空港からの飛行機の旅がバイクのおかげでグッと手軽なものになりました。