BMW G310GS カスタムパーツ紹介

BMW G310GS 「Pearl White Metallic」

A爺さんが今までに取り付けてみた G310GSのカスタムパーツを紹介します。

Puig ツーリングスクリーン クリア(9879W)

ノーマルのスクリーンは無しに等しいぐらい小さなものだったので、もっと風をシッカリと防いでくれる大型のスクリーンが欲しくてPuigを選択しました。取り付けも簡単で防風効果も高くなりました。ただしスクリーンが大きくなって空気抵抗が増えたためか、最高速度が多少下がった様に感じます。

BMW G310GS専用グリップヒーターセット

BMWのグリップヒーターは、強弱の2段階切り替え式となっていますが、ハンドカバーと併用するとコタツ状態になり弱で充分に暖かく快適です。動作スイッチはハンドルの中央のハンドルポストに共締めして固定する方式のため、ハンドルポスト周辺の装備品は移動させる必要があります。

埋め込み式シガー電源

ショップに依頼して、12V電源が取り出せるシガーソケットをメタ―パネルの右側に加工して取り付けてもらいました。ここにUSB変換アダプターを差し込んで、スマホやナビの電源を取れる様にしました。

Wunderlich ハンドルアップキット(W40572-001)

疲れるのでなるべく走行時に前傾姿勢をとりたくないため、ハンドル位置を25mmアップしてみました。特にブレーキラインや配線ハーネスとの干渉も無く取り付けられました。乗車姿勢が楽になったかと言われると、その効果は微妙でした。

ZETA ハンドガードセット

ハンドガードを装着するベンドをハンドル側に固定するクランプ(右側)が前輪ブレーキシリンダーから出る配管と干渉するため、オプションのU型クランプを購入して取り付けました。またハンドル幅が広くなるのでハンドルバーエンドのウェイトは取り去ってしまいました。プロテクターはホワイトを選択し、ボディーカラーと合わせてみました。

ODAX アジャスタブルレバーセット(OX-LVS01-BK)

G310GSのロゴ入りの可倒式レバーのセットで、レバー位置が6段階調整、レバー長は無段階調整ができます。特にクラッチレバー側は、自分の好みに合わせられるのでとても便利です。素手でレバーを操作すると、レバー長の調整機構が微妙に指に引っ掛かって痛いのでグローブ着用が必須です。

取り付けた後で判ったことなのですが、このクラッチレバーは左側のスイッチボックスと微妙に干渉してクラッチが完全に切れません。(軽い半クラッチ状態)そのため、クラッチレバー側の干渉する部分を削り取る加工をしたところ、クラッチが完全に切れるようになりました。G310GSの専用パーツなのに、出来が悪い製品でした。

スロットルアシスト

歳のせいか長距離走行すると手首が疲れるので、スロットルを握らずにコントロールできるスロットルアシストを取り付けました。ただしG310GSのスロットルは可動量が大きいので一般道走行時と高速道走行時とでセットする位置を調整しないと少し使いづらいです。

SPIRIT BEAST アクセサリ拡張テンションバー

グリップヒーターとハンドガードを取り付けた影響で、ハンドルに装着していたナビホルダー、スマホホルダー、ライトスイッチ等の取り付けるスペースが無くなってしまいました。追い出されたパーツの取付けスペースを確保するため、ハンドルの補強も兼ねて、ハンドルの左右を繋ぐ22.2mm径のテンションバーを取り付けました。これにより、パーツの取付けスペースが二階建てとなって、全てのパーツを取り付けることができました。

Movaics SONY nav-u NV-U37/U35 フォルダー

センターポストにカーナビ(SONY NV-U35)を取り付けるスペースがなくなってしまったので、専用フォルダーを購入してテンションバーにナビフォルダーを取り付けました。個人的には生産中止となってしまったSONYのNUVシリーズのナビが使いやすかったので復活を待ち望んでます。

Tiakia スマートフォンホルダー

ハンドルや拡張テンションバーに固定するスペースが無くなってしまったので、左のバックミラーと共締めで取り付けるタイプのスマホホルダーに変更しました。緩衝材のスポンジゴムを両面テープのマジックテープに変えて、スマホの脱落防止としました。位置的には以前よりもスマホ画面が近くなり見やすくなって良かったです。

ODAX LEDヘッドライトバルブH4(OX-KH-H4W)

G310GSのノーマルバルブはハロゲンでしたので、より明るいタイプのLEDバブルに交換しました。冷却ファンが無いタイプなので、通常のバルブ交換の要領で取り付けることができました。実際の夜間走行してみたところでは、以前より少し明るくなったと感じる程度の効果でした。

BMW 高光度LEDウインカーセット

オフロード系のオートバイのはウィンカーは、小さい方が収まりが良いと思って、純正品のLEDウィンカーに交換しました。外形は小さいけれど、非常に明るいウィンカーで見た目もスッキリしました。

