寒い日には「担々麺」

 

具琥の写真
具琥の外観

中華&カフェ「具琥(グコウ)」

A爺さんが良く行く南房総の鴨川市にあるお店です。たまたま峯岡中央林道(1~4号線)を全線走破する林道ツーリングに行った際に、尾根伝いの林道から長狭平野側の主基地区へ下って田んぼの中をオートバイでウロウロしている時に発見しました。

よくもまぁ、こんな田んぼの真ん中にお店を開いたなという場所にある、中華料理とカフェやスイーツを提供する小さなお店です。以前は田んぼの中の一軒家でしたが、最近はお隣にもう一軒お家が建っています。

もともとは横浜市の青葉台で中華レストランを営んでいて、2013年に今の場所に移転してきた様です。ご夫婦と小さな赤ちゃんの三人で頑張っていらっしゃいました。

お店の場所は県道34号線(長狭街道)から主基地区側に向かって、直線距離で約500mぐらい入った田んぼの中にあります。具体的には鴨川市横渚の国道128号線との交差点から、県道34号線(長狭街道)を保田方面に向かって約5.5km、右側にENEOSのスタンド、左側に「古代大賀蓮の里 入口」の看板のある丁字路を左折して、道なりに約1.1km進んだ所にあります。お店の前には駐車スペースが4台分あります。

― 参考情報 ― 具琥のホームぺージ

田んぼを眺めながら

具琥の写真
大山千枚田

鴨川市の長狭平野は温暖であることから、2月までに「田起こし」を終えて、3月には田に水を張り「代かき」をして、その年の気温にもよりますが早い地区では4月始め頃から「田植え」を始める米処です。ここで収穫されるお米(コシヒカリやフサオトメ)は「長狭米」というブランド米で、都内にある江戸前のお寿司さん御用達となっています。また、近隣には急斜面にある棚田で有名な「大山千枚田」、棚田越しに太平洋が眺められる「嶺岡二子棚田」などがあります。

具琥の写真
嶺岡二子棚田

この具琥にはテーブル席と座敷の他にカウンター席があり、カウンター席では食事を摂りながら田んぼを眺められるように横長の窓が設置されています。いつもお一人さまのA爺さんはこの席がお気に入りで、他のお客さんに背を向けて自分たけの世界を楽しんでいます。

このカウンター席の窓からは、田起こしから稲穂が頭を垂れるまでの移り変わり、刈り取りが済んだ荒涼とした田園の風景など、田んぼの様々な景色を眺めることができます。

担々麺

具琥の写真
至福の担々麺

このお店の一押しは「担々麺」です。辛さは「大辛」「中辛」「控えめ」と指定することがき、ただ辛いだけの担々麺ではなく胡麻と焦がしネギの風味が効いた味わい深い濃厚なスープが絶品です。特に冬のツーリングの途中に寄って担々麺を食べると冷えた体も温まり、ツーリングブーツを脱いでお店でゆったりとくつろぐ時間は最高です。

辛いのが苦手の方は、手作りの杏仁豆腐やケーキもあるので食後の口直しができます。おらが丼の食べ歩きに飽きたら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

お料理

レギュラーメニューは、担々麺、からあげ定食、照り唐丼、まんぷく餃子などですが、その他にも季節に合わせて様々なセットメニューが提供されています。

まだ全てのメニューを食べてはいませんが、いままで食べたお料理はどれもとっても美味しかったです。これからも鴨川に行った際には立ち寄って、色々なお料理を食べてみたいと思っています。

 

 

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