冬のツーリング【2019年1月12日(土)】

多摩 モノレール 高幡不動駅の北ロータリー

新しい年を迎え、お正月気分も抜けてきた1月12日(土)に、二輪同好会の「’19冬のツーリング南房総」を挙行しました。今回は、少しでも暖かい所に行って美味しい魚介料理を食べようという企画で、合計4名(バイク4台)で南房総へのツーリングとなりました。

朝7時に高幡不動駅に集合し、いつもの様にLINEのグループトークを設定してツーリングをスタートしました。

当日の天気は、夕方以降から雨という天気予報でしたので、南房総の館山に行って美味しい魚介を食べ、サックリと早めに帰ってこようという計画で出発しました。

行きの行程

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高幡不動駅→ 川崎街道(都道41号線)「大丸」→ アカシア通り(稲城市道1号線)「登戸」→ 多摩沿線道路「川崎市川原町」→ 国道409号線「浮島IC」→ 東京湾アクアライン「木更津・金田IC」→ 県道87号線「木更津港」→ 国道127号線「君津市内箕輪」→ 県道92号線「君津市根本」 → 県道163号線「君津市山滝野」→ 市道山滝野・大坂線「君津市大坂」→ 国道410号線「鴨川市大川面」→ 長狭街道(県道34号線)「鴨川市太尾」→ 県道181号線「鴨川市東町」→ 国道128号線「鴨川市天津」→ 食事処「船よし」
という約123Kmの走行ルートとなりました。

日野から東京湾アクアラインを渡って千葉県の館山を目指して出発しましたが、途中の木更津から君津に行った辺りから本格的な雨模様となってしまいました。いったんオートバイを停めて 広報さんが スマホで雨の様子を確認すると、この先は館山まで内房方面はずっと雨が降っているという状況でした。しかし、少し東側の鴨川方面は雨が降っていないというので、急遽行先を鴨川に変更して山を越えて外房方面に向かうことにしました。

その結果、君津市の山間部では雨に降られましたが、鴨川市に入ってからは雨も上がり、何とか鴨川市天津にある目的地のお店に辿り着くことができました。

お昼ご飯は「船よし」

二階建ておらが丼

今回は、店主が地元の漁師さんで、新鮮で美味しい魚介料理を提供すると評判な「船よし」でお昼をいただくことにしました。

開店前の10時45分頃にお店に 到着し、一番乗りとなりました。身体も冷え切っていたので、開店時間の11時前でしたが入店させていただき、注文前なのに暖かい味噌汁を先に飲ませていただきました。このお店の味噌汁はセルフサービスでお代わり自由という方式で提供しており 、当日は4種類(つみれ汁、あら汁、けんちん汁、いそ汁)の具だくさんの味噌汁が用意されており、身体も心も暖まりました。

そして、海鮮丼のネタが二段式になっている「二階建ておらが丼」、日替わり定食、さば寿司セット、そして鰺フライを各人1枚ずつ注文して料理を待っていると、アッという間に店内は満席となってしまいました。

お刺身は新鮮で天婦羅やフライはサクサクして中身はふっくら柔らくて、とても美味しかったです。最初に味噌汁を何度もお代わりしてしまい、メインの料理に鰺フライまでトッピングしたので、皆さんお腹一杯になってしまいました。

帰りの行程

帰りのルート

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食事処「船よし」→ 国道128号線「鴨川市横渚」→ 長狭街道(県道34号線)「鴨川市太尾」→ 国道410号線「君津市大岩」→ 国道465号線「君津市東粟倉」→ 県道92号線「房総四季の蔵・季楽里」→ 館山自動車道「君津IC」→ 圏央道「木更津JCT」→ 東京湾アクアライン「浮島JCT」→ 首都高湾岸線「大井JCT」→ 首都高中央環状線「西新宿JCT」→ 首都高4号線「高井戸IC」→ 中央高速「国立IC」→ 国道20号線「万願寺」
という約129Kmの走行ルートとなりました。

「船よし」で美味しい魚介を食べてお腹が一杯になって、 12時過ぎに幸せな気分でお店を出たら、雨がポツポツと降り始めてきました。再度スマホで雨の様子を確認すると、鴨川から君津辺りまでで雨が降っている状態でした。

これはもう避けようもなく仕方がないということで濡れる覚悟で出発したところ、雨は直ぐに本降りとなってしまい、ただ黙々と寒い雨の中を走るのみという状態で山越えをして、君津ICの近くにある観光施設「房総四季の蔵・季楽里」に到着し、少し休憩した頃になって雨雲が途切れたのか雨も小降りになってきました。

休憩した後は、君津ICから高速道路を使い、一気に都内を経由して15時過ぎには日野に帰還しました。

雨で戦意喪失


房総四季の蔵・季楽里

君津の県道92号線沿いにある観光施設「房総四季の蔵・季楽里」に着いた時は、手足は濡れ、身体も冷えて、皆さん「船よし」での幸せな気分も吹き飛んで消えてしまい、戦意喪失で「早く帰えりたい」状態となってしまいました。

休憩中、広報さんは足が濡れて冷えてしまったので足湯に入って一時の暖を取り、雨天のワインティング走行で疲れてしまいA爺さんと元幹事長さんはベンチに座り込んでしまいました。一人元気なGSXさんだけは、お土産などを物色して施設内を見学していました。

おまけ

日野に到着して流れ解散した後、元幹事長と広報さんのお二人はオートバイを自宅に置きに帰り立川で再集合して、「立川笑人」へ内側から 身体を 暖めに行きました。

2019年 ツーリング初め

富士川町上高下地区

2019年1月3日(木)に今年最初のツーリングに行ってきました。当日は寒いし、日の暮れるのも早いし、帰省渋滞も予想されたので、行先はいつもの山梨県富士川町高下の上高下地区としました。この場所は富士山が綺麗に臨められる富士ビューポイントで、広域林道の足馴峠線(あしならしとうげ)の入り口となっている所です。ここには駐車場やトイレも設置されており、1月の元旦には初日の出の生中継場所にもなっています。

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林ツーめし

おてんラーメン仕込中

当然、飲食店があるような場所ではないので、昼飯は自炊です。休憩用のベンチが設置されており水道もあるので、定番メニューの「おでんラーメン」を作りました。今回は、途中でスーパーマーケットに寄り、具材にチャーシューとメンマも仕入れてきたので豪華版となりました。ここの標高は650mぐらいですが、やはり冬季はそこそこ寒く、熱い食べ物は冷えた身体を暖めてくれます。

食後の富士山

林ツーコーヒー

お昼を食べ終わった後は、暖かいお茶を飲みながらマッタリと富士山を眺めつつ、A爺さんはウトウトと過ごし、同伴したライダー君は自慢の一眼レフで富士山とオートバイの写真を満足するまで撮影していました。

BMW G310GS カスタムパーツ紹介

BMW G310GS 「Pearl White Metallic」

A爺さんが今までに取り付けてみた G310GSのカスタムパーツを紹介します。

Puig ツーリングスクリーン クリア(9879W)