MOTOSTAR バイク汎用 LED フォグランプ

IP67防水と謳っているわりには、ラフな造作の中華製LEDサブライトです。イカリング付きが気にって取り付けてみました。4極リレーと5極リレーを組み合わせて配線回路を自作して、イカリングはデイライト代わりに常時点燈とし、フォグランプはテンションバーに取り付けたスイッチで点燈できるようにしました。大型レンズの効果によりフォグランプというよりはスポットライト的な照射範囲ですが、そこそこ明るくなりました。

Beretta Production ニーグリップパッド(BP-K04)

パッドはNBR(工業用ゴム)材質で、六角パターン模様と製品刻印などで仕上がっています。ニーグリップした時に膝がタンクに当たる部分に両面テープで貼り付けました。膝の滑りは解消して、効果は十分にありました。

GIVI トップケース モノロック(E43NTL ADV)

スクエア形状のハードケースで、43Lの容量がありヘルメットも楽々収納できます。付属品として取付用WIDEベース、ネット、底面パットが付いています。ベースは無加工でG310GSのキャリに取り付けられました。形状が四角いので、格納スペースを有効に使えて非常に気に入っています。

TANAX ミニシェルケース カーボン柄(MFK-234)

当初はGIVIの小型サイドケース(E22)を取り付けようかと思ったのですが、マフラーとリアキャリアの張り出しの2ヶ所が干渉するので取付けをあきらめて、小型のサイドバッグ (容量22L 片側11L)にしました。取り付けた結果、見た目のバランスも悪くないので良かったと思います。片方にレインウェアと温泉セット、もう一方にラーツーセットを格納しています。オプションでレインカバーが販売されていますが、値段が高い割には見た目が安っぽいので使っていません。

キジマ ヘルメットロック(BM-05012)

外国製のオートバイは、ヘルメットホルダーが付いていないのが普通ということなので、左側のフレームに取り付けました。長時間バイクを離れる時に使っています。

POWER BRONZE ラジエターカバー

オフロード走行時のラジエター保護のためにステンレス製のカバーを取り付けてみました。最近になって安価で様々なタイプのG310GS専用ラジエターカバーが発売されているので、購入するのを少し早まったと後悔しています。

ヘプコ&ベッカー エンジンガード(502-6507-0001)

オフロード走行を想定して、転倒時のダメージを緩和するために取り付けました。かなり頑丈な製品で、デザイン的にもG310GSの雰囲気に合っていると思います。同シリーズにタンクガードも販売されていますが、少しゴツイ感じだったので今回はタンクガードは取り付けませんでした。

psler エンジンアンダーガード(FE0036BA)

ノーマルはプラスチック製のアンダーガードなのですが、オフロード走行中に落ちていた太めの枝が刺さってヒビが入ってしまったので、強度の高いアルミ合金製のものに交換しました。エンジンの前方にあるオイルフィルターとも干渉せずに、簡単に取り付けることができました。

FATExpress フロント ブレーキ キャリパー ガード

何となくポチってしまったので取り付けましたが、チープな感じのアルミの整形板なので、ガード効果も怪しいです。

R&G フェンダーレスキット(RG-LP0239BK)

オフロード系のオートバイは、リヤフェンダーが張り出しているとカッコ悪いので、フェンダーレスキットを取り付けました。ノーマルのリヤフェンダーを取り外す作業で苦労しましたが、配線の差し替えなどは簡単にできました。付属品のリヤランプが非常に安っぽかったので、G310GSのノーマルのリヤランプが取り付けられるようにフェンダーを加工して取付けました。G310GSの後ろ姿が締まってカッコ良くなりました。

FATExpress マッドガード

フェンダーレスキットを取り付けたところ、オフロード走行時にあまりにも泥や小石の跳ね上げが酷いので、マッドガードを取り付けてみました。効果は今のところ未検証ですが、もう少し小さなタイプが販売されたら交換するかもしれません。

P Prettyia リヤブレーキペダル カバー

G310GSのリヤブレーキは、ペダルをかなり深く踏み込まないとブレーキが効かないため、オフロードブーツだと足首が痛くなってしまうので踵でペダル操作していました。そのため1000Km点検時にショップに踏みしろ調整を依頼したところ、調整できないという回答でした。仕方が無いので少しでも踏みしろが減るようと思い取り付けてみましたが、ほとんど効果はありませんでした。

R&G キックスタンドシュー(RG-PKS0110SI)

未舗装地でサイドスタンドを掛けた時に、サイドスタンドが地面にめり込んでバイクが転倒しないために取り付けました。接地面積が大きくなったので、何処でも気にせずにサイドスタンドが掛けられるようになりました。製品の厚みが5mm程度あるため、サイドスタンド長が少し長くなってしまいます。最近になって安価なタイプのG310GS用製品が発売されているので、購入を少し早まったと後悔しています。

