2019年10月にキャンピング&トランスポーター用の車両が欲しくてスズキのEVERY WAGON購入しました。そして、車でキャンプに行った時などにチョイ乗り用オートバイとして、車載可能なHONDAモンキーかYAMAHAポッケをずっと探していたのですが、山梨県の甲府にあるショップで良いものを見つけたので購入を決意して引き取りに行ってきました。
車台番号と発動機番号から推定すると、年式は1984年製で型式はZ50Jというモンキーの様です。本当かどうか分かりませんが、走行距離は6,795kmとなっていました。
ランプ類のLED化
エンジンはキック2~3回で始動しますが、発電機の発電能力が低いのかバッテリーが弱っているのか、ギアをニュートラルにしたアイドリング状態だと全てのランプ類は今にも消えそうで、ウインカーは点滅しませんでした。
たぶんバッテリーに原因があるのかと思い、サイドカバーを外してみるとバッテリーの根元の配線が外れていたので、これが原因かと思い配線を繋げてみたのですが結果は同じでした。それじゃと、今度はバッテーリーを充電してみましたが、やはり結果はたいして変わらず如何にも弱々しい点燈状態でした。
ただでさえ小さなオートバイで目立たないのに、ランプ類が貧弱では車から認識されにくく事故にもなりかねないので、バッテリーを新品に交換して、ランプ類をLED化することを決意しました。ところが、なかなか6V系の交換部品が見つからず、かなり手こずるハメとなってしまいました。
ヘッドライトのLED化
楽天で見つけたヘッドライト用のDC6Vの56連 LEDバルブ(右側)です。フィラメント式のヘッドライト球と比較すると、かなり明るくなりましたがアイドリング状態だと電力不足なのか微妙に照度が不安定になります。このLEDバルブはハイビームとロービームの二極式ですが、モンキーにはハイビームとロービームの切り替えスイッチが無いので、今回ヘッドライト球の交換と一緒に、配線を追加してハイビームとロービームの切り替えスイッチをハンドルに取り付けました。
ウインカーのLED化
Amazonで見つけたDC6Vの9連 LEDバルブ(右側)で、色はホワイトで2個セットの販売でした。特に問題なくサックリと交換できました。
テールランプのLED化
Yahooショッピングで見つけたテールランプ用のDC6Vの21連LEDバルブ(右側)です。このバルブを購入する前にモンキー対応という別の製品を購入したのですが、形状が合わないためテールランプ内に取り付けらず、やっとみつけたのがこのLEDバルブでした。このLEDバルブは二極式の段違いピンで、ヘッドライトと連動して低輝度で発光するポジションランプ部分と、ブレーキと連動して高輝度で発光するブレーキランプ部分が一体となっています。
ニュートラルランプのLED化
Amazonで見つけたニュートラルランプ用のDC6Vの集光型LED球(右側)です。ライトケース内に取り付けられているL字型のゴム製アダプター内に、問題なくピッタリと納まりました。
ウインカーリレーの交換
Amazonで見つけたLEDバルブ対応のハイフラ防止ウインカーリレーで(左側)、2極式の6~12V対応です。バルブをLEDに交換してしまうと電気抵抗値が変わってしまい、通常は高速点滅の状態になってしまいますが、モンキーの純正ウインカーリレーでは点滅しないで常時点灯となってしまいました。そのため6VのLEDバルブに対応したウインカーリレーを色々と探したのですが、最初に購入した製品と次に購入した製品は常時点灯で点滅せず、3回目に購入したこの製品でウインカーがやっと正常に点滅してくれました。
大手のオートバイ部品のショップに行って、お店のスタッフさんに相談してみましたが正常に動作すると保障できる製品はなく、実際に購入してもらって試してみるしかないという対応でした。
バッテリーの交換
GSユアサのバイク用バッテリー6N2-2Aの互換製品で、SUPER NATTO / 6N2-2A 6V 開放型です。バッテリーから出ている配線のギボシ端子のオスとメスが逆だったので、端子を取り換えて装着しました。バッテリーの右側に見える黒色の小さな部品はLED用のハイフラ防止ウインカーリレーです。
LED化した結果
バッテリーを交換してランプ類のバルブを全てLED化したところ、ギアをニュートラルにしてニュートラルランプを点燈させたアイドリング状態で、ヘッドライトをハイビームで点燈させ、同時にブレーキをかけてブレーキランプも点燈させて、さらにウインカーを点滅させても全てのランプが問題なく点燈するようになりました。
交換部品を入手するのにかなり手こずりましたが、交換して良かったです。