ノーマルのスクリーンは無しに等しいぐらい小さなものだったので、もっと風をシッカリと防いでくれる大型のスクリーンが欲しくてPuigを選択しました。取り付けも簡単で防風効果も高くなりました。ただしスクリーンが大きくなって空気抵抗が増えたためか、最高速度が多少下がった様に感じます。

BMW G310GS専用グリップヒーターセット

BMWのグリップヒーターは、強弱の2段階切り替え式となっていますが、ハンドカバーと併用するとコタツ状態になり弱で充分に暖かく快適です。動作スイッチはハンドルの中央のハンドルポストに共締めして固定する方式のため、ハンドルポスト周辺の装備品は移動させる必要があります。

埋め込み式シガー電源

ショップに依頼して、12V電源が取り出せるシガーソケットをメタ―パネルの右側に加工して取り付けてもらいました。ここにUSB変換アダプターを差し込んで、スマホやナビの電源を取れる様にしました。

Wunderlich ハンドルアップキット(W40572-001)

疲れるのでなるべく走行時に前傾姿勢をとりたくないため、ハンドル位置を25mmアップしてみました。特にブレーキラインや配線ハーネスとの干渉も無く取り付けられました。乗車姿勢が楽になったかと言われると、その効果は微妙でした。

ZETA ハンドガードセット

ハンドガードを装着するベンドをハンドル側に固定するクランプ(右側)が前輪ブレーキシリンダーから出る配管と干渉するため、オプションのU型クランプを購入して取り付けました。またハンドル幅が広くなるのでハンドルバーエンドのウェイトは取り去ってしまいました。プロテクターはホワイトを選択し、ボディーカラーと合わせてみました。

ODAX アジャスタブルレバーセット(OX-LVS01-BK)

G310GSのロゴ入りの可倒式レバーのセットで、レバー位置が6段階調整、レバー長は無段階調整ができます。特にクラッチレバー側は、自分の好みに合わせられるのでとても便利です。素手でレバーを操作すると、レバー長の調整機構が微妙に指に引っ掛かって痛いのでグローブ着用が必須です。

取り付けた後で判ったことなのですが、このクラッチレバーは左側のスイッチボックスと微妙に干渉してクラッチが完全に切れません。(軽い半クラッチ状態)そのため、クラッチレバー側の干渉する部分を削り取る加工をしたところ、クラッチが完全に切れるようになりました。G310GSの専用パーツなのに、出来が悪い製品でした。

スロットルアシスト

歳のせいか長距離走行すると手首が疲れるので、スロットルを握らずにコントロールできるスロットルアシストを取り付けました。ただしG310GSのスロットルは可動量が大きいので一般道走行時と高速道走行時とでセットする位置を調整しないと少し使いづらいです。

SPIRIT BEAST アクセサリ拡張テンションバー

グリップヒーターとハンドガードを取り付けた影響で、ハンドルに装着していたナビホルダー、スマホホルダー、ライトスイッチ等の取り付けるスペースが無くなってしまいました。追い出されたパーツの取付けスペースを確保するため、ハンドルの補強も兼ねて、ハンドルの左右を繋ぐ22.2mm径のテンションバーを取り付けました。これにより、パーツの取付けスペースが二階建てとなって、全てのパーツを取り付けることができました。

Movaics SONY nav-u NV-U37/U35 フォルダー

センターポストにカーナビ(SONY NV-U35)を取り付けるスペースがなくなってしまったので、専用フォルダーを購入してテンションバーにナビフォルダーを取り付けました。個人的には生産中止となってしまったSONYのNUVシリーズのナビが使いやすかったので復活を待ち望んでます。

Tiakia スマートフォンホルダー

ハンドルや拡張テンションバーに固定するスペースが無くなってしまったので、左のバックミラーと共締めで取り付けるタイプのスマホホルダーに変更しました。緩衝材のスポンジゴムを両面テープのマジックテープに変えて、スマホの脱落防止としました。位置的には以前よりもスマホ画面が近くなり見やすくなって良かったです。

ODAX LEDヘッドライトバルブH4(OX-KH-H4W)

G310GSのノーマルバルブはハロゲンでしたので、より明るいタイプのLEDバブルに交換しました。冷却ファンが無いタイプなので、通常のバルブ交換の要領で取り付けることができました。実際の夜間走行してみたところでは、以前より少し明るくなったと感じる程度の効果でした。

BMW 高光度LEDウインカーセット

オフロード系のオートバイのはウィンカーは、小さい方が収まりが良いと思って、純正品のLEDウィンカーに交換しました。外形は小さいけれど、非常に明るいウィンカーで見た目もスッキリしました。

MOTOSTAR バイク汎用 LED フォグランプ

IP67防水と謳っているわりには、ラフな造作の中華製LEDサブライトです。イカリング付きが気にって取り付けてみました。4極リレーと5極リレーを組み合わせて配線回路を自作して、イカリングはデイライト代わりに常時点燈とし、フォグランプはテンションバーに取り付けたスイッチで点燈できるようにしました。大型レンズの効果によりフォグランプというよりはスポットライト的な照射範囲ですが、そこそこ明るくなりました。

Beretta Production ニーグリップパッド(BP-K04)

パッドはNBR(工業用ゴム)材質で、六角パターン模様と製品刻印などで仕上がっています。ニーグリップした時に膝がタンクに当たる部分に両面テープで貼り付けました。膝の滑りは解消して、効果は十分にありました。

GIVI トップケース モノロック(E43NTL ADV)

スクエア形状のハードケースで、43Lの容量がありヘルメットも楽々収納できます。付属品として取付用WIDEベース、ネット、底面パットが付いています。ベースは無加工でG310GSのキャリに取り付けられました。形状が四角いので、格納スペースを有効に使えて非常に気に入っています。

TANAX ミニシェルケース カーボン柄(MFK-234)

当初はGIVIの小型サイドケース(E22)を取り付けようかと思ったのですが、マフラーとリアキャリアの張り出しの2ヶ所が干渉するので取付けをあきらめて、小型のサイドバッグ (容量22L 片側11L)にしました。取り付けた結果、見た目のバランスも悪くないので良かったと思います。片方にレインウェアと温泉セット、もう一方にラーツーセットを格納しています。オプションでレインカバーが販売されていますが、値段が高い割には見た目が安っぽいので使っていません。

キジマ ヘルメットロック(BM-05012)

外国製のオートバイは、ヘルメットホルダーが付いていないのが普通ということなので、左側のフレームに取り付けました。長時間バイクを離れる時に使っています。

POWER BRONZE ラジエターカバー

オフロード走行時のラジエター保護のためにステンレス製のカバーを取り付けてみました。最近になって安価で様々なタイプのG310GS専用ラジエターカバーが発売されているので、購入するのを少し早まったと後悔しています。

ヘプコ&ベッカー エンジンガード(502-6507-0001)

