春のツーリング【2019年5月11日(土)~12日(日)】

ゴールデンウィークの混雑がおさまった5月11日(土)から、1泊2日で二輪同好会の「’19春のツーリング 栃木」を挙行しました。今回は他支部の親父ライダーさん2人も参加して、合計7人(日帰り1名)で栃木県矢板にある中央大学のOBが経営する「矢板温泉 まことの湯」に行き、ツーリングに加えて 併設されたコテージに宿泊して温泉、地酒、グルメを思いっきり楽しんできました。

行きの行程【234Km】

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道の駅「たきやま」 → 圏央道「あきる野IC」→ 関越道「鶴ヶ島JCT」→ 関越道「高坂SA」→ 関越道「東松山IC」→ 国道254号線 → 圏央道「川島IC」→ 圏央道「境古河IC」→ 栃木県道233号線 → 来福酒造 → 国道294号線→「道の駅 にのみや」 → 宇都宮餃子「みんみん真岡店」→ 酒造「外池酒造店」→ 栃木県道255号線 → 栃木県道156号線 →安住神社(バイク神社) → 国道119号線 → 大谷資料館 → 国道293号線 → 栃木県道63号線 → 栃木県道242号線 → 矢板温泉「まことの湯」

当日は、朝の7時に八王子にある道の駅「たきやま」に5人が集合し、残り2人は関越道「高坂SA」で合流してツーリングに出発しました。いつもの様にLINEのグループトークでお喋りしながら、渋滞も無く順調にツーリングをスタートしました。
ところが最初の立ち寄り処の来福酒造に到着してみたら、まさかの定休日で営業していませんでした。以前は土曜日は営業していましたが、働き方改革の影響なのか第2・第4・第5土曜日と日曜日・祝祭日は定休日に変更となっていました。

ちょっと気落ちして、道の駅「にのみや」に寄って一息いれて、昼食場所のある真岡へ向かいました。

宇都宮餃子「みんみん真岡店」

「みんみん真岡店」には開店15分前の11時15分頃に到着しましたが、お店の前には既に長い行列ができており、順番待ちリストに名前を書いて待つことになりました。
開店時間になり順次入店が始まり、もうすぐ満席ということろで奇跡的に最後の7名でぎりぎり滑り込み、カウンター席でしたが全員座ることができました。メニューは焼き餃子、水餃子、揚げ餃子、ライスのみで、お店の餃子への拘りが感じられる設定で、全員3人前ずつ餃子を注文してペロッと完食してしまいました。

外池酒造店「燦爛」

1829年(文政12年)に創業した宇都宮の外池荘五郎商店から1937年(昭和12年)に分家して外池酒造店として創業した醸造所だそうです。この醸造所には資料館や試飲コーナーも併設しており、醸造所の歴史を学ぶことができました。
オートバイなのでお酒の試飲ができないため、オリジナルの甘酒ソフトクリームで我慢して、夜の宴会用のお酒を仕入れることにしました。
また、当日の販売を担当していた女性社員の方がカワサキのEstrellaに乗っているライダーということで、オートバイの話しでも楽しく盛り上がりました。

バイク神社「安住神社」

以前も立ち寄ったことのある安住神社ですが、今回も安全を祈願のため立ち寄ってお参りしてきました。巫女さんのお話によるとゴールデンウィーク期間中は物凄い数のオートバイが訪れたということでした。
今回は参拝者が少なかったので大きな赤い鳥居の前に全員のバイクを並べて、可愛い巫女さんと一緒に記念撮影をすることができました。また巫女さんが親父ライダーとのツーショットにも快く応じてくれたので、親父達は大喜びで後で自慢するための証拠写真を撮っていました。

大谷資料館

宿に向かうには少し時間があったので近隣観光施設を検索したところ、大谷石を切り出した地下鉱脈を見学できる施設があるこが判り、当日は非常に天気が良くライダースーツを着込んで暑かったこともあり、全員賛成ということで立ち寄ることにしました。
行ってみると予想通り地下の見学施設はとても涼しく、ヒートアップした身体をクールダウンしてくれました。また、内部の施設は幻想的な雰囲気を演出しているので、異次元空間に迷い込んだ様な気分になりました。周りでは記念のツーショット写真を撮る若いアベックが多く見受けられ、親父軍団には羨ましくも有りちょっと居心地が悪かったです。

