ここ数日、急に冷え込み、いよいよ冬が間近に訪れていることを感じさせられます。ライダーにはつらいシーズンの到来ですね。
私は仕事でもバイクを使うので、防寒対策は欠かせません。今年は防寒用品を一通り揃えなければいけないので、順番にレビューしていきたいと思います。
バイクに乗っていて寒さを感じるのは、首、手、足首の3箇所ではないかと思います。まずは、手の対策から。
手の防寒対策には、グリップヒーター、冬用手袋、ヒーター内蔵手袋などありますが、予算のない私は、一番安く、かつ確実にできる防寒対策としてハンドルウォーマーを選択しました。
今回レビューするのはKOMINE AK-021 ネオプレーン ハンドルウォーマーです。価格は2,835円、Webikeで購入。
装着方法
側面にハンドルとブレーキレバーを通す穴が空いているので、そこを通して、脱落防止のひもを適当な場所に結びつけるだけで装着完了。
見た目
思ったほど悪くないです。カラーも黒にしようかと思ったのですが、バイクにあわせて赤にしたところ、そんなに違和感もありません。
使用感
風はほとんど防ぐことができる
風の侵入はほとんど防ぐことができ、寒いと感じることはありません。グローブも冬用のものでなくても、夏用や革のグローブでもよさそうです。
手の出し入れに時間がかかる
風の侵入を防ぐため、手を差し入れる場所にトレーナーの袖口みたいなのがついていて、手を通すのに手間がかかります。右手から先に通す場合は、左手を添えてあげればいいものの、次に左手を通すときにうまく通せず、「アーーーッッ!!」ってなります。
とくにナックルガードの付いたグローブの場合は、引っかかってしまって、なかなか通すことができません。
そのため、信号待ちなどで手を離してしまうと、青になったときにすぐ発進することができないため、自然とハンドルはにぎったままになってしまいます。
ウインカーの操作に慣れが必要
ウインカーなどのスイッチもハンドルウォーマーの上から操作することになります。右ウインカーは親指で向こうに押して倒すだけなのでまだ大丈夫なものの、左は親指にかけて引き寄せないといけないので慣れが必要です。
まとめ
手の防寒対策はみなさんいろいろと苦労されているようで、高価なハンドルウォーマーや冬用グローブを購入するのにはそれなりの勇気がいります。
その点、このハンドルウォーマーは3千円程度で、気軽に、しかも確実に寒さを防いでくれることから、買って損はしない商品ではないかと思います。