オフロード走行を想定して、転倒時のダメージを緩和するために取り付けました。かなり頑丈な製品で、デザイン的にもG310GSの雰囲気に合っていると思います。同シリーズにタンクガードも販売されていますが、少しゴツイ感じだったので今回はタンクガードは取り付けませんでした。

psler エンジンアンダーガード(FE0036BA)

ノーマルはプラスチック製のアンダーガードなのですが、オフロード走行中に落ちていた太めの枝が刺さってヒビが入ってしまったので、強度の高いアルミ合金製のものに交換しました。エンジンの前方にあるオイルフィルターとも干渉せずに、簡単に取り付けることができました。

FATExpress フロント ブレーキ キャリパー ガード

何となくポチってしまったので取り付けましたが、チープな感じのアルミの整形板なので、ガード効果も怪しいです。

R&G フェンダーレスキット(RG-LP0239BK)

オフロード系のオートバイは、リヤフェンダーが張り出しているとカッコ悪いので、フェンダーレスキットを取り付けました。ノーマルのリヤフェンダーを取り外す作業で苦労しましたが、配線の差し替えなどは簡単にできました。付属品のリヤランプが非常に安っぽかったので、G310GSのノーマルのリヤランプが取り付けられるようにフェンダーを加工して取付けました。G310GSの後ろ姿が締まってカッコ良くなりました。

FATExpress マッドガード

フェンダーレスキットを取り付けたところ、オフロード走行時にあまりにも泥や小石の跳ね上げが酷いので、マッドガードを取り付けてみました。効果は今のところ未検証ですが、もう少し小さなタイプが販売されたら交換するかもしれません。

P Prettyia リヤブレーキペダル カバー

G310GSのリヤブレーキは、ペダルをかなり深く踏み込まないとブレーキが効かないため、オフロードブーツだと足首が痛くなってしまうので踵でペダル操作していました。そのため1000Km点検時にショップに踏みしろ調整を依頼したところ、調整できないという回答でした。仕方が無いので少しでも踏みしろが減るようと思い取り付けてみましたが、ほとんど効果はありませんでした。

R&G キックスタンドシュー(RG-PKS0110SI)

未舗装地でサイドスタンドを掛けた時に、サイドスタンドが地面にめり込んでバイクが転倒しないために取り付けました。接地面積が大きくなったので、何処でも気にせずにサイドスタンドが掛けられるようになりました。製品の厚みが5mm程度あるため、サイドスタンド長が少し長くなってしまいます。最近になって安価なタイプのG310GS用製品が発売されているので、購入を少し早まったと後悔しています。

サイドスタンドのショート加工

ノーマルのサイドスタンドが長いせいか、サイドスタンドを掛けてもオートバイが左側にあまり傾かず、またバイクに跨ってサイドスタンドを上げる時に微妙にバイクを右に傾けないとサイドスタンドが上がらないため、対策を考えていました。またサイドスタンドにエクステンションを取り付けたので更に現象が悪化してしまいました。そのためサイドスタンドを25mm短くする加工(黄色の矢印部分)を近所の鉄工所にお願いしました。効果は絶大でサイドスタンドを上げるのが非常に楽になりました。でもカット長は、20mmでも良かったかも…

MOTO BEAK サイドスタンドアシストフック

サイドスタンドのスプリングが強力なのか、サイドスタンドを上げるのに固くて手こずるため、サイドスタンドに後付けでアシストフックを取り付けてみた。足を掛けやすくなったので、少しはサイドスタンドを上げやすくなりました。

電子スイッチ保護カバー

林道ツーリングに行って法面崩壊で大きな落石が路上に散乱していた道を通過した際、うっかりとサイドスタンドの上にある電子スイッチ(センサー)の保護カバーに落石をぶつけてしまいました。それに気づかず里に降りてサイドスタンドを降ろしたら、エンジンが停止してしまいました。原因は純正の保護カバーは樹脂製で泥除け程度の強度しか無いため、落石とぶつかった時に中の電子スイッチも一緒に壊れてしまいました。そのためサイドスタンドを上げたという信号が車載コンピューターに伝わらなくなってしまいました。
 エンジンを掛けてギアを入れると、車載コンピューターはサイドスタンドが降りていると判断して、エンジンを停止させてしまう状態になってしまい自走できず、ロードサービスを呼んでショップまで運んでもらうことになってしまいました。
 今回、Amazonでアルミ合金製の強度のありそうな保護カバーを見つけたので、早速交換しました。合わせて10mm×20mmのアルミ製角材をエンジンガードから延ばして保護カバーの前に突き出るように取り付けて二重の保護対策を講じました。

北総の小江戸 佐原ツーリング

伊能忠孝記念館の前

12月16日(日)に千葉県香取市にある佐原へ広報さんとツーリングに行ってきました。佐原の街並みを以前から散策してみたかったので、今回は広報さんの大型二輪車での長距離走行練習を兼ねて二人で日帰りツーリングをしてきました。

当初、朝の7時に出発する予定でしたが、久々に火を入れたMT-09Tracerが冬の寒さも重なってバッテリーが弱ってしまいエンジンがかからないというトラブル発生。急遽、車を引っ張り出してブースターケーブルで給電して、何とかエンジン始動というアクシデントに見舞われて1時間遅れの8時出発となりました。

朝から思わぬ時間を消費してしまったので、時間短縮のために行きのルートは
中央道の国立IC → 首都高速道 → 首都高湾岸線 → 東関東道 → 佐原香取IC
約120Kmの行程を1時間半ぐらいで走行して佐原にある「伊能忠孝記念館」の駐車場(オートバイは無料)に10時頃に到着しました。

 

小江戸佐原の街並み散策

小野川

今回はオートバイを駐車場に置いて、小野川の両岸に連なる古い商家が建ち並ぶ街並みを散策しながら楽しみました。

先ずは冷えた身体を温めることも兼ねて、ご当地の歴史的な偉人を紹介する「伊能忠孝記念館」に入り、伊能忠孝の偉業をお勉強しました。

それから記念館でいただいた散策マップを頼りに小野川沿いの古い商家を見学しながら街並みを散策しました。シーズンオフということと午前中でもあったため、観光客も少なくゆっくりと写真を撮りながら散策が楽しめました。

 

お昼ごはん

恋する豚の他人丼

小野川沿いに保存されている商家は昔の家業とは異なるお店が多くあり、その中には日本料理店をはじめフレンチ、イタリアン、カフェなどの飲食系のお店もたくさんあり、どのお店に入るのか迷ってしまうぐらいです。

鰻、寿司、海鮮と悩んだ末に「板前割烹 真亜房」という和食店に入って、地元ブランド豚の「恋する豚」を使った「他人丼」をいただきました。

 

お土産

元幹事長さんから、佐原に行くのであれば油茂製油店の胡麻油を買ってきて欲しいとリクエストされていたので食後の散策で寄ってみました。このお店は創業350余年の歴史を誇る製油店で、小野川の忠敬橋(ちゅうけいばし)から県道55号線に沿って東へ50mぐらい行ったところにあり、これまた立派な古い商家でした。