矢板温泉「まことの湯」

ここの温泉は湧き出す源泉の温度が70℃と高いため、内湯も露天も結構熱いお湯なので、地元の方々は身体が温まったら一旦風呂から出て外気にあたったり水風呂に入ったりして身体を冷やして、再び風呂に入るということを繰り返して入浴していました。また、宿泊したコテージにも温泉が引かれており、24時間熱い温泉に入ることができました。宴会は温泉施設の休憩処を兼ねた食堂で催すスタイルで、周りには温泉の一般利用者がいるためちょっとバカ騒ぎはできない雰囲気でしたが、食事の世話をしてくれる食堂のおばちゃん達は明るく気さくで心地良いおもてなしをしていただけました。最後はコテージに戻って、外池酒造店で仕入れたどぶろくと地酒で気持ちよく寝落ちしました。

帰りの行程【245Km】

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矢板温泉「まことの湯」 → 国道461号線 → 国道119号線 → 国道120号線 → 第二いろは坂 → 中禅寺湖 → 「下野國一之宮 日光二荒山神社 中宮祠」 → 第一いろは坂 → 国道122号線 → 道の駅「富弘美術館」→ 群馬県道333号線 → 福豚の里「とんとん広場」→ 群馬県道114号線 → 北関東自動車道「波志江スマートIC」→ 関越道「高崎JCT」→ 関越道「鶴ヶ島JCT」 → 圏央道で流れ解散

参加メンバーから「いろは坂」を走ってみたいというリクエストがあり、矢板から国道122号線のワインティングを気持ち良く走り抜けて日光を目指しました。日光市街もゴールデンウィーク明けのためか全く混んでおらずサックリと通過でき、中禅寺湖で一息入れてから昼食場所のある赤城南麓にへ向かいました。

いろは坂と中禅寺湖

第一いろは坂では、トヨタ86とスズキBndite1200の2台がカッ飛ぶ様にヘアピンカーブを攻め、続いてホンダCB400とBMW310GSホワイトの2台がソコソコ走行、最後にカワサキNinjya1000とBMW310GSレッドがマイペース走行という3グループでのツーリングとなりました。
タイトなヘアピンカーブを堪能した後、終点の中禅寺湖では休憩がてら「下野國一之宮 日光二荒山神社中宮祠」に参拝して厳かな気分にリセットし、後半の第二いろは坂の下りに挑みました。しかし残念なことに大型観光バスが前方を走行していたためペースダウンとなってしまい、眩いばかりの新緑と絶壁に張り付くようにして咲き誇るヤシオつつじを見ながらノンビリと48ヶ所あるヘアピンカーブを下ってきました。

とんとん広場

二日目の昼食は赤城南麓にある農家レストラン「福豚の里 とんとん広場」に立ち寄って、福豚料理を堪能することにしました。支部旅行などでトンカツには色々と因縁があるのですが、また懲りずに食しました。
このレストランでは、林牧場が生産するなさっぱりとした甘みのある脂身と柔らかくてジューシーな肉の味が広がる赤身が自慢の「福豚」と自家菜園や地元新鮮野菜を使った手作り料理にこだわった料理を提供しています。
また、お土産コーナには一般的な地場土産の他に、「副豚」を使った手作りのハム、ソーセージ、ベーコン、惣菜などの加工品も販売されています。

おまけ

昼食を摂った後は、北関東自動車道「波志江スマートIC」から高速道路に入って帰路につき、それぞれの自宅や立ち寄り先にに向かって流れ解散となりました。哲やん、菊りん、広報さんの3人は、いつもの様に自宅にオートバイを置いてから、立川に再集合して「立川笑人」でお土産のソーセージ、ベーコンを肴に、お疲れ様会を催して今回のツーリングを〆ました。

草津白根・上毛三山ツーリング

4月20(土)・21(日)で広報さんと1泊2日のツーリングに行ってきました。今回は、群馬県の山岳ワインティング道をひた走るという企画で、行きと帰りの高速道路以外は真っすぐな道はほどんど走行しなかったというツーリングになりました。

行きの行程 (1)

高幡不動 → 白根山

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広報さんと朝の6時に高幡不動で待ち合わせて出発し、
圏央道「あきる野IC」→ 関越道「鶴ヶ島IC」→ 関越道「沼田IC」→ 国道120号線 → 国道145号線 → 国道353号線 → 県道55号線 → 国道292号線 → 県道59号線 → 有料道路「万座ハイウェイ」→ 県道466号線 → 国道292号線 → 渋峠
で約250Kmの走行となりました。

志賀高原の渋峠

渋峠のホテルで発行している証明書

トップに掲載した写真は、群馬県と長野県の境にある志賀高原の 渋峠峠の道路で標高が2,172mあり、日本の国道で最も標高の 高い場所です。草津温泉からこの地点にたどり着くまでの国道292号線「志賀草津高原ルート」は、道路の両側が雪の壁に囲まれており「雪の回廊」として有名な場所です。ちなみに一般道で日本最標高の場所は、山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境にある大弛峠で標高は2,360mです。