サイドスタンドのショート加工

ノーマルのサイドスタンドが長いせいか、サイドスタンドを掛けてもオートバイが左側にあまり傾かず、またバイクに跨ってサイドスタンドを上げる時に微妙にバイクを右に傾けないとサイドスタンドが上がらないため、対策を考えていました。またサイドスタンドにエクステンションを取り付けたので更に現象が悪化してしまいました。そのためサイドスタンドを25mm短くする加工(黄色の矢印部分)を近所の鉄工所にお願いしました。効果は絶大でサイドスタンドを上げるのが非常に楽になりました。でもカット長は、20mmでも良かったかも…

MOTO BEAK サイドスタンドアシストフック

サイドスタンドのスプリングが強力なのか、サイドスタンドを上げるのに固くて手こずるため、サイドスタンドに後付けでアシストフックを取り付けてみた。足を掛けやすくなったので、少しはサイドスタンドを上げやすくなりました。

電子スイッチ保護カバー

林道ツーリングに行って法面崩壊で大きな落石が路上に散乱していた道を通過した際、うっかりとサイドスタンドの上にある電子スイッチ(センサー)の保護カバーに落石をぶつけてしまいました。それに気づかず里に降りてサイドスタンドを降ろしたら、エンジンが停止してしまいました。原因は純正の保護カバーは樹脂製で泥除け程度の強度しか無いため、落石とぶつかった時に中の電子スイッチも一緒に壊れてしまいました。そのためサイドスタンドを上げたという信号が車載コンピューターに伝わらなくなってしまいました。
 エンジンを掛けてギアを入れると、車載コンピューターはサイドスタンドが降りていると判断して、エンジンを停止させてしまう状態になってしまい自走できず、ロードサービスを呼んでショップまで運んでもらうことになってしまいました。
 今回、Amazonでアルミ合金製の強度のありそうな保護カバーを見つけたので、早速交換しました。合わせて10mm×20mmのアルミ製角材をエンジンガードから延ばして保護カバーの前に突き出るように取り付けて二重の保護対策を講じました。

9件のコメント

  1. この大作はG310乗りの先駆的バイブルですね。

    購入時の写真も有って手間がかかっているのがよく分かります。
    アップするのも時間がかかったでしょうが、作業にかかった時間も
    図り知れず。

    庭でバイクをバラしていようもんなら、邪魔だから片付けて
    というご指導が飛んでくるので、せいぜいポン付けものくらいしか
    出来ませんです。

    1. 「邪魔だから片付けて!」はウチも一緒ですけどね(^^:
      オートバイは乗っても、いじっても楽しいですね。今年の年頭の作業は、TDR君を復活させねばと思っています。

  2. GIVI トップケース モノロックベースを使用していますが、どうやってもベースを真っ直ぐにすることが出来ませんでした。汎用ベースのどの穴を使っているのか写真を撮って頂けるとうれしいです。

    1. こんにちは、返事が遅くなって済みません。ベースの取付ボルトの位置がわかる写真を掲載しましたので参考にしてください。また、サイドスタンドの上ある電子スイッチの保護カバーについて追加の記載したので、こちらも参考になれば嬉しいです。

  3. 私もアーマーハンドガードの装着を検討しています。
    バーエンドを取り外して装着されたとのことですが、スロットル操作への影響(干渉して回しづらくなる等)はございませんか?

  4. G310GSの非力さに耐えられず既に手放してしまったのですが、確か平ワッシャーを何枚かスペーサー代わりにかまして締め付けたと思いますが、スロットル操作には全く影響はありませんでした。現在のテネレ700にもアーマーハンドガードを取り付けていますが、こちらはスペーサーを自作して取り付けました。

    1. 既に手放されているのですね。
      私も非力なので乗り続けられるかなと思ってます。

      ご回答ありがとうございました。
      やはりワッシャーが必要ですよね。
      参考にさせて頂き取り付けてみます。
      あと一点教えてください。
      純正バーウェイトのハンドル内のインサートはそのまま利用できましたか?
      それともZETAのエンドに交換されましたでしょうか?

      1. あまり記憶に無くて申し訳ないのですが、確か純正の物をそのまま使った使った様な気がします。手こずったのはU型クランプに中にブレーキラインと右側グリップから出ている配線ハーネスを一緒に通して1ヵ月ぐらい使用していたところ、U型クランプと配線ハーネスが干渉して電流が漏電して車載コンピューターを交換する事態になったので、配線ハーネスはU型クランプと干渉しないように外側を通した方が良いと思います。

  5. U型クランプの取り付けは慎重にしないといけないのですね。
    ご経験をご説明頂き助かりました。
    可能ならアドベンチャー用のクランプも売っているようなので、そちらを購入してみようと思います。

    バーエンドもそのまま行けるようなので良かったです。

    ご丁寧にご説明頂きありがとうございました!

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