その後、駐車場まで戻ってオートバイに乗って「川の駅 水郷さわら」に行き、地場のお土産を色々と物色して楽しみました。ここは特産品販売施設だけではなく利根川沿いの地の利を生かして、マリーナ、カヌー乗り場、観光船乗り場、湿原観察施設などが併設されていました。

 

帰り道

圏央道「菖蒲 パーキング」

帰りのルートは冬至も近く日が暮れるのも早いので、手っ取り早く圏央道の神崎ICから青梅ICまで千葉県、茨城県、埼玉県をグルリと回る約150Kmの道のりを走行する大型二輪車でのクルージングを広報さんに 堪能してもらって帰還しました。

その後は一度自宅に戻って着替え、いつもの様に反省会と称して居酒屋に飲み行き、快い疲労感で爆睡しました。

秋のツーリング【2018年11月4日(日)】

紅葉の芦川の写真
紅葉の芦川

秋の気配が深まってきた11/4(日)に、二輪同好会の「’18秋のツーリング富士川町」を挙行しました。今回は、明るい時間帯が日毎に短くなってきたため近場で美しい紅葉を見ようという企画で、合計4名(バイク4台)でのツーリングとなりました。

いつもの様に朝7時に道の駅「たきやま」に集合し、みんなでLINEのグループトークを設定してツーリングをスタートしました。

しかし、当日の天気は曇り時々雨の予報で、午後は遅くなればなるほど降水確率が高くなる状況でした。天気予報によると関東地方は太平洋側にあった移動性高気圧が通過して、局所的な小さな低気圧が沿岸に発生し、南側から湿った暖かい空気が関東に流れ込み雨雲が発生するとのことでした。

午前9時の天気図
午前9時の天気

 

行きの行程

行きの行程図
行きの行程

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道の駅「たきやま」→ 国道20号線「藤野」→ 山梨県道35号線「都留市」 → 国道139号線「富士吉田市」→ 国道137号線「河口湖町」→ 山梨県道31号線「河口湖もみじ祭り」→山梨県道719「若彦トンネル」→ 山梨県道36号線「おごっそ家」→ 国道358線「下九一色」→ 山梨県道36号線「市川大門」→ 国道52号線「鰍沢」→ 山梨県道407号線「つくたべ館」という約125Kmの走行ルートとなりました。

八王子を出発した時には曇天でしたが、山梨県道35号線の雛鶴峠辺りからは小雨模様となってしまい、富士吉田市までは霧雨の降る様なハッキリとしない天気でした。

途中の川口湖では「もみじ祭り」の真っ最中でしたが天候が今ひとつだっため、紅葉したモミジを横目で見ながら足早に通過してしまいました。

しかし、若彦トンネルを抜けて芦川町に到着した頃には雨も止んで気温も徐々に上がってきて、紅葉が綺麗に色づく山々を見ながら気持ち良くワインティング走行が楽しめました。

 

芦川農産物直売所「おごっそう家」

川口湖畔から若彦トンネルを通って、芦川町に入り「おごっそ家」で休憩を取り、記念写真を撮りました。ちょうど周辺の山々は紅葉が真っ盛りで、秋を満喫できる景色が楽しめました。

この施設は芦川村で取れた野菜や果物、それらを材料とした総菜などの様々な加工品が販売されており、食堂も併設されています。

今回は通りませんでしたが、山梨県道36号線の八代町と芦川村の間には鳥坂峠というヘアピンカーブが連続した難所があり、腕自慢のライダーがドライバーが遊びに来る有名なルートがあります。

休憩した後は、芦川渓谷の綺麗な紅葉につつまれたワインティングを爽快に飛ばして昼食会場に向かいました。

 

つくたべかん

つくたべ館(1)の写真
つくたべ館

お昼ご飯は、大柳川上流にある富士川町十谷地区の伝統の郷土料理「みみ」を提供する「つくたべかん」で事前に予約しておいた「みみ御膳」を食べました。

「みみ御膳」は、味噌仕立てのみみ汁、天婦羅、味噌蒟蒻、おにぎり、香の物、蕎麦饅頭が付いた御膳料理で、皆さんお腹が一杯になりました。

この「みみ」という平べったくて、短い饂飩の様な伝統食材を使った料理は、人気漫画の「美味しん坊」でも紹介され、今では近隣の観光施設でも提供されるようになりました。

この「つくたべかん」という施設は、とことんこだわった味噌作りやそば打ち、富士川町十谷に伝わる「みみ」作りなどを通して、忘れてはならない日本の伝承料理を「つくって」「たべて」「かんじて」ほしいという気持ちを込めて名づけられたそうです。

 

帰りの行程

帰りの行程図
帰りの行程

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山梨県道407号線「つくたべ館」→  国道52号線「増穂町」→ 国道140号線「市川大門」→ 金川曽根広域農道「一宮町」→ 国道20号線「勝沼町」→ 中央高速道「大月IC」→ 【いつもの抜け道】で和田峠経由

当日の甲府盆地の天気は、盆地部分だけがポッカリと晴れているという不思議な天気で、スマホで天気予報を確認したところ北西から雨雲が迫ってきていたので、当初予定していた立ち寄り処の富士山ビューポイントの「高下(たかさがり)」から雪化粧した富士山を見ることをあきらめて、途中でお土産を買ってサッサと帰路につくことにしました。

帰りのルートは、A爺さんのお気に入りの甲府盆地の南側の山麓を縫うよう繋ぐワインティング「金川曽根広域農道」を使って、先ずは一宮町まで移動することにしました。

そして勝沼町まで来てみると中央高速が連休二日目の午後ということもあり、14時過ぎの時点で小仏トンネルを先頭に15Km以上の大渋滞という状況でした。

そのため、まだ渋滞していない勝沼IC~大月ICまでは高速道を使って移動し、大月ICから先は高速道を降りて、いつもの裏道ルートを使って北西から攻めてくる雨雲と追いかけっこするという状況になりました。

最終的には17時ぐらいには日野市内に到着しましたが、最後の最後で雨に降られてしまいました。

 

清月(さいげつ)

清月(1)の写真
清月

A爺さんの甲府土産の定番「清月」のイタリアン・ロールケーキを途中の増穂店で購入しました。

この清月は、もともとは和菓子の製造・販売から始まったのですが、何と洋菓子もイケルんですよ。イタリアン・ロールケーキはもう20年ぐらいのお付き合いで、飽きることなく今でも大ファンです。

工場を併設している南アルプス市桃園の本店では、今では当たり前に見かけるハードタイプのシュークリーム「シュクレ」を昔から販売していました。お店でシューにカスタードクリームを注入してくれて、「2時間以内にお召しあがりください」という能書きが当時は斬新なキャッチでした。

しかし、残念なことに今回寄った増穂店では「シュクレ」は取り扱っていませんでしたが、テーブルとイスを置いた広いイートインの様な試食部屋が設置されており、無料で挽きたてコーヒーや日本茶が飲めて、しかも清月の製品が試食し放題というサービスを提供していました。