今年は4月19日から一般車両が通行できるようになりましたが、白根山が噴火警戒レベル2(火口から半径1キロ範囲の立入規制)となっていたため、国道292号線の草津温泉から県道466号線との合流地点までの間(約11Km)は、オートバイとオープンカーは通行禁止、一般車は駐停車禁止の交通規制となっていました。

それでも何とかなるだろうと、取り合えず草津温泉まで行ってみたところ、有料道路「万座ハイウェイ(有料)」から迂回すれば、渋峠まで行けるとのお話を地元の人から聞いたので、迂回コースで渋峠を目指しました。

行きの行程(2)

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渋峠で滋賀高原の大自然の雄大さに感動した後は、
渋峠 → 国道292号線 → 県道466号線 → 有料道路「万座ハイウェイ」→ 県道59号線 → 国道292号線 → 国道145号線 → 県道28号線 → 榛名湖 → 県道33号線 → 渋川
宿のある渋川市街に向かいました。

宿に向かう途中、明日の上毛三山制覇に向けて榛名山のワインティングを下見しました。山岳地域から下りた里の景色は、打って変わって満開の桜花がいたるところで咲いており、華やかな桜を見ながら走行し今年二度目の春の訪れを楽しみました。

そして夜は、もちろん居酒屋に飲みに行たのですが、事前にネットで検索したお目当てのお店は既に予約で満席と断れてしまい、慣れない街で居酒屋難民となってしまいましたが、それでも2軒ほど居酒屋に行って地元への経済的支援をしてきました。

帰りの行程


渋川 → 高幡不動

帰りの行程では、上毛三山のワインティングを制覇するため
渋川 → 赤城山 → 榛名山 → 妙義山 → 横川駅 → 上信越道「下仁田IC」→ 関越道「藤岡JCT」→ 関越道「鶴ヶ島JCT」→ 圏央道「日の出IC」→ 高幡不動
とういうルートで、途中で横川駅に立ち寄って昼食に有名な駅弁「横川の釜めし」を食べ て帰りました。

上毛三山パノラマ街道


県立森林公園さくらの里

上毛三山パノラマ街道とは「上毛三山」と呼ばれる「赤城山」、「妙義山」、「榛名山」を結ぶ県道を中心とした道路群です。いずれも漫画「イニシャルD」の舞台となっている道路です。

赤城山

登りで使った県道4号線(前橋赤城線)は、カーブ数が65ヶ所ありますが、道路自体は道幅が広くてとても走りやすい道でした。下りで使った県道16号線(大胡赤城線 )は、カーブ数が98ヶ所あり、道幅が狭くタイトなカーブの連続で乗用車でのすれ違いが厳しい様な場所も数か所ありますが楽しく走行できました。どちらの道路もカーブ毎にナンバー標識が立っているので、あといくつカーブが続くのかが分かります。

榛名山

県道33号線(渋川松井田線 )は、伊香保温泉から榛名湖の間にカーブ数が30ヶ所ありますが、道幅は広く快適ですが、道路自体は道幅が広くてとても走りやすい道でした。榛名湖近くの直線区間にはメロディラインがあり、「静かな湖畔」が聞けるようになっていましたがオートバイだと全く曲として聞こえませんでした。

妙義山

県道196号線(上小坂四ツ家妙義線)は、いくつもの尖った奇岩が広がる妙義山の西側山麓を通って妙技町と下仁田町をつなぐ一般県道です。走り屋対策のためセンターラインにはキャッツアイ、カーブには大量の減速帯(路面が凸凹している )が設置されていて、あまり走りやすいという感じではありませんでした。途中にある県立森林公園さくらの里では、桜が満開で花見客でにぎわっていました。

峠の釜めし

釜めし山菜小そば定食

上毛三山のタイトなコースを走り抜けた後お昼ご飯に「峠の釜めし本舗荻野屋」に寄り、釜めしを食べることにしました。
荻野屋は1885年に横川駅が開業した時に創業した歴史のある有名なお店ですが、その本店は20人も入れば満席となってしまうこじんまりとした古い小さな店舗で、空き待ちで20分ぐらい向かいにある「おぎのや資料館」で時間をつぶしてから入店しました。
釜めしは伝統の味を継承しており、とても美味しく食べられました。

最後は

昼食後は、横川駅から南下して道の駅「しもにた」に寄ってお土産を買い、上信越道の下仁田ICから一気に日野まで高速道路を使って帰りました。そして夕方の17時頃に自宅に到着してシャワーを浴びてから再集合し、いつもの様に地元の居酒屋で飲んだくれて今回のツーリングを〆ました。