 

最後は反省会

今回のツーリングは、当初は「晴れ」の天気予報が数日前に曇り時々雨に変わってしまい、また日の暮れる時間も早くなり、さらに中央自動車道が午後から大渋滞という悪条件が重なってしまい、かなりのハイペースでのツーリングになってしまい、トコトコと紅葉を楽しむ時間が取れませんでした。

反省点としては、やはりこの時期のツーリングは、走行距離を抑えてピンポイントで観光を楽しむツーリングを設定しないと、後半に時間が足りなくなってしまうということを改めて感じました。

ツーリングを終えて日野に戻ってから、いつもの様にバイクを置いて再集合して反省会と称した飲み会で締めました。

今回は多摩モノレールの立川南駅にほど近い「カツオ」という地酒飲み放題コースのあるお店に行き、程よい疲労もあり地酒を飲んで気持ち良く昇天してしまいました(^^;

 

付け足し情報

2018秋のツーリングの写真
富士川町上高下

今回は時間が無くて立ち寄ることができませんでしたが、富士川町高下(たかさがり)の上高下地区(かみたかさがり)に富士山が綺麗に臨める富士山ビューポイントがあります。

この場所は、お正月の元旦にテレビでよく放送される初日の出の生中継場所ともなっています。東屋やトイレもあり駐車場も整備されているので、気軽に美しい富士山を眺めながら休憩ができます。

 

 

双子の兄弟車で秩父へツーリング

兄弟車ツーリングの写真
道の駅「たきやま」

A爺さんは最近、歳のため年々体力が衰えてきており、大型二輪車の取り回しもきつくなってきたので今回、思い切って軽いモデルのオートバイを購入しました。

購入したのはBMWのG310GSというオートバイで、排気量313ccの単気筒DOHCエンジンを搭載したアドベンチャータイプのモデルです。車重は170Kgとかなり軽量で取り回しも楽チンなので、ヒラリヒラリとワインティングや林道を走行することができます。

G310GSの諸元

そんな真新しいオートバイが届いた翌日にエンジンの馴らし運転を兼ねて、秩父方面へツーリングに行く事になりました。今回はG310GSの「Racing red」と「Pearl white metallic」の色違いの双子の兄弟車で、レッドは走行距離250Km、ホワイトは走行距離26Kmという状態で、どちらも買ったばかりの新車なので最初はエンジン回転数6,000rpmを越えない様に気を使っての走行となりました。

 

BMW G310GS「Racing red」

兄弟車ツーリングの写真
G310GS_Red

 

BMW G310GS「Pearl white metallic」

兄弟車ツーリングの写真
G310GS_White

 

行きのルート

兄弟車ツーリングの写真
行きのルート

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道の駅「滝山」→ JR青梅線「小作駅」→ 岩倉温泉 → 飯能大河原工業団地 → 西部池袋線「武蔵横手駅」→ 林道「関の入線」→ 林道「中野線」→ 林道「権現道線」→ 林道「奥武蔵2号線」→ 林道「奥武蔵1号線」→ 林道「奈田良線」→ 林道「秩父高原線」→ 秩父高原牧場 → 風布「日本の里」→ 林道「茨戸線」→ 寄居町 → 林道「陣見山線」→ 林道「上武秩父線」→ 道の駅「両神」→ 「民宿すぎの子」

今回は3連休の初日(2019年9月22日の土曜日)ということもあり、高速道路や主要国道が渋滞していることが予想されたので、絶対に渋滞しない完抜け林道を使ったルートで秩父方面に向かいました。

朝の6時30分に出発して途中で朝食を摂り、先ずは青梅経由で飯能を目指します。西部池袋線「武蔵横手駅」から林道に入り山を登り始めたのですが、休日の朝ということもあり多くのハイカーやトレイルランナーが林道におり、道も濡れて狭かっため安全運転で走行しました。

尾根まで登り切ったところから始まる奥武蔵グリーンラインでは、雲が低く尾根にかかっていて白いガスで前が見えない様な状態だったので、やはりペースが上がらず、かなり時間をロスしてしまいました。

寄居町に入ってガソリンを補充してからは、曇ってはいましたが天候も落ち着き、快調に走行できるようになりました。

 

古民家で昼食

兄弟車ツーリングの写真
すぎの子御膳

昼食は秩父市にある茅葺き屋根の合掌造りで有名な「民宿すぎの子」に予約をして、 築300年の梁が見事なお部屋で、秩父で取れた天然の山の幸を使った手作り料理が並ぶ「すぎの子御膳」をいただきました。

庭で飼っているワン子の犬小屋も茅葺き屋根で、小屋の中では黒の柴犬がくつろいだ姿で昼寝をしていました(^^;

 

帰りのルート

兄弟車ツーリングの写真
帰りのルート

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「民宿すぎの子」→ 西部秩父駅 → 道の駅「秩父」→ 正丸トンネル → 林道「子の山線」→ 子ノ権現天竜寺 → 林道「双沢線」→ 林道「栃屋谷線」→ 林道「原市場名栗線」→ 名栗湖 → JR青梅線「日向和田駅」→ 日の出町 → あきるの市 → 八王子市 → 日野市

両神あたりでは霧雨が降っていましたが、秩父駅まで下ると天気は持ち直しました。帰りルートに選んだ国道140号線と国道299号線は秩父市役所から羊山公園にかけてかなり渋滞していましたが、単気筒のスリムなオートバイだったので華麗にすり抜けて子ノ権現に向かいました。

 

子ノ権現天龍寺

兄弟車ツーリングの写真
子ノ権現

子ノ権現天龍寺(ねのごんげ てんりゅうじ)の縁起に「魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん」とあり、古より足腰守護の神仏として広く信仰を集めているといことで、最近足腰が弱ってきたA爺さんは、お参りしてお縋りすることにしました。

寺は飯能市の北部のとんでもなく辺鄙な場所にあり、四輪車がすれ違がえない様な細い一部コンクリート舗装の林道をエンジンを唸らせながら登っていくと山の頂上に本堂があります。

子ノ権現をお参りした帰りの林道「双沢線」(ならびさわ)は、とても狭くて物凄い急な下り坂で、さらにヘアピンカーブが連続するためローギア入れっぱなしで下りました。

 

最後は「立川笑人」

自宅に戻り軽くシャワーを浴びて着替え、いつもの立川笑人に行き、今日の反省会を行いました。

今回は林道を存分に走り込んでみましたが、初めて乗るオートバイにもかかわらず楽しくツーリングをすることができました。

軽量な車両とエンジンパワーのバランスが取れていて、扱いやすいことが大きく寄与していると思います。また、今回は林道と一般道を使った約280Kmのツーリングとなりましたが、途中で疲れを覚えることもなく快適に走破することができました。

シートは見た目には特に厚いとか硬いとか特徴はないのですが、素材や形状など様々な工夫をしているらしく、お尻が痛くなることも全く無かったので、ドイツ人設計者の拘りをシートの性能からも感じることができました。

朝も早く起きて出かけたことから、22時を過ぎた頃にはお酒も入り眠くて目を開けていられなくなったのでタクシーで帰還しました。

 

 

 

昔は田舎の万事屋、今はお洒落なカフェ

Feliciaの写真
ケーキセット

 

Falicia(旧「相模屋」)

千葉県市原市の国道409号線沿いにあるお店です。以前は万事屋(よろずや)「相模屋」として営業しており、店内にある冷蔵ショーケースの片隅で、ヒッソリと手作りケーキの販売のみしていましたが、2016年秋にリニューアルしてお洒落なカフェ「Felicia」に変身しました。

最近はマンパワーにも余力ができた様で、ランチ営業も午前11時から午後5時まで延長して営業するようになったみたいです。

お母さんと娘さんの二人がメインとなって営業しており、ケーキやランチの食材には地元の果物、野菜、牛乳、卵がふんだんに使われており、とても美味しいお料理やスイーツを提供してくれるお店です。

お母さんの方は、朝の8時頃からお店の掃除などをしながら開店準備をしていて、9時には入店させてくれます。房総方面へのツーリングの際には、最初の休憩ポイントとして便利なお店でもあります。

 

外観と店内

Feliciaの写真
概観(1)

お店は国道409号線沿いにあります。青色の壁に白い文字で「Felicia」と書かれてています。駐車場はお店の横に5~6台が駐車可能です。

店内はテーブルが全部で5つあり、4席のテーブルが3つ、2席のテーブルが2つあります。

手作りケーキは、ピース売りは冷蔵ショーケースの中に、ホール売りは冷蔵ケースの中に置かれています。パン類も販売しています。

 

手作りケーキ

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ブルーベリーのチーズケーキ

手作りケーキは各種「プリンケーキ」や各種「チーズケーキ」があり、四季に合わせて「季節のケーキ」もあります。

最近は、テラミスや杏仁豆腐なども始めています。どのケーキも素材の味が引き立つ様に甘さを控えていて、普段は甘いものはあまり食べないA爺さんも1ピース200円というお手ごろ価格もあり、いつも必ず2つは食べてしまいます(^^;

 

手作りランチ

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アートミックスランチ

ランチメニューも少しづつ種類も増えてきたこともあり、お昼頃になると地元のおじさん達やおばさん達が昼食を食べに来て店内は賑やかになります。お料理は、ライトなものからヘビーなものまで色々と揃っています。

ローストビーフとイタリア風ミートボール「ポルペッティーネ」がお店のお勧めで、全てのお料理には地野菜がタップリと添えられていてボリュームもあってとても美味しいです。

A爺さんは、男性にはパンを一斤の中をくり抜いて牛スジカレーを詰め込んだ食べ応えのある「パンカレーセット」、女性には「ローストビーフと山盛りサラダセット」をお勧めします。

 

 メニュー

Feliciaの写真
ベリー&アップルのチーズケーキ

メニューは、ランチ、ケーキ、飲み物が色々と取り揃っていました。どのランチにもタップリの地野菜サラダ、スープ、飲み物(コーヒー、紅茶、オレンジジュースから選択)が付いています。

 

アクセス

お店の目印としては、店の正面上にある青色の壁に白文字で「Felicia」と書いてあるのと、お店の前に自動売機が3台設置されているところでしょうか。

近隣観光施設には、最近有名になった地質時代区分「チバニアン(地球磁場逆転期)」、高滝湖市原像の国笠森観音などがあります。林道マニアのA爺さんは、「月崎素掘り隧道群」の散策をお勧めします。

 

余談「バス停」

Feliciaの写真
概観(2)

今でもお店の前にあるバス停の名前は、以前の屋号のままで「相模屋前」となっています。

さすがにお店の都合では、バス停の名前までは変更できなかったのでしょうね。以前は赤色の壁に白文字で「Sagamiya」と書いてあったかと思います。

現在でも店内の隅っこには、相模屋時代の商品棚が残っていて、万事屋としての商品も並んでいて販売しています。

 

 

夏のツーリング【2018年8月18日(土)】

'18夏のツーリングの写真
集合

夏の猛暑が一段落した8/18(土)に、二輪同好会の「’18夏のツーリング朝霧高原」を挙行しました。今回は、日帰りで涼しいところに行って富士山を見ようという企画で、合計6名(バイク4台、車2台)でのツーリングとなりました。

8月18日(土)の朝7時頃に道の駅「たきやま」に集合し、みんなでLINEのグループトークを設定してツーリングをスタートしました。

 

行きの行程

'18夏のツーリングの写真
行きの行程

道の駅「たきやま」→ 国道20号線「藤野」→ 山梨県道35号線「都留市」 → 国道139号線「富士吉田市」→ 国道137号線「御坂みち」→ 山梨県道708号線「天下茶屋」→蕪入沢上芦川林道「芦川村」→ 山梨県道36号線「川座敷すずらん」→ 国道358線「精進湖」→ 国道139号線「鳴沢村」→ 山梨県道71号線「富士ミルクランド」というルートになりました。

Googleマップで行程を見る

先ずは国道20号線を使って大垂水峠を越えて、参加メンバー二人と合流するために藤野町のコンビニへと向かいました。今回、新しくメンバーとしてゴルフR乗りの学員が参加してくれることになり、待ち合わせのコンビニで合流しました。

このゴルフRという車は、一見すると紺色のおとなしそうなハッチバック車ですが、実は310psのエンジンを搭載したフルタイム四駆車で二輪車に負けない動力性能をもった「羊の皮を被った狼」です。

 

天下茶屋(標高1,345m)

'18夏のツーリングの写真
天下茶屋から臨む富士山

河口湖町から御坂みちの旧道となる山梨県道708号線を使って御坂峠にある「天下茶屋」に向かいました。当日は晴れて湿度も低かったので、茶屋からは河口湖越しに夏の雄大な富士山を見ることができメンバー全員感動でした。また、茶屋までの登り区間は、TracerとGSXの2台はドッグファイトごっこで楽しみました。

 

蕪入沢上芦川林道(最高標高1,442m)

'18夏のツーリングの写真
アクシデント

御坂峠から芦川村まで最短距離で行ける舗装林道「蕪入沢上芦川線」を使って上芦川へ向かったのですが、途中でアクシデントが発生。ハチロクが落石を踏んでしまい、左前輪のタイヤサイドを切ってパンクしてしまいました。そのためハチロクはツーリングを途中離脱して、修理のためカーローダーで立川のディーラーまで搬送されることになってしまいました。

 

川座敷「すずらん」(標高963m)

カーローダーが到着するまでの間、川座敷「すずらん」で昼食を摂ることにしました。この食事処は芦川の最上流にあるオートキャンプ場を兼ねたお店で、きれいな水が流れる谷川の木陰にある窓ガラスが無いとても涼しいお座敷で、地野菜天ぷらと熱々の「手打ほうとう」をいただきました。そして食べ終わった後は、満腹のため座敷でお昼寝タイムとなりました。

 

富士ミルクランド(標高607m)

'18夏のツーリングの写真
ミルクランド

昼食後は芦川渓谷を抜け、精進湖と西湖の湖畔を回って、富士の樹海で有名な「青木ヶ原」を貫く山梨県道71号線に入り、富士山も眺めながらワインティングを気持ちよく走り抜けました。途中にある「富士ミルクランド」では、お決まりの濃厚ソフトクリームをみんなで食べながらひと休み。ここでNinnjyaの菊りんさんは、沼津方面へ別行動ということでお別れしました。

 

帰りの行程

'18夏のツーリングの写真
帰りの行程

静岡県道414号線「富士宮市猪之頭」→ 湯之奥猪之頭林道「下部温泉」→ 国道52号線「六郷IC」 → 中部横断自動車道「双葉JCT」→ 中央高速道「大月IC」→ 一般道抜け道「相模湖」→ 国道20号線「日野」というルートになりました。

Googleマップで行程を見る

 

湯之奥猪之頭林道(最高標高1,442m)

'18夏のツーリングの写真
湯之奥猪之頭トンネルの中

林道「湯之奥猪之頭線」は朝霧高原から下部温泉へ抜けられる林道で、途中にある湯之奥猪之頭トンネルの中から富士山を臨むことができる有名な富士ビューポイントです。当日は夕方にもかかわらず湿度が低かったので富士山が綺麗に見え、寒いぐらいの気温でした。

 

いつもの抜け道

ツーリングの前半で少しゆっくりし過ぎたので、下部温泉に着いた時点午後4時を回っていたため、予定を変更して高速道路を使って距離を稼ぐことにしました。

2017年3月に開通した中部横断自動車道の六郷ICから中央自動車道の大月ICまで一気に移動したところで、中央自動車道が小仏トンネルを先頭に20Kmの渋滞だったので大月ICで降りて、いつもの抜け道を通って相模湖東ICの手前に出て、あとは国道20号線で日野方面へ戻りました。

 

ハチロク復活

日野へ戻っている途中でハチロクオーナーの「てつやん」から連絡があり、ホイルは無事でタイヤ交換をしてハチロクは復活し、走行可能になったと報告がありました。無事の生還とハチロクの復活を祝して、またもや最後は日野の居酒屋で打ち上げをして今回のツーリングを〆ました。

 

 

 

二輪車用ドライブレコーダーを装着してみた

二輪車用ドラレコの写真
Obestドラレコ

今回、取付けたのはOBEST社の二輪車用ドライブレコーダー(OB-D03)という中国製の製品で、AMAZONで衝動買いしました。

価格的には約9,000円と安かったのですが、製品が届いてから良く見たら防水仕様はカメラ部分だけで、本体は防水仕様ではないという落ちでした(^^;

なお、画像データを保存するマイクロSDメモリーカードは付属されていないので、別に用意する必要があります。

【製品仕様】
ブランド:OBEST
製品型名:C6
本体色:ブラック
接続ポート:USB2.0
Gセンサー:3段階(強中弱)
電池: Lithium ion
電圧:DC 3.7~5V
電流:450~470mAh
ストレージー環境:-20~60°
作業温度:0~60°
乾湿度:15~60%RH
電源アダプター:入力側DC 12-24 出力側DC 5.0V 最大1500mA
ダブルカメラ録画:サポート
緊急データーロック:サポート
正味重量:66g
製品寸法:82×62×21mm
録画時間:32GBのメモリーカードで約4.5時間(D1設定)

 

本体の防水対策

二輪車用ドラレコの写真
格納ケースの防水加工

製品本体が防水仕様ではないので、本体を水気から守るために簡易防水のケースに入れることにし、早速100均ショップに行って手頃なサイズのケース(幼児用お弁当箱)を買ってきて加工しました。

まずドライブレコーダー本体から出ている4本のケーブルをケースの外に出せるようにするため側面に穴を空けて、その後にケースとケーブルの間にできた隙間をグルーガン(ホットボンド)を使って埋めながらケーブルも固定しました。

次にドライブレコーダー本体がケースの中で振動の影響を受けない様にするために、ケース内側に粗目のスポンジを敷きました。
最後にケースをバイクに固定するためにケースの底に粘着式のマジックテーブを貼りました。

実は一この作業で番大変だったのはドライブレコーダー本体を格納するケースの設置スペースをシート下に確保することでした。シート下にある既存のETC本体をシート下にあるフレームの中に移動させるために一度シート下にあるフレームの一部をバラして、ETC用配線の取り回しを変更するのに苦労しました。

前方カメラの取り付け

二輪車用ドラレコの写真
前方カメラ

フロントフェンダーの上に取り付けるか、バイク前面の本体に取り付けるか悩んだのですが、カメラを可動部分に取り付けるとケーブルの取り回しが大変になるので、左右にあるフォグランプを固定している既存ステーに取り付けることにしました。

カメラ本体の取り付け作業は、非常に簡単で両面テープでステーに貼り付けた後、4本のケーブルタイ(結束バンド)で補強も兼ねて固定しました。

カメラ用ケーブルの配線作業では、針金ハンガーをバラして直線状にして、ケーブルと針金をビニールテープで巻いて固定し、先ず針金をフロントフォーク側から燃料タンクの左下を探りながらシート側へ貫通させ、あとは針金を引っ張ればケーブルがタンクの後方側から出てきます。

 

後方カメラの取り付け

二輪車用ドラレコの写真
後方カメラ

左右のサイドケースを固定するためのサイドケース用ステーがナンバープレーの下にあるので、この既存のステーに取り付けることにしました。

雨天の走行時に後輪が跳ね上げる泥水がカメラに掛かることが心配でしたが、もし画像の写り具合に影響が出るようであれば、泥除けパーツを自作して追加で取り付けようかと思っています。

カメラ本体の取り付け作業は、前方カメラと同じ方法で固定しました。

ケーブルの配線作業は、リアのフレームカバーに多少隙間があったので、その隙間からシート下へ配線を出しました。また、後方カメラのケーブルには後輪が跳ね上げた小石などが当たる可能性があるので、スリットチュープ(コルゲートチューブ)を使って保護する対策を取りました。

 

電源の取り出し

二輪車用ドラレコの写真
電源取り出し

利用できる電源としてはシート下にナンバープレート灯の配線ケーブルがあったので、このケーブルから配線コネクター(エレクトロタップ)を使ってケーブルを分岐させて電源を取り出しました。

 

結線作業

二輪車用ドラレコの写真
結線作業

最後にドライブレコーダー本体から出ているカメラ1(黄色)とカメラ2(黄色)、電源(赤色)のコネクターに各ケーブルを結線し、余ったケーブルを整えて隙間に収納して、取付けと配線の作業は完了しました。

残りの1本(黒色)は、ドライブレコーダー本体をパソコンに接続する際に使用するUSBケーブル用なので、走行中は使用しないため結線せずに防水キャップを自作して取付けました。

録画した画像をドライブレコーダー本体の2インチ画面で見ることもできますが、画面が小さくて良く見えないので基本はマイクロSDメモリーカードを本体から抜いてパソコンで再生して見ることにしました。

 

動作確認

 

梱包されていた取扱説明書が英語版と中国語版しかなかったので、販売元へメールで取扱説明書の日本語版の有無を問い合わせたところ、速攻でPDFデータをメールで送ってくれました。C6使用説明書(日本語版)

ドライブレコーダーの設定作業では、設定メニュー項目の「使用言語」で日本語を選択すると設定メニューが日本語で表示されたので比較的簡単に終えることができました。

しかし、設定作業で日時や動作条件などを何度設定しても、電源を一度切ると設定値が元に戻ってしまうという現象が発生し、今のところ原因不明です。したがって、テスト録画の日付は実際に録画した日付とは異なった表示になっています。

その後、販売元にメールで問い合わせたところファームのバージョンアップが必要との連絡があり、指定された手順でファームの更新をしましたが改善されませんでした。

再度販売元にメールで問い合わせたところ、返金するので製品を送り返せと連絡がありましたが、肝心の返送先住所を連絡をしてこないという最悪の対応でした。返信されてくるメールに記述されている日本語も「てにをは」が少し変な感じなので、中国からメールしているのかもしれません。

 

感想

二輪車用ドラレコの写真
取付け作業完了

二輪車専用の製品にもかかわらず本体が防水仕様じゃないのには笑っちゃいましたが防水対策について何とか対応できれば、この価格であれば我慢できる範囲だと思います。

録画した画像は正直言ってそれほど期待していなかった通り、クオリティーは高くありませんでしたが、あとで何があったかぐらいは確認できる程度の画像です。

結局、そのご販売元から返信が無いので動作設定については改善できず、日時等の設定はエンジンを切る度に初期値になってしまいます。

中華製品に対して特に偏見を持ってはいないですが、今回は残念な製品を購入してしまいました。

 

 

GIVI社製のツールボックスを取り付けてみた

GIVI ToolBoxの写真
GIVI ToolBoxパッケージ

GIVIのサイドケース用ステーの内側(後輪側)に装着するツールボックスを取付けてみました。いわゆる隙間家具みたいな製品で、サイドケース用ステーと後輪の間に取付ける工具入れです。

ツールボックスを取付けるための汎用ステーは別売りで、A爺さんは以下の通販サイトから購入しました。

GIVI社製 パニアステー併用 ツールボックス(S250)
価格 9,900円 (税別、送料別)

GIVI社製 パニアステー併用 ツールボックス 汎用取付けステー(S250KIT)
価格 7,400円 (税別、送料別)

【ご注意】
この製品をインターネット検索で探している時に偶然に詐欺サイトらしき「https://www.cccsstore.top/」という通販サイトを見つけてしまいました。

サイト内の「よくある質問」に「クレジットカードは使えますか?」とあり、「VISA、JCB、マスターカード、アメリカン・エクスプレス、ダイナースカードの各種クレジットカードがご利用いただけます。」と回答していますが、実施の発注手続きでは「銀行振込」しか選べません。また「代金引換」が選択できないのに、「代金引換では領収書は発行できない」と矛盾する回答も記載されていました。

その他に掲載している「会社概要」もデタラメで、本社所在地は東京の江東区なのにFAX番号は「03-5579-67225」と存在しない番号(加入者番号が5桁)となっていました。当然、問合せ用のメールアドレスも掲載していません。皆様、お気を付けください。

 

梱包内容

GIVI ToolBoxの写真
梱包内容

ツールボックスには水の侵入を防ぐためにフタの接触部分にシール材が埋め込まれており、圧着式のフタにはカギが付いています。またツールボックス内には取外し可能な上限の仕切り板があります。

別売りの汎用取付けステーは、GIVI社製の各種サイドケース用ステーに対応できるように伸縮可能な構造となっています。その他に取付けに必要なビスやナットなどの部品や説明書が入っています。

 

取付けに必要な事前加工(1)

GIVI ToolBoxの写真
事前加工(1)

ツールボックス本体は、左右どちらのサイドケース用ホルダーにも取付けられるよう設計されており、実際に取付けるサイドケース用ホルダー側のボックス側面にある4ヵ所の固定用の穴を6.5mmのドリルで貫通させる加工が必要となります。

GIVI ToolBoxの写真
事前加工(1)の結果

穴が貫通したらツールボックスの内側から2つの固定ステーを入れて、各ボルト(4本)に防水用のゴム製O型リングをはめます。

 

取付けに必要な事前加工(2)

GIVI ToolBoxの写真
事前加工(2)

次にサイドケース用ホルダーにツールボックスを固定するために、既存のサイドケース用ホルダーのフック穴にネジを切る加工を行います。このネジを切る作業にはM6(1.0ピッチ)の「タップ」という工具が必要となります。

GIVI ToolBoxの写真
タップ&ダイスのセット

さっそく近所のホームセンターへ買いに行ったところ、タップとタップホルダーを各単品で購入する金額に少し足せば「タップ&ダイスのセット」が購入できるので、A爺さんはセットの製品(税込で1,764円)を購入しました。

 

組立・取付け

GIVI ToolBoxの写真

取付けステーの事前加工さえ済んでしまえば、後はスパナと六角レンチで簡単に組み立て取り付けることができました。最初は取付けステーを仮に組み上げて取付け位置を調整し、ナットを本締めすれば完了です。

GIVI ToolBoxの写真
取付けステーの仮止め

A爺さんはフェンダーレスキットを取付けていたため、ツールボックス本体が多少ウィンカーと干渉しましたが問題無い範囲だったのでそのまま組み上げてしまいました。

 

感想

GIVI ToolBoxの写真
積載した甲工具類

今回、取付けたツールボックスには、レンチセット(2種)、ドライバーセット、マルチツール、LEDライト、補修材を格納しました。瞬間パンク修理材は格納しきれなかったため、反対側の右サイドケース用ステーの隙間にインシュロック(結束バンド)で固定して取付けました。
最近のオートバイは、ETCやABS装置など搭載機器が増えてシート下のスペースが殆ど無いので、隙間家具的なこの製品はとっても便利だと思います。

 

参考

今回、ツールボックスに入れた補修材は、水に濡らして巻き付ければ20分で硬化してしまう「FiberFix補修テープ」という製品で、骨折した時にギブスで使用するものに似ています。

ウィンカーステーやブレーキレバーなどが折れた際に使えるかと思いAMAZONでテープ(2.5cm幅X100cm)3巻入りを購入してみました。製品仕様は、以下の通りです。

製造国:中国
商品内容物:FiberFix、作業用手袋、サンドペーパー、ビニールテープ
形式:グラスファイバー製テープ
色:黒
ラップ巻き回数:最低6回巻/水漏れ箇所8回以上
硬化時間:表面硬化5分/完全硬化20分
圧縮強度:236N/cm(φ 48/6層)
引張り強度:241N/cm/409N/cm(1層/2層)
耐水圧:2MPa